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ニューヨーク・東京のマーケット動向を、現役トレーダーが自分たちの目線で語ります。

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  • 05/03/16:01

日経平均は終値で1月23日以来の1万3000円割れ

<国内株式市場>
日経平均 12992.18円(610.84円安)

      12992.18円─13413.63円 出来高 21億2602万株


 国内株式市場で日経平均は大幅続落です。前週末比600円を超える下落となり安値引けとなり、日経平均は終値で1月23日以来の1万3000円割れとなりました。経済指標の悪化などで米経済減速と信用収縮に対する懸念が強まっていることを背景に、スパイラル的な円高進行と株安の連鎖が再び起きています。海外勢の処分売りが出ているという声もあり、依然として外部環境次第の相場ですがが、日本株も正念場を迎えています。


<外国為替市場>           17時時点
ドル/円 102.73/78円   ユーロ/ドル 1.5200/05ドル

 ユーロ/円 156.12/14円


 15時現在のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から円高が進み、103円挟みで取引されました。午前中は前週末からのドル安/円高の流れを受け、2005年1月以来3年ぶりの円高水準となる102.92円まで下落しました。午後の取引では、リスク回避による円買いはいったん収まったものの、日経平均株価.N225600円超下落したことを受け、再び円買いが進み、午後から夕方にかけての取引で102円半ばが視野に入ってきました。102円半ばから下値にはストップロスが並んでおり、市場では101円台で円高を食い止められるかどうかが注目されています。


<短期金融市場>          18時時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.506%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り    ──  (出合いなし) 

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)    99.400(+0.035)

             安値─高値    99.395─99.410


 無担保コール翌日物の加重平均レートは0.506%(速報)となりました。朝方から邦銀勢は0.50%付近、海外勢は0.51─0.52%付近を中心に調達意欲を示し誘導目標を大きく上回るレートでの取引ではありませんでしたが、日銀は即日実行で3000億円の資金供給を実施しました。国債の発行・償還日による決済量の増加や海外勢の資金調達意欲の強さに対し、準備預金残高が減少する見込みで資金にややひっ迫感が生じる可能性があり「後々の金利上昇に備えた資金供給だったのではないか」(外銀)とみられています。オペには約4.5倍の応札があり、案分レートは0.530%となりました。日銀が4日スタートで実施した共通担保資金供給オペは、3月期日分、4月期日分ともにレートは横ばいでした。ユーロ円金先は前週末の海外市場からの株安/債券高の流れを引き継ぎ買いが先行し、中心限月9月限は約3週間ぶりの高値圏を維持しています。
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日経平均株価は14031.30円、206.58円高

<国内株式市場>
日経平均 14031.30円(206.58円高)

      13956.44円─14105.47円 出来高 20億8287万株


 国内株式市場では、日経平均が大幅反発です。米モノライン問題が格付け維持の方向で動いているとの見方から、終値で1月11日以来の1万4000円台回復となりました。ただ、米卸売物価(PPI)の上昇やコンファレンス・ボード(CB)の消費者信頼感指数悪化を受けて米景気への不透明感も強まっており、1万4000円台では先物主導の方向感に乏しい取引が続きました。


<外国為替市場>           17時時点
ドル/円 107.01/06円   ユーロ/ドル 1.5021/26ドル

 ユーロ/円 160.83/86円

午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅ドル安の107円付近で取引されています。前日海外市場の流れを引き継ぎ、ドルは日中から上値の重さが目立ちましたた。夕方の取引でドルは対ユーロ、対スイスフランで最安値を更新し、主要6通貨に対するドルの値動きを示すドル指数.DXYも最安値をつけました。


<短期金融市場>          17時05分
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.509%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.560%(―0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)  99.315(変わらず)

             安値─高値   99.305─99.320


 短期金融市場で無担保コール翌日物が強含みました。資金需給の引き締まりから一部外国銀行の調達水準が切り上がったのが背景のようです。日銀は2営業日連続となる即日供給オペを実施しました。レポ取引でGCレートが安定的に推移したのを反映し、国債買現先オペの落札金利は前回分より小幅低下し、3カ月物政府短期証券(501回債、6月2日償還)の落札利回りは、投資家需要の衰えから前回水準を上回りました。ユーロ円3カ月金利先物は、小動きです。日経平均株価が1万4000円を回復したのが重しでしたが、景気減速懸念が下支えしました。

非鉄金属や石油・石炭、鉄鋼などの資源関連の伸びが目立ち、ゴムは下落

<国内株式市場>
日経平均 13688.28円(377.91円高)

      13439.59円─13783.97円 出来高 21億6802万株



 国内株式市場で日経平均は大幅反発です。後場は一時、前日比で400円を超す上昇となりました。大引けにかけて上げ幅を縮小したものの、終日高値圏での推移となり、前日の米株高を好感して寄り付きから買いが先行しました。中東系ファンドとみられる買いや個人投資家の活発化などが相場を下支えました。後場に入ると、一段高し、債先売り・株先買いが入ったとの観測があり、投資家の買い意欲が強まりました。ただ、1万3800円に近づくと上値が重く、この水準がカベになっているとの見方が出ています。業種別ではほぼ全面高となる中、非鉄金属や石油・石炭、鉄鋼などの資源関連の伸びが目立ち、ゴムは下落です。


<外国為替市場>          15時時点
ドル/円  107.20/25円   ユーロ/ドル 1.4715/20ドル

 ユーロ/円 159.25/29円

 

 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらずの108円前半で取引されています。ドル/円相場は、米インフレ懸念と米利下げ期待の間に挟まれて、狭いレンジ内での売買交錯となっており、きょうこれから発表される米フィラデルフィア地区連銀の製造業業況指数、米新規失業保険申請件数、米1月景気先行指数に注目が集まっています。


<短期金融市場>          15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.510%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り    ―― (出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)   99.325(―0.025)

             安値─高値   99.315─99.340


 短期金融市場で無担保コール翌日物が小幅上昇しました。資金需給がややひっ迫したことが主因のようです。外国銀行が調達水準を切り上げたのを受け、日銀は午後の金融調節で、共通担保資金供給方式により2000億円を即日供給しました。レポGCレートは、利付国債や短期国債の発行が集中する25日スタートが強含みました。一方、ユーロ円3カ月金利先物は株価が上げ幅を広げるなどしたため、期先物を中心に売られたようです。

日経平均株価は13757.91円、122.51円高

<国内株式市場>
日経平均 13757.91円(122.51円高)

      13691.88円─13853.21円 出来高 21億4459万株


 国内株式市場で日経平均は続伸です。後場は一時、前日比で200円を超える上昇となりました。これまで日本株を売ってきた海外投資家の買いが継続しているとの観測が聞かれ、相場を活気づける形となりました。業種別では卸売や銀行、証券の上昇が目立ちました。電気・ガス、パルプ・紙、陸運はさえない展開でした。


<外国為替市場>         17時時点
 ドル/円  107.72/77円   ユーロ/ドル 1.4733/38ドル

 ユーロ/円 158.74/81円


 午後5時のドル/円は、前日ロンドン市場の午後3時時点から下落し、107円後半で取引されています。午後に入っても動意の薄い展開が続いていましたが、中国の利上げのうわさをきっかけに米系証券の大きな売りが出て、ドル/円が急落です。ユーロ/円や英ポンド/円の下落に波及しました。夕方の取引では、ユーロ買い/ドル売りの動きが強まりました。


<短期金融市場>         17時20分
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.499%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り     ──(出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)   99.330(─0.010)

             安値─高値   99.305─99.335


 短期金融市場でユーロ円3カ月金利先物が軟調に推移しました。日銀利下げ観測が後退するなか、短期売買を狙った調整売りが目立ったことが背景のようです。日経平均株価の上昇や債券相場の下落などの外部環境も相場の重しとなりました。無担保コール市場では、翌日物金利が弱含む場面が多く、準備預金の積み初期段階とあって資金を取り急ぐ動きが強まらず、需給が緩んだためのようです。日銀は午後の金融調節で、国債売現先方式により4000億円を即日吸収しました。同方式による吸収オペは1月7日以来です。一方、年度末を越える共通担保資金供給オペ(全店、8000億円)の落札金利は低位横ばいでした。

日経平均株価13068.30円、46.34円高

<国内株式市場>
日経平均 13068.30円(46.34円高)

      13036.62円─13240.26円 出来高 20億8364万株


 国内株式市場で日経平均は小幅続伸です。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が大手金融保証会社(モノライン)3社に対し、地方債8000億ドルの再保証を提案したことはいったん好感されたものの、実現の可能性は低いとの見方が次第に強まりました。前場は欧州やアジアマネーから海運や商社にバスケット買いが入ったものの、後場に入るとヘッジファンドの解約申請期限に伴うとみられる売りが観測され、上げ幅を縮小させました。


<外国為替市場>           15時時点
ドル/円  107.18/21円   ユーロ/ドル 1.4573/78ドル

 ユーロ/円 156.21/32円

 

 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点に比べ小幅円高の107円前半で取引されています。米国債の償還・利払い集中日を今週末に控え、一部国内の大手機関投資家が受け取ったドルを円に替える「円転」需要の高まり、アジア株安などが円買いの背景となりました。


<短期金融市場>           15時30分
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)498回債

               流通利回り  0.550%(変わらず)

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)    99.405(─0.015)

             安値─高値    99.405─99.420


 無担保コール翌日物は、0.50%を中心とした取引となりました。準備預金の積み最終日を控えているが資金を取り急ぐような動きはなく、スポネ(15─18日の翌日物)も0.51─0.52%付近が取引の中心で落ち着いた推移です。海外市場ではLIBORなどが下げ渋っているが、コール市場への影響はみられないようです。年度末越えのターム物の出合いは、一部の証券や外銀の取りで0.7%後半を中心に横ばい圏で推移しています。新発3カ月物政府短期証券(FB)の入札は、潤沢な資金を抱えた国内勢の需要を中心にしっかりとした結果となりました。ユーロ円金先は株高/債券安を嫌気し売りが優勢となりましたが、金融政策の方向性が見極められない中では一方向に大きくポジションを傾けることができず、金先は狭いレンジでの推移が続いています。

日経平均株価は13745.50円、114.20円安

<国内株式市場>
日経平均 13745.50円(114.20円安)

      13665.64円─13821.92円 出来高 20億2626万株


 国内株式市場では、日経平均が反落です。4日の大幅高のあとの戻り売りや利食い売りから、一時は200円近く下落する場面もみられました。決算発表が本格化するなか、米国景気の不透明感を企業業績が織り込み始めており、発表を受けて売り込まれる銘柄が目立ったことも、市場のセンチメントを悪化させたようです。


<外国為替市場>        15時時点
ドル/円  106.84/89円   ユーロ/ドル 1.4811/16ドル

 ユーロ/円 158.34/37円


 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅高の106円後半で取引されています。オーストラリア準備銀行は5日午後、市場の予想通り25bp(ベーシスポイント)の利上げを決めました。大幅利下げの米ドルや先行き不透明のユーロなど、主要通貨の方向性が鮮明になってきたことを受け、対円相場にも微妙な変化が出ると指摘する声も出てきています。


<短期金融市場>         15時45分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50─0.51%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.555%(+0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.310(─0.035)

             安値─高値    99.305─99.345


 ユーロ円3カ月金利先物市場は急落です。与謝野馨前官房長官がロイターとのインタビューで、協調利下げ観測について日本が金利を下げても意味があるとは思わないし、下げ余地もないと発言したことを嫌気して期先を中心に売りが膨らんだようです。中心限月08年6月限は前日清算値に比べて4ティック安の99.305と1月8日以来約1カ月ぶりの水準を付けました。無担保コール翌日物の取引中心金利は0.50─0.51%付近での推移です。朝方は日銀のきつめ調節を受けてしっかりと推移する場面もありましたが、日銀が午後の定例調節で共通担保資金供給(本店)オペで2000億円を即日供給に踏み切ったのをきっかけに弱含みました。

米国株高や米モノライン(金融保証会社)への救済策が買い安心感につながる

<国内株式市場>
日経平均 13859.70円(362.54円高)

      13642.60円─13889.24円 出来高 20億2577万株


 国内株式市場では、日経平均が急反発です。米国株高や米モノライン(金融保証会社)への救済策が買い安心感につながり、一時は400円近く上昇する場面もありました。ただ、1万3800円台ではこれまでの急速な戻りのあとの利食い売りや戻り売りも出て高値もみあいに転じました。


<外国為替市場>       15時時点
 ドル/円  106.79/84円   ユーロ/ドル 1.4808/13ドル

 ユーロ/円 158.17/23円


 午後3時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から小幅円安が進み106円後半で取引されています。引き続き株価をにらみながらクロス円主導の相場展開です。日経平均株価が上昇幅を縮小させると円がやや買われる局面もみられました。ただ手掛かりが乏しく、全般的に方向感の出にくい値動きだったようです。


<短期金融市場>       15時30分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.550%(変わらず)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.350(─0.045)

             安値─高値    99.330─99.380


 無担保コール翌日物金利は0.50%付近で推移しました。税揚げや政府短期証券(FB)発行などによる資金不足日を迎えましたが、積極的に資金調達を急ぐ動きは見られませんでした。午後には都銀が0.5%割れの水準で調達していたようですターム物は1週間物が0.54%付近、1カ月物が0.54─0.57%付近で推移です。足元金利の安定を受け、日銀が午後に実施した共通担保資金供給(本店)オペ(2月5日─2月26日)の案分落札金利は0.54%と1日の同オペ(2月4日─2月27日)に比べて横ばいです。ユーロ円3カ月金利先物市場は株高で利益確定売りが優勢で、中心限月08年6月限は一時前週末清算値比6.5ティック安の99.330と1月10日以来の水準に下落しました。

日経平均株価は13497.16円、95.31円安

<国内株式市場>
日経平均 13497.16円(95.31円安)

      13444.08円─13648.39円 出来高 21億1445万株


 国内株式市場で日経平均は反落です。米モノライン(金融保証会社)の格付けに関してムーディーズ・インベスターズ・サービスやスタンダード&プアーズ(S&P)から発表が相次ぎ、市場ではモノラインへの不安が再び台頭しました。今晩に1月米雇用統計や1月米ISM製造業景気指数の発表を控えて積極的に動きづらい中、先物などの売りに押されました。業種別では海運や空運、保険などが買われました。不動産や銀行、情報・通信はさえないようです。


<外国為替市場> 15時時点
ドル/円  106.38/43円   ユーロ/ドル 1.4860/65ドル

 ユーロ/円 158.15/19円


 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず、106円前半で取引されています。この日のアジア市場では各国株価がまちまちとなり、円相場は狭いレンジ内ながら神経質な値動きが続きました。国内勢がリパトリエーション(資金の本国還流)とみられる円買いに動く一方、一部海外勢は円を売り仕掛けるなど売買も交錯しました。


<短期金融市場>         15時30分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.497%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.550%(+0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.395(変わらず)

             安値─高値    99.390─99.405


 短期国債市場で3カ月物政府短期証券497回債(FB、5月8日償還)の流通利回りが小幅上昇しました。少額の調整売りが出たのが主因のようです。一方、海外市場で発表予定の1月米雇用統計を控えた様子見姿勢から、ユーロ円3カ月金利先物は小動きで推移しなした。無担保コール市場では、月末通過で調達意欲に陰りが見られ、翌日物金利が弱含む場面もありました。日銀は即日実施のオペを見送りました。

日経平均株価は終値で前日比200円を超す上昇

<国内株式市場>
日経平均 13592.47円(247.44円高)

      13154.77円─13622.68円 出来高 23億9283万株


 国内株式市場で日経平均は大幅反発です。米モノライン(金融保証会社)格下げ報道で前日の米株が反落したことを嫌気して売り先行で始まったが米モノラインMBIAが投資会社ウォーバーグ・ピンカスによる5億ドルの出資が完了したと発表したことをきっかけに下げ渋りました。年金などの実需の買いが入ったことも下支えとなり前日比でプラスに転じ後は上げ幅を拡大し、終値で前日比200円を超す上昇となりました。業種別では自動車などの輸送用機器、空運、精密機械などの上昇が目立ち、鉱業、証券、小売は売られました。


<外国為替市場>         15時時点
ドル/円  106.44/49円   ユーロ/ドル 1.4878/83ドル

 ユーロ/円 158.48/53円


 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅円安の106円半ばで取引されています。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の大幅利下げが行われたにもかかわらず、市場ではサブプライムローン問題は完全解決しないとの見方が根強く、ドル/円、クロス円ともに上値の重い展開が続きました。


<短期金融市場>         15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.509%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  ――

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.400(+0.005)

             安値─高値    99.395─99.440


 短期金融市場でユーロ円3カ月金利先物が小幅上昇しました。米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ決定を受けた外部環境が支援材料のようです。高値では持ち高整理の売りに押されました。6カ月物割引短期国債(TB)の429回債流通利回りは外国証券からとみられる思惑的な買いが入り、政策金利に迫る水準で低位横ばいです。無担保コール翌日物は、月末要因からの大幅な金利上昇には至らなかったようです。

モノラインの経営不安に対する懸念がいったん後退

<国内株式市場>
日経平均 13629.16円(536.38円高)

      13248.89円─13647.16円 出来高 26億0904万株


 国内株式市場で日経平均は3日続伸です。上昇幅は前日比で500円を超え今年最大となリました。モノライン(金融保証会社)の経営不安に対する懸念がいったん後退したことで信用収縮不安が薄らいだようです。他のアジア株も上昇し世界的なショートカバーの流れが強まっています。銀行やノンバンクなど金融株のほか、商社、機械などグローバル景気敏感株も買われ全面高商状です。


<外国為替市場>
ドル/円  107.45/50円   ユーロ/ドル 1.4740/45ドル

 ユーロ/円 158.43/54円

 

 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇し、107円半ばで取引されています。前日の米株の戻り歩調や堅調な日経平均株価などを受け、投資家のリスク投資意欲が回復、午前中から全般的にやや円売りが優勢となりました。午後に入って日経平均が上昇幅を広げると、ドル/円、クロス円とも円売りが加速しました。ただ、株価連動相場となっていることから、株下落リスクの可能性も指摘されています。


<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.535%(+0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.385(―0.065)

             安値─高値    99.380─99.410

 

 ユーロ円金先は大幅続落です。世界的な株安などをきっかけに積み上がった買い持ちのポジションを巻き戻す動きが加速し、期先を中心に売りが優勢となりました。ただ、下値では意欲的な買いもみられています。市場では「米国の緊急利下げや金融機関の救済策への期待感でいったん株安には歯止めがかかりましたが、米国の利下げ局面はまだ終了しておらず、また、日銀は利上げは難しいことに変わりはない」(都銀)との見方から、金先は大きく下げづらいと予想する声は多いようです。無担保コール翌日物は、0.50%付近が出合いの中心でした。足元の落ち着いた状況下でしっかり資金を確保しておこうという邦銀勢を中心に調達意欲は衰えず、午後も底堅い展開となりました。

日経平均株価は13092.78円、263.72円高

<国内株式市場>
日経平均 13092.78円(263.72円高)

      12952.50円─13134.77円 出来高 26億1795万株


 国内株式市場で日経平均は続伸です。終値で3日ぶりに1万3000円を回復しました。米政府によるモノライン(金融保証会社)への支援策がまとまりつつあるとの見方が強まり、米株やアジア株が上昇しました。東京市場でも信用収縮懸念の後退から自動車やハイテクなど主力株を中心に買いが優勢な展開になりました。ただ世界経済減速への不安は根強く、上値は引き続き重いようです。


<外国為替市場>        15時時点
ドル/円  106.58/63円   ユーロ/ドル 1.4617/22ドル

 ユーロ/円 155.79/88円

       

 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅上昇し、106円後半で取引されています。前日の米株高を受けて日経平均株価が一時前日比300円を超える上昇となり、ドル/円は前日海外市場でつけた2年半ぶり安値から2円を超えるドル高/円安に振れる局面もありました。その後、欧米金融機関の損失計上や金融保証会社の支援をめぐるうわさで上値の重い展開が続きました。しかし、午後に入ると、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)も意識され、リスク回避から全般的に底堅い値動きとなりました。


<短期金融市場>         15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.501%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.525%(―0.010)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)  99.450(―0.030)

             安値─高値   99.435─99.465


 短期金融市場でユーロ円3カ月金利先物が下げ渋りました。金融保証会社(モノライン)への資本注入に向けた議論が始まるとの報道を受けて米長期金利が急騰したため、調整売りが先行しました。日経平均株価の上昇も相場抑制の一因のようです。ただ、主要中央銀行による協調利下げの思惑が残り、中心限月の下値は限られました。金利先安観の強まりから3カ月物政府短期証券の流通利回りが小幅低下しました。一方、オーバーナイト・インデックス・スワップ金利が織り込む利下げ確率はやや緩和しました。無担保コール翌日物金利は、おおむね誘導目標に沿って推移しました。

日経平均株価は13325.94円、535.35円安

<国内株式市場>
日経平均 13325.94円(535.35円安)

      13320.51円─13704.65円 出来高 21億7811万株


 国内株式市場で日経平均は大幅反落です。前週末比500円を超える下落となり昨年来安値を更新し、07年の大納会から約2000円下げた水準まで売り込まれました。前週末の株価切り返しの一要因となった米景気対策への期待が失望に変わるなか、アジア株も大幅下落し信用収縮懸念が高まっています。資源株や景気敏感株を中心に幅広く売られ、ほぼ全面安となりました。


<外国為替市場>        15時時点
ドル/円  106.70/75円   ユーロ/ドル 1.4535/40ドル

 ユーロ/円 155.12/20円

 

 午後3時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点からほぼ変わらずの、106円後半で取引されています。日経平均の大幅下落に伴う投機的な円買いは対ユーロなどのクロス円で目立ちました。ユーロは先週末欧州でサブプライムローン関連損失懸念から金融株が売られたことなどから1.4580ドルのサポートをあっさり割り込み、引き続き軟調に推移しました。


<短期金融市場>        15時25分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.49─0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.560%(+0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)   99.365(変わらず)

             安値─高値   99.360─99.370


 無担保コール翌日物は、0.49─0.50%付近の出合いが中心でした。準備預金残高に余裕があることからレートを上げて資金調達に急ぐ動きは見られませんでしたが、一方で国債の決済などが重なるためビッドはしっかりとしていました。市場関係者によると、誘導目標(0.50%)近辺での取りが一巡した後も「大手邦銀のビッドが0.48%で並び、一部では0.49%のビッドを維持していたのでレートが支えられた」(国内金融機関)といい、即日資金吸収オペが見送りとなっても大幅なレートの低下はありませんでした。年度末越えの共通担保資金供給オペは落札利回りは0.550%となり、前回同様に落ち着いた結果でした。ユーロ円3カ月金利先物は高値圏で一進一退の値動きです。

日経平均株価は13783.45円、278.94円高

<国内株式市場>
日経平均 13783.45円(278.94円高)

      13472.45円─13803.08円 出来高 28億0007万株


 国内株式市場では、日経平均が急反発しました。為替が前日海外市場でドル高/円安に転じたことから輸出関連株を中心に幅広く買いが入り、後場に入ると先物主導で一段高となりました。グローベックス市場で米株先物が上昇したことから17日の米国市場への期待も出て日経平均は一時300円近い上昇となりました。


<外国為替市場>        15時時点
ドル/円  107.11/16円   ユーロ/ドル 1.4647/50ドル

 ユーロ/円 156.94/96円


 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点に比べドル安が進んでいます。ドル/円はこのところ株安が円高を誘う傾向が続いていましたが、17日には日経平均が先物主導で上昇したにもかかわらず、それに便乗できずに軟調に推移しました。ドルは一時106.86円まで下落しました。本日発表されるメリルリンチの第4・四半期決算が注目されています。


<短期金融市場>      15時40分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り     ──(出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)   99.365(─0.005)

             安値─高値   99.360─99.380


 無担保コール翌日物金利は午後に入り弱含みです。日銀の金融調節姿勢が緩めとなる中、朝方は0.50─0.51%付近で推移しましたが、調達が一巡した午後には0.50%から0.48%付近まで徐々に水準が切り下がりました。取引は盛り上がりに欠けたようです。日銀が実施した共通担保資金供給(本店)オペ(1月18日─2月5日)の案分落札金利は0.530%と前日の同オペ(1月17日─2月14日)の0.540%に比べて小幅低下です。同時に実施した期越えの同オペ(1月21日─4月3日)の案分落札金利は0.550%となりました。ユーロ円3カ月金利先物市場は小反落です。高値警戒感の中、株価反発を嫌気したようです。

日経平均株価は一時300円を超える下落

<国内株式市場>
日経平均 15307.78円(256.91円安)

      15240.96円─15413.37円 出来高  8億8110万株


 大納会の国内株式市場で日経平均は大幅続落です。米株安や円高進行が嫌気されたほか、年末年始の休日を前にヘッジ売りも出ました。米サブプライムローン問題や米景気への不安が高まっているほか、パキスタンのブット元首相暗殺で地政学的リスクの高まりも嫌気され、一時300円を超える下落となりました。


<外国為替市場>       15時時点
ドル/円  112.95/00円   ユーロ/ドル 1.4615/20ドル

 ユーロ/円 165.04/11円


 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から下落し、112円後半で取引されています。午前中は本邦証券筋の豪ドル売り/円買いをきっかけに、薄商いのなかドル/円やクロス円の大きな売りに発展しました。午後はもみあっていましたが、その後大きく円が買い進まれ、ドル/円は113円を割り込みました。すでにクリスマス休暇前の水準に逆戻りしています。パキスタンのブット元首相暗殺による政情不安が蒸し返されているとの見方もあるようです。


<短期金融市場>      15時30分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.1─0.7%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り    ──  (出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.290(+0.005)

             安値─高値    99.280─99.300


 年末日の無担保コール翌日物は、広いレンジでの取引となりました。朝方は海外勢を中心に0.6%台から0.70%付近にかけての出合いがあり、その後は大手邦銀などの0.5%後半のビッドで取引が成立しました。日銀の即日資金供給オペを受け0.5%付近まで下がり、午前終盤にかけては0.4%半ばでの取引も見えていたようです。午後に入り資金繰りにメドがつき始めると一段とレートに低下圧力がかかり、序盤には0.30%付近、終盤には0.1%台でのビッドが示されていました。ユーロ円3カ月金利先物は、底堅い値動きとなりました。前日の米債高などがサポートとなり、中心限月6月限は1週間ぶりに99.300に上昇です。信用不安が根強く、金先の支えになってるようです。

国内株式市場は正月休暇を控えて利益確定売りが優勢

<国内株式市場>
日経平均 15564.69円(88.85円安)

      15535.51円─15628.31円 出来高 13億7323万株


 国内株式市場で日経平均は5日ぶりに反落です。前日まで4営業日で約600円上昇していたことから正月休暇を控えて利益確定売りが優勢になったほか、ヘッジ売りが先物に出て押されました。市場参加者は少なく薄商いが続いています。業種別では海運や非鉄、石油、商社などがさえない半面、医薬品や保険などがしっかりした展開でした。


<外国為替市場>       15時時点
ドル/円  114.25/30円   ユーロ/ドル 1.4510/15ドル

 ユーロ/円 165.79/85円


 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場午後5時時点とほぼ同水準の114円前半で取引されています。ドル/円の値動きは乏しいようですが、商品価格の上昇を背景に資源国通貨の底堅さが目立っています。ユーロ/ドルも夕方にかけて、前日海外市場の水準から一段上昇しています。


<短期金融市場>       15時30分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り    ──  (出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.290(変わらず)

             安値─高値    99.275─99.295


 無担保コール翌日物は、0.50%近辺が出合いの中心となりました。朝方は0.51%付近での取りもみられましたが、調達が一巡すると午後終盤にかけては0.47─0.48%付近までビッド水準が下がりました。年越えのトムネは外銀勢や証券などが0.7%前半、大手邦銀などは0.60%付近での取引でした。資金の出し手が様子見になりやすいこともあって、活発な出合いにはなりづらかったようです。年明け以降の取引ではレートは低下傾向となっており、レポGCレートは年末越え取引で一時0.75%付近まで上昇しましたが、1月7日スタート分では0.6%割れまで下がっています。

円安を背景に自動車セクターなど輸出関連株が買われる

<国内株式市場>
日経平均 15653.54円(100.95円高)

      15559.47円─15653.54円 出来高 13億8987万株


 国内株式市場で日経平均は4日続伸です。円安を背景に自動車セクターなど輸出関連株が買われました。鉄鋼や非鉄など素材株の一角も後場一段高となり日経平均は高値引けです。ただ、クリスマス休暇で海外勢のフローは細く、東証1部売買代金は1兆4411億円と前日に続き今年最低を更新しました。


<外国為替市場>     15時時点
ドル/円  114.14/19円   ユーロ/ドル 1.4410/15ドル

 ユーロ/円 164.52/59円


 午後3時過ぎのドル/円は、前日ロンドン市場の午後3時時点とほぼ同水準の114円前半で取引されています。午前中に続き、年末年始を前に売買が交錯した。日銀の亀崎英敏審議委員が今後の金融政策運営に言及しましたが、外為市場の反応は限定的でした。一方、通貨オプション市場では、円高懸念がやや後退しているとの見方が出てきたようです。


<短期金融市場>     15時30分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り    ──  (出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.290(+0.005)

             安値─高値    99.280─99.295


 無担保コール市場で、年末越えとなるスポネ(28日─1月4日)は、証券、外銀を中心に0.70─0.75%付近で出合いをつけていました。日銀が午後に実施した27日─1月4日の共通資金供給オペ(本店、8000億円)の案分レートは0.720%、市場では「スポネの水準から見ると妥当な結果」(国内金融機関)と受け止められているようです。また、年越えの資金繰りにある程度のメドをつけた一部外銀勢などは年明け以降の取引を活発にし始めており、1月4日付近から始まる1週間物は0.5%後半から0.6%付近での推移となっています。無担保コール翌日物は0.50%を挟んだ狭いレンジで落ち着いた推移で、朝方は0.50─0.51%付近の取引から始まり、午後終盤には0.50%割れの出合いも付き始めました。ユーロ円3カ月金利先物市場は小動きで終始し、年末を前に商いは盛り上がらず、様子見が続きました。

日経平均株価は15552.59円、295.59円高

<国内株式市場>
日経平均 15552.59円(295.59円高)

      15441.33円─15583.39円 出来高 14億1785万株


 国内株式市場で日経平均は大幅続伸です。米株高と円安進行が好感され、一時前日比300円を超える上昇となりました。米メリルリンチが出資受け入れを正式に発表し、信用収縮不安が後退したことから金融セクターを中心に買われました。ただ買い一巡後は伸び悩む展開で終始し、海外市場がクリスマス休暇であることから参加者が乏しいため商いは薄く、東証1部売買代金は今年最低となりました。


<外国為替市場>        15時時点
ドル/円  114.13/18円   ユーロ/ドル 1.4392/97ドル

 ユーロ/円 164.34/40円

午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅下落し、114円前半で取引されています。サブプライムローン問題の米実体経済への影響に対する懸念から、年明け以降のドル売り/円買い観測が広がりつつあるようです。しかし、今月に入ってからドルの値動きが堅調なため、ドル買い地合いなのかどうか見極めたいとする声も一部に聞かれています。


<短期金融市場>       15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り   ── (出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.285(─0.005)

             安値─高値    99.285─99.295


 無担保コール翌日物は、レポレートの強含みや国債発行日であることと、年末を控えていることなどから朝方は0.51─0.52%付近と小じっかりの展開で始まりました。午後にかけて取引が一巡すると、0.50%付近での取引となりました。レポ市場では、年末越えのGCレートが急上昇し、28日スタートの翌日物は0.75%で出合いをつけました。同日より以前の取引では、0.6%半ばでの推移でした。年末を意識した資金供給オペの利回りも高止まりしています。ユーロ円3カ月金利先物市場は閑散状態です。株高/債券安の流れで売りが出たものの、年末を前に積極的な取引意欲は乏しく、商いは盛り上がりに欠けました。

日経平均株価は薄商いのなかを先物主導で上昇

<国内株式市場>
日経平均 15257.00円(225.40円高)

      14998.01円─15275.61円 出来高 19億8480万株


 国内株式市場では、日経平均が大幅続伸です。朝方はもみあう中で一時1万5000円を割り込む場面もみられたものの、その後は薄商いのなかを先物主導で上昇しました。米メリルリンチがシンガポールのテマセク・ホールディングスから最大50億ドルの資本注入を受ける可能性があるとの一部報道を手掛かりに、日経平均は200円を超える上昇となりました。


<外国為替市場>       15時時点
ドル/円 113.05/10円   ユーロ/ドル 1.4363/68ドル

 ユーロ/円 162.39/43円

 

 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ同水準の113円前半で取引されています。メリルリンチが最大50億ドルの資本注入を受ける可能性があると報道され、ややドルが売られたものの、反応は限定的で、下値113円付近で支えられています。東京市場は全般的に連休前でポジションを構築しにくく、薄商いの中で調整主体の取引となっています。


<短期金融市場>        15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.565%(─0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.290(─0.010)

             安値─高値    99.290─99.310


 無担保コール翌日物は、0.50%付近が出合いの中心となりました。朝方からレートは底堅く、誘導目標を挟んで狭いレンジでの推移となりました。レポ市場でのレート高止まりを受け、コールで調達しレポで運用する取引などが指摘されていなす。レポ市場のGC取引では、27日スタートの翌日物は0.64%付近と高止まりです。年末に向けて資金を確保する動きに大きな変化はないようですが、ターム物などでの年越えの資金繰りはある程度のメドがついたとの見方が多くなっています。

東証1部売買代金は2兆円に届かない薄商い

<国内株式市場>
日経平均 15031.60円(1.09円高)

      15017.97円─15161.66円 出来高 16億6743万株


 国内株式市場では、日経平均が小反発です。米サブプライム基金への協力見送りを手掛かりに銀行株が買われてセンチメントが改善し、日経平均は1万5100円台で上値を試す場面もありましたが、買い一巡後は伸び悩み、19日に続いて1万5000円付近まで押し戻されて取引を終えました。東証1部売買代金は2兆円に届かない薄商いで、エネルギー不足が上値の重さにつながっているという感じです。


<外国為替市場>         15時時点
 ドル/円 113.20/23円   ユーロ/ドル 1.4368/73ドル

 ユーロ/円 162.57/64円

 

 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅下落し、引き続きレンジ内の113円前半で取引されています。日銀が金融政策決定会合で現行の金融政策維持を全員一致で決めたことに関し、市場では利上げ時期が遠のいたと受け止められているようです。ただ、外為市場ではほとんど反応しませんでした。


<短期金融市場>         15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50─0.505%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.565%(─0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.295(─0.010)

             安値─高値    99.290─99.310


 無担保コール翌日物の取引中心金利は0.50─0.505%付近となりました。朝方を中心に資金の出し手が国債決済日で運用に慎重な姿勢を見せる中、積みを早めに進めたい邦銀の調達意欲がしっかりと示されていました。午後には外為決済に絡んで一部外銀勢が水準をやや切り上げて調達するなど、終日底堅く推移しました。ユーロ円金利先物市場は上値の重い展開でした。日銀金融政策決定会合で水野委員がこれまでの利上げ票を取り下げ、現行の金融政策維持が全員一致で決まりましたが「織り込み済み」(国内証券)として影響は限定的でした。日銀は午後3時に公表した12月金融経済月報で現状の景気判断について減速しているとして下方修正しました。

日経平均株価は15207.86円、41.93円安

<国内株式市場>
日経平均 15207.86円(41.93円安)

      15004.41円─15301.69円 出来高 20億6614万株


 国内株式市場では、日経平均が小幅ながら5日続落です。米国株安を受けて朝方は売り先行で始まり、心理的な節目である1万5000円の下値をトライしました。しかし、これまでの下げピッチの速さから1万5000円割れの直前で跳ね返され、短期の売り買いが交錯する先物に振らされる展開が続き、軟調地合いの中でもみあいました。


<外国為替市場>          15時時点
ドル/円 113.25/30円   ユーロ/ドル 1.4400/05ドル

 ユーロ/円 163.12/19円

 

 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅上昇し、113円前半で取引されています。決め手となる手掛かりに乏しく、模様眺めのなか需給による動きが支配的になっており、方向感の出にくい値動きが続いています。


<短期金融市場>          15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.48%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.555%(─0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.260(+0.025)

             安値─高値    99.245─99.260


 無担保コール翌日物は0.50%をやや超えた水準から取引が開始し、午後にかけては0.4%後半に緩み、落ち着いた展開となりました。年末を挟む2―3週間物は引き続き0.80―0.90%での推移でした。レポGCレートは、0.6%付近での推移が続いていたのに比べ21日スタートの翌日物は0.57─0.58%付近まで低下し、レポ金利の上昇は一服しました。ユーロ円3カ月金利先物は高値圏での推移です。中心限月2008年6月限は午前の高値を超えて99.260まで上昇し、約9カ月ぶりの高値を再び更新しています。

国内株式市場はほぼ全面安の展開で、特に銀行株の下げが目立つ

<国内株式市場>
日経平均 15536.52円(395.74円安)

      15532.53円─15833.10円 出来高 21億6201万株


 国内株式市場で日経平均は大幅続落となりました。あすのSQ算出や日銀短観を前に終始手控え感が強い中、ポジション調整などの売りに押されて下落幅が徐々に拡大しました。一時前日比で400円近くまで下げました。ほぼ全面安の展開で、特に銀行株の下げが目立ち、株式市場全体の圧迫要因にもなりました。特に大手銀行株は午後、一段安でした。サブプライムローン対策基金への融資など、今後の負担増が懸念されたということです。その他、証券や保険、その他金融など金融全般がさえない展開で、不動産も売られました。鉱業は上昇しました。


<外国為替市場>       15時時点
 ドル/円 111.75/80円   ユーロ/ドル 1.4720/25ドル

 ユーロ/円 164.52/57円


 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から下落し、111円後半で取引されています。午後の取引では日経平均株価.が下げ幅を拡大させたことなどを受け、薄商いのなか、再び円が買われやすい地合いとなりました。


<短期金融市場>       15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.560(変わらず)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.235(+0.050)

             安値─高値    99.180─99.245


 短期金融市場で無担保コール翌日物金利はおおむね誘導目標に沿って推移しました。サブプライム問題の深刻化を受け、米欧などの5主要中央銀行が資金供給対策を発表しました。これにより、外国銀行の調達意欲が緩む場面もありました。日銀は9月26日通告分以来ほぼ2カ月半ぶりにCP買現先オペ(3000億円、1月22日期日)を通告し、年末越えの資金繰りをにらんだ一部ディーラーからはロンバート貸出金利水準を上回る札が入りました。ユーロ円3カ月金利先物は高値圏での推移です。

日経平均株価は15956.37円、82.29円高

<国内株式市場>
日経平均 15956.37円(82.29円高)

      15948.54円─16107.65円 出来高 21億8419万株


 国内株式市場で日経平均は3日続伸です。サブプライムローン借り手救済策で米政府が金融当局と一体で問題解決にあたるとの姿勢を好感し買いが先行し、一時1カ月ぶりとなる1万6000円台を回復しました。ただ戻りのスピードが急ピッチであり高値警戒感が強まったほか、米雇用統計などの発表を今晩に控え大引けにかけては利益確定売りが出ました。業種別では鉄鋼や商社、海運などの資源関連株が堅調でした。


<外国為替市場>     15時時点
ドル/円 111.32/35円   ユーロ/ドル 1.4610/15ドル

 ユーロ/円 162.64/73円


 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず111円前半で取引されています。午後の取引では、きょうの11月米雇用統計の発表を控えた利益確定と見られる動きが強まり、ドル/円は午前につけた3週間ぶり円安水準から小幅下落です。前日海外で大きく上昇したユーロが対ドル、対円ともに反落しました。


<短期金融市場>     15時30分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.555%(+0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.170(変わらず)

             安値─高値    99.160─99.180


 無担保コール翌日物は、0.50%付近で小じっかりと推移しました。年末越えの波乱を意識し、足元や年内の資金需要が高まっているとの見方が多いようです。レポ市場のGC取引では国債発行日を超えた取引でもレートは上昇し、12日スタートの翌日物は一部で0.57%付近まで上昇しています。日銀が実施した、2週間程度の資金供給オペの利回りも前回分から小幅上昇しました。ユーロ円3カ月金利先物は小動きでした。朝方に発表された7─9月期GDPが下方修正となったことを手掛かりに買いが先行する場面もありましたが、外部環境に振らされやすい地合いのなかで、債券市場とともに上値が重くなりました。

国内株式市場はアジア株が上伸したこともあり、短期筋がショートポジションを巻き戻す動きで上昇

<国内株式市場>
日経平均 15608.88円(128.69円高)

      15365.39円─15621.54円 出来高 20億6665万株


 国内株式市場で日経平均は3日ぶり反発です。午後に英ノーザン・ロックが国有化される可能性があるとの一部報道を受けて円安が進行しました。アジア株が上伸したこともあり、短期筋がショートポジションを巻き戻す動きもありました。ただクレジット問題や日米景気への不安が消えたわけではなく買い戻しも限定的だったようです。


<外国為替市場>     15時時点
ドル/円 110.30/35円   ユーロ/ドル 1.4748/53ドル

 ユーロ/円 162.70/72円


 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から円安が進み110円前半で取引されています。経営の悪化している英住宅金融大手ノーザン・ロックが国有化される可能性があるとの英紙報道を手掛かりに、GLOBEX(米時間外金融先物取引)の米株先物や日経平均株価がプラス圏へ反発したことを受けて、円売りが進んだようです。


<短期金融市場>      15時30分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)487回債

               流通利回り  0.545%(─0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.165(─0.015)

             安値─高値    99.165─99.185


 無担保コール翌日物は、月末や税揚げ日を通過したことで落ち着きを取り戻しました。朝方は0.50─0.51%付近の取引から始まり、午後終盤にかけては0.49%付近までレートが下がりました。財務省が入札を行った3カ月物FBは、落札利回りが前回債から一段と低下し0.5390%(最高)となりました。金融機関が抱える余剰資金の逃避先として根強い需要に支えられたようです。ユーロ円金利先物は上値が重い展開でした。英ノーザン・ロックの国有化に関する報道などを手掛かりに債券安が進み、金先にも売りが出たようです。

日経平均株価は15513.74円、359.96円高

<国内株式市場>
日経平均 15513.74円(359.96円高)
      15339.61円─15555.04円 出来高 19億4639万株

 国内株式市場では、日経平均が急反発です。上げ幅は300円を超え、11月9日以来の終値での1万5500円台回復となりました。米国株の大幅高と1ドル=110円台まで進んだドル高/円安を背景に、東京市場はほぼ全面高となりました。ただ、日経平均の1万5500円台では利食い売りや戻り売りが強まり、もみあいました。


<外国為替市場>     15時時点
ドル/円 110.00/05円   ユーロ/ドル 1.4820/23ドル
 ユーロ/円 163.03/09円

 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ同水準の110円付近で取引されています。大局的なドル売りの流れに変わりはないようですが、8日ぶりの110円台となったことで、目先のドル安/円高懸念は小休止です。前日の米株や日経平均株価など株強含みを背景に、午前中はクロス円買いが先行していましたが、午後の取引では実需や機関投資家を中心とする売りも出たため、主要通貨売り/円買いがやや優勢となっています。


<短期金融市場>     15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.49─0.51%
 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り   ──   (出合いなし)
 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.150(─0.010)
             安値─高値    99.145─99.155

 無担保コール翌日物は、0.49─0.51%付近での取引が中心でした。月末越えや来月4日の税揚げ日が意識され、トムネやスポネは0.5%後半を中心にレートがやや高止まりしています。年末越え取引では資金の出し手が慎重な姿勢を維持しており、0.7─0.8%台のビッドに対しオファーを出す動きがないため出合いづらい展開でした。ユーロ円3カ月金利先物は、株高/債券安を受けて上値が重かったようです。金利先物は狭いレンジ内での推移を続けています。

国内株式市場は銀行株への利食い売りなどに跳ね返されて軟調

<国内株式市場>
日経平均 15153.78円(69.07円安)
      15089.35円─15280.91円 出来高 19億7637万株

 国内株式市場では、日経平均が反落です。27日の上昇の余勢を駆って、朝方はこのところ上値を押さえ込んできた1万5300円水準をトライしましたが、銀行株への利食い売りなどに跳ね返されて軟調に転じました。ただ、サブプライム問題への不安感が和らいでいることから下値不安は後退しており、下げ余地も限定的でした。


<外国為替市場>      15時時点
ドル/円 108.46/51円   ユーロ/ドル 1.4812/17ドル
 ユーロ/円 160.70/82円

 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から下落、108円半ばで取引されています。午後は材料が乏しく、値動きは一進一退。日経平均株価が午前中からマイナス圏に下落しており、リスク許容度が緩和されないため、どちらかといえば円買いの地合いのようです。また、堅調な値動きをみせていたユーロに調整が入りやすいとみられています。


<短期金融市場>      15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.49─0.51%
 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.550%(─0.005)
 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.160(変わらず)
             安値─高値    99.150─99.165

 無担保コール翌日物は、0.49─0.51%付近での取引が続きました。月末越えの取引は外銀勢の調達意欲でやや緊張感を帯びており、30日スタートのスポネは0.5%半ば、1週間程度のターム物は0.6%台での取引です。オファーが少なく、出合いづらいという展開です。レポ市場でも金利が上昇しており、月末越えのGC翌日物は0.59%付近で推移し、12月に入っても税揚げ日が控えているためレートが下がりづらくなっています。月末と税揚げ日を挟む資金供給オペの落札利回りは前回から上昇しました。また、信用不安が根強く残るなか欧米の金融機関の年末の資金繰りへの懸念が強まっており、年末越えのオペ金利も上昇しました。一方、足元は資金余剰の状態であるため、短期国債への需要は強いようです。財務省が実施した3カ月物FB入札での落札利回りは前回分からほぼ横ばいです。交付税特会借入金の入札では、募入利率の低下が続いています。