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ニューヨーク・東京のマーケット動向を、現役トレーダーが自分たちの目線で語ります。

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  • 04/20/10:58

業種別では海運が終日堅調だったほか、鉄鋼や証券などもしっかり

<国内株式市場>
日経平均 14219.48円(32.26円安)

      14194.91円─14392.53円 出来高 22億7823万株


 国内株式市場で日経平均は5日ぶりに反落です。4日連騰の後で一服感が広がったほか、週末ということで手仕舞い売りが出ました。ただ、市場センチメントの改善を受けて堅調な地合いが持続するとの見方が強いようです。東証1部の売買代金は2兆6110億円にとどまった。業種別では海運が終日堅調だったほか、鉄鋼や証券などもしっかり。半面、空運や小売、不動産はさえない展開でした。


<外国為替市場>           17時時点
ドル/円  104.20/25円   ユーロ/ドル 1.5497/00ドル

 ユーロ/円 161.52/56円

    

 午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から下落し、104円前半で取引されています。手掛かり難が続き、午前中から小動きの展開が続いていましたが、短期筋による週末を控えた調整のほか、前日105円台で売り切れなかった実需筋の売りがやや見られたということです。夕方にかけての取引では米系証券の売りが出たとみられています。


<短期金融市場>           
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.507%

 3カ月物FB(政府短期証券)       0.580%(―0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年12月限)   98.995(変わらず)

             安値─高値    98.980─99.020

 

 無担保コール翌日物はおおむね誘導目標に沿って推移しました。大手銀行などからの資金需要が支えました。現金担保付き債券貸借(レポ)金利も低位安定で推移しました。日銀が実施した国債買現先オペ(8000億円、6月20日期日)の落札金利は前回より小幅に下がりました。ユーロ円3カ月金利先物は、市場予想を上回った1─3月実質国内総生産(GDP)の発表直後や国債先物相場が急落した場面で軟化しましたが、取引一巡後は動意が和らぎました。
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業種別では鉄鋼や証券、銀行などが上昇し、半面、鉱業や情報・通信はさえない動き

<国内株式市場>
日経平均 14251.74円(133.19円高)

      14167.02円─14352.84円 出来高 24億4603万株


 国内株式市場で日経平均は4日続伸となり、1万4200円台半ばで大引けとなりました。先物主導で終日、堅調な展開となったほか、東証1部の売買代金も2兆9519億円と、前日に続き3兆円に迫るボリュームとなりました。一時、前日終値比で200円を超す上昇となりましたが、大引けにかけては短期資金の手じまい売りなどで伸び悩みました。業種別では鉄鋼や証券、銀行などが上昇し、半面、鉱業や情報・通信はさえない動きでした。


<外国為替市場>           15時時点
ドル/円  104.92/97円   ユーロ/ドル 1.5492/97ドル

 ユーロ/円 162.57/60円


 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から若干円高の104円後半で取引されています。前日海外から強まったドル買いの流れを受けて東京市場も序盤はドル買いが先行しましたが、105円台での戻り売り需要に押され、徐々に上値を切り下げました。明確な方向感を欠く市場では、欧米経済指標や株価をにらみつつ、ドルが105円以上を維持してNY市場の終盤を迎えるかどうかが注目されています。


<短期金融市場>           15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.523%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)       0.585%(―0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年12月限)   98.990(―0.025)

             安値─高値    98.975─99.020

 

 無担保コール翌日物金利は上昇しました。準備預金の積み最終日となり、主に大手銀行が金利水準を切り上げて資金を調達したことが主因のようです。外国銀行の調達水準も強含みました。現金担保付き債券貸借(レポ)金利の上昇には一服感が出始めたようです。ユーロ円3カ月金利先物は下落し、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ打ち止め観測が強まり、中心限月が4月30日以来約2週間ぶりの安値まで売られる場面がありました。財務省が実施した1年物割引短期国債(435回債、2009年5月20日償還)の落札利回りは07年10月以来6カ月ぶりの高さで、流通利回りは下がりました。

東証1部の売買代金は2兆8066億円と、3兆円に迫るボリューム

<国内株式市場>
日経平均 14118.55円(164.82円高)

      13877.40円─14121.94円 出来高 22億1295万株


 国内株式市場で日経平均は大幅続伸です。1万4000円台を回復して大引けとなりました。午前中は前日終値を挟んでのもみあいとなりましたが、後場に入り先物に断続的に買いが入りました。金利上昇を受けた債券売りの加速があらためて意識されたことで株価指数先物買いが誘発されたとの観測が出ました。NTTがストップ高となったことも市場を活気づかせ、東証1部の売買代金は2兆8066億円と、3兆円に迫るボリュームとなりました。業種別では不動産や鉱業などの上昇が目立ち、銀行、証券、保険などの金融株は軟調でした。


<外国為替市場>           17時時点
ドル/円  105.15/20円   ユー/ドル 1.5410/15ドル

 ユーロ/円 162.10/12円

     

 午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇、105円前半で取引されています。夕方にかけての取引で、ユーロ/ドルは1.5480ドル付近から急落し、その後も売り地合いが続いており1.5400ドル付近でもみあっています。こうした流れを受け、ユーロは対円でも売られました。対照的にドルは対円で一時105.21円をつけました。目先のターゲットは5月初旬につけた105.70円とされています。


<短期金融市場>           
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.519%

 3カ月物FB(政府短期証券)515回債流通利回り  

                      0.585%(+0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年12月限)   98.985(―0.080)

             安値─高値    98.980─99.050

 

 ユーロ円3カ月金利先物は主に期先物が売られました。前日の海外市場で米地区連銀総裁らがインフレリスクへの警戒姿勢を示したため、米利下げ打ち止め観測が広がり、国債先物相場が急落しました。これにより、ポジションの圧縮が相次ぎました。財務省が実施した3カ月物政府短期証券(517回債、8月18日償還)の落札利回りは約2カ月ぶりの高さとなり、準備預金の積み最終日を控えた資金需要が残り、無担保コール翌日物金利は誘導目標を上回って推移しました。日銀は、2営業日連続して3000億円を市場に即日供給しました。

海運や非鉄金属、機械などが堅調で、石油・石炭や鉄鋼はさえない動き

<国内株式市場>
日経平均 13953.73円(210.37円高)

      13734.50円─13976.92円 出来高 19億0673万株


 国内株式市場で日経平均は大幅続伸です。終値で前日比200円を超す上昇となり、1万3900円台半ばで大引けとなりました。円安を好感し、朝方からハイテクや輸出株を中心に幅広く買われました。株価指数先物買い・債券先物売りの動きが観測されるなど先物主導の展開ながら、欧州勢やアジア勢などから実需の買いも入ったということです。12日に起きた中国・四川大地震の株式市場への影響が限定的とみられることなどから後場に買い戻しが加速し、上昇幅を拡大しました。業種別では海運や非鉄金属、機械などが堅調で、石油・石炭や鉄鋼はさえない動きでした。


<外国為替市場>         15時時点
ドル/円  103.72/75円   ユーロ/ドル 1.5550/55ドル

 ユーロ/円 161.29/35円


 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅安の103円後半で取引されています。日経平均株価が堅調だったことからクロス円がしっかりした値動きを見せながらも、方向感を探る動きで午後はもみあう展開となりました。市場の関心は、きょう発表の欧米の経済指標と株価などに向けられているようです。


<短期金融市場>         15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.513%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.580%(―0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年12月限)   99.065(―0.005)

             安値─高値    99.055─99.070

 

 無担保コール翌日物はやや強含みました。準備預金の積み最終日を控えた資金需要の高まりが背景のようです。現金担保付き債券貸借(レポ)金利が高止まりしたことも響きました。大手銀行が誘導目標を上回る調達希望を示したことを受け、日銀は4月30日以来約2週間ぶりに3000億円を即日供給する措置に踏み切りました。国債買現先オペ(8000億円、6月5日期日)の落札水準は按分レートが0.570%となり、前日実施した同オペ(6000億円、6月4日期日)と同じでした。ユーロ円3カ月金利先物は小動きで推移しました。

大手商社や資源開発、石油など関連株に買いが集まる

<国内株式市場>
日経平均 14102.48円(53.22円高)

      14022.79円─14208.67円 出来高 21億1908万株


 国内株式市場で日経平均は続伸です。米株や為替など外部環境の落ち着きを好感して幅広く買いが入りましたが、上値では利益確定売りも出て頭を抑えました。欧州系資金など海外勢の買いは引き続き入っていますが、国内勢の動きが鈍いようです。原油が一段高となっていることで大手商社や資源開発、石油など関連株に買いが集まりました。


<外国為替市場>         17時時点
ドル/円  105.03/05円   ユーロ/ドル 1.5496/98ドル

 ユーロ/円 162.76/81円


 午後5時のドル/円は前日NY市場の午後5時時点から上昇し、105円前半で取引されています。海外勢の積極的な買いで一時105.29円を付けました。ただ、オプション絡みの売りも見られているようです。その上でユーロ/ドルに関してユーロ高が進み過ぎており、上値を追いにくく、かといってドルも積極的に買いにくいようで、レンジ内の値動きが続くとの見方を示しています。


<短期金融市場>         18時10分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート)  0.504%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り   0.575%(─0.005) 

 ユーロ円3カ月金先(08年12月限)    99.025(変わらず)

             安値─高値     99.010─99.030


 無担保コール翌日物は落ち着いた展開になりました。朝方は、証券や外銀を主な取り手に0.525─0.53%付近で出合いを付けましたが、調達一巡後は軟化しました。午後にかけては邦銀勢が0.50%を中心に調達しました。ただ、大型連休明けで資金需要が一服していることに加え、準備預金の積みが順調なことから、午後終盤には邦銀勢が調達希望金利を切り下げる場面がありました。日銀が午後に実施した期間2週間程度の共通担保資金供給(本店)オペ(5月8日─5月21日)の案分落札金利は0.550%と4月30日の同オペ(5月1日─5月22日)の0.560%に比べて小幅低下です。同時に実施した3カ月物の同オペ(5月9日─8月11日)は0.570%と前回に比べて横ばいで推移しました。ユーロ円3カ月金利先物市場は下落し、薄商いの中、株高/債券安を受けて売りが優勢でした。

日経平均株価は上げ幅は一時300円を超え

<国内株式市場>
日経平均 14049.26円(282.40円高)

      13944.26円─14072.92円 出来高 17億1694万株


 東京株式市場では、日経平均が大幅反発です。米国株高やドル高/円安基調の為替を背景に寄り付き後まもなく1万4000円台を回復し、後場に入ると債券先物売り/株式先物買いも加わって、上げ幅は一時300円を超えました。ただ、連休を控えていることに加え、2日は米雇用統計の発表も予定されており、1万4000円台では伸び悩みました。


<外国為替市場>       15時時点
ドル/円 104.65/70円   ユーロ/ドル 1.5460/65ドル

 ユーロ/円 161.76/87円

午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から、小幅高の104円後半で取引されています。上値を抑えられていましたが、午後4時前に一時105円を回復しました。市場の関心は、きょう発表される4月米雇用統計に向けられている一方、商品価格の上昇を背景に、ブラジルレアルやメキシコペソMXNなど中南米通貨の足元での強含みが目立っているようです。


<短期金融市場>       16時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート)  0.4%台

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り   0.580%(変わらず) 

 ユーロ円3カ月金先(08年12月限)    99.025(─0.025)

             安値─高値     99.010─99.040


 無担保コール翌日物金利は弱含みです。資金余剰感が浮上する中、日銀は午前と午後の定例調節で、手形売出オペを通告して、総額8000億円を吸収し、金利低下をけん制しました。しかし、準備預金の積み進ちょくが進展している邦銀勢の調達意欲が後退していることに加えて、円転コストが低下している外銀勢も目立った調達が見られず、午後に一時0.3%台半ばの水準まで急低下し、その後は調整的な調達が見られ、0.4%台に上昇しました。連休明け7日スタートの翌日物金利は0.51─0.53%付近で推移しました。レポGC金利は9日スタートの翌日物金利は0.52─0.53%です。ユーロ円3カ月金利先物市場は反落し、米雇用統計を控えて持ち高調整売りに押されました。

東証1部売買代金は2兆9070億円

<国内株式市場>
日経平均 13849.99円(44.38円安)

      13766.24円─13976.10円 出来高 21億5434万株


 国内株式市場では、日経平均が小反落です。予想より弱かった3月の鉱工業生産を嫌気して軟調にスタートしたものの、銀行株への買い戻しが続いたことが関係者の安心感につながり、売り一巡後は戻り歩調となりました。一方で米連邦公開市場委員会(FOMC)のステートメント発表を控えたイベント警戒感から上値にも慎重となり、前日終値付近でもみあう展開が続きました。売り買いが交錯して東証1部売買代金は2兆9070億円に膨らみました。


<外国為替市場>         15時時点
ドル/円 103.83/86円   ユーロ/ドル 1.5582/87ドル

 ユーロ/円 161.83/88円

午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から若干ドル安/円高の103円後半で取引されています。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表やユーロ圏4月の消費者物価指数(CPI)を今夜に控えて薄商いのなか、資本筋によるドル売り/円買い、ユーロ売り/円買いや、銀行筋による短期的なドル買い持ちポジションの解消などが散見されました。


<短期金融市場>         16時26分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート)  0.53%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り   0.575%(─0.005) 

 ユーロ円3カ月金先(08年12月限)    99.030(+0.125)

             安値─高値     98.950─99.030


 無担保コール翌日物の取引中心金利は0.53%付近となりました。月末要因や大型連休の谷間で資金の出し手が慎重になる中、準備預金の積みを進めたいとする邦銀勢から資金調達意欲が示され、日銀は朝方の定例調節で3000億円を即日供給して金利上昇をけん制しました。出し手の資金繰りが固まった午後には徐々に落ち着きを取り戻し、調達希望金利は0.50%付近まで低下しました。レポGC金利は低下。7日スタートの翌日物金利は0.56─0.57%付近で推移しました。ユーロ円3カ月金利先物市場は大幅反発です。中心限月08年12月限は一時前営業日清算値に比べて12.5ティック高の99.030に上昇しました。朝方に発表された3月鉱工業生産が市場予想を下回ったことを受けて国内景気先行きに対する慎重な見方が台頭し、日銀が午後3時に公表した展望リポートが景気下振れリスクに言及したことで、当面金利正常化の再開は困難との思惑から買いが入りました。

日経平均株価は一時は1万4000円台を回復

<国内株式市場>
日経平均 13894.37円(30.90円高)

      13745.61円─14003.28円 出来高 20億3740万株


 国内株式市場では、日経平均が小幅続伸です。サブプライム問題が最悪期を脱したのではないかとの期待感や債券先物売り/株式先物買いポジションの巻き戻しで、一時は1万4000円台を回復しました。みずほフィナンシャルグループが一時ストップ高するなど、銀行株への買い戻しも強まりました。しかし、高値警戒感から1万4000円前後では戻り売りや利食い売りが出て日経平均は押し戻されました。売り買いが交錯したことで、東証1部売買代金は2兆8262億円に膨らみました。


<外国為替市場>         17時時点
ドル/円 104.57/62円   ユーロ/ドル 1.5633/38ドル

 ユーロ/円 163.48/52円


 午後5時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から上昇、2カ月ぶりの高値水準となる104円後半で取引されています。ユーロ/ドルは、朝方から緩やかに回復していたが、夕方にかけての取引で下落しました。鈍化したブランデンブルク州やザクセン州などの消費者物価指数(CPI)の発表をきっかけにユーロ売りに傾いたと見られています。その後、オーストリア中銀主催の会合に出席しているトリシェ欧州中銀(ECB)総裁の発言もあり、比較的大きな値動きとなっているようです。


<短期金融市場>         17時30分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート)  0.515%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り       ──(出合いなし) 

 ユーロ円3カ月金先(08年12月限)    98.910(─0.015)

             安値─高値     98.885─98.960


 無担保コール翌日物の加重平均金利は0.515%と連休の谷間で資金の出し手が慎重になる中、朝方から準備預金の積み需要を背景に邦銀勢からの調達意欲がしっかりと示されました。日銀は朝方の定例調節で3000億円を即日供給して金利上昇をけん制したことを受けて、徐々に落ち着きを取り戻して、午後にかけては0.51─0.50%を中心に推移しました。トムネ・スポネ取引は0.55%付近で推移しました。日銀が午後に実施した共通担保資金供給(本店)オペ(4月30日─5月29日)金利は0.580%と25日の同オペ(4月28日─5月19日)の0.590%から小幅低下しました。レポGC金利が強含みです。2日スタートの翌日物(期日5月7日)は出し手が慎重になる中、0.67%付近で少額の出合いを付けました。ユーロ円3カ月金利先物市場は前週末に急落した反動から買い戻しが先行する場面がありましたがロングポジションを解消する動きが残っているとして続落しました。

東証一部の売買代金は1兆9181億円と再び2兆円を割り込む

<国内株式市場>
日経平均 13547.82円(148.73円安)

      13519.12円─13608.17円 出来高 15億7842万株


 国内株式市場で日経平均は6日ぶりに反落して大引けしました。前日までの5日続伸で800円近く上昇したこともあり、いったんは利食い売りが出る展開となりました。後場に入り、一時、1万3500円の下値をトライする動きが出たものの、跳ね返されました。一方で、今晩の3月米中古住宅販売発表や週後半からの国内企業決算の本格化を控えて様子見姿勢が強く、終日マイナス圏での動きとなりました。東証一部の売買代金は1兆9181億円と再び2兆円を割り込みました。


<外国為替市場>         17時時点
ドル/円 103.14/19円   ユーロ/ドル 1.5879/84ドル

 ユーロ/円 163.73/85円


 午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から円高が進み103円付近で取引されています。前日の米株安を受けてアジア株が軟調推移となったことから、円は底堅い動きとなりました。ユーロ債でまとまった償還があるとの観測もユーロ/円の押し下げにつながりました。


<短期金融市場>         18時5分
無担保コール翌日物金利(加重平均レート)  0.502%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り   0.575%(変わらず)

 ユーロ円3カ月金先(08年12月限)    99.115(─0.030)

             安値─高値     99.110─99.165


 無担保コール翌日物金利は誘導目標に沿った展開でした。大手行などの資金調達需要が支えたようです。日銀は即日実施のオペを見送り、やや緩め感のある調節姿勢を維持しました。大型連休を控えた運用手控えムードが残り、日銀が本店方式で実施した資金供給オペ金利は高止まりしました。現金担保付き債券貸借(レポ)金利は下げ渋りました。債券相場が軟調になったことでユーロ円3カ月金利先物は中心限月が売られました。

東証一部の売買代金は2兆3446億円と2兆円台を回復

<国内株式市場>
日経平均 13696.55円(220.10円高)

      13639.77円─13739.44円 出来高 18億6146万株


 国内株式市場で日経平均は5日続伸です。5日続伸は2007年6月28日から7月5日(6日続伸)以来、約9カ月ぶりです。前週末の米企業決算を好感して朝方から買いが先行し、これまでカベとなっていた1万3500円を超えました。1万3500円を超えたのは2月29日以来のことです。東証一部の売買代金は2兆3446億円と2兆円台を回復し、実需の投資家が徐々にではあるが戻ってきているとの観測が出ています。ただ、1万4000円を狙うにはまだエネルギー不足だという感があるようです。


<外国為替市場>           15時時点
ドル/円 103.81/86円   ユーロ/ドル 1.5830/35ドル

 ユーロ/円 164.29/40円


 午後3時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から円安が進み103円後半で取引されています。前週末海外市場で株高を背景に円が下落し、一時1カ月半ぶりの安値まで円が売られた流れを引き継ぎました。しかし前週末の値動きが大幅だったため、週明け東京市場では利益確定の動きも目立ち売買は交錯し、値動きは鈍りました。

 
<短期金融市場>          15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート)  0.505%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り   0.575%(変わらず)

 ユーロ円3カ月金先(08年12月限)    99.150(─0.030)

             安値─高値     99.145─99.185


 無担保コール翌日物金利は誘導目標に沿った展開です。やや緩め感のある調節姿勢が安定推移を促しました。大型連休を控えた運用手控えムードにより、現金担保付き債券貸借(レポ)での取引金利は高止まりしました。コール市場では期間2週間のターム物でやや高めの運用希望が示され、ユーロ円3カ月金利先物は売り優勢でした。

日経平均株価は12917.51円、406.22円安

<国内株式市場>
日経平均 12917.51円(406.22円安)

      12858.63円─13132.67円 出来高 15億0777万株


 国内株式市場で日経平均は大幅反落です。2営業日ぶりに1万3000円を割り込み、一時400円を超える下げ幅となりました。円高進行や企業収益悪化への不安が強まり売りが先行しました。ただ売りは海外勢など一部にとどまっており東証1部売買代金は2兆円割れと薄商いでした。7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で為替への協調策は見送られたことから前週末に盛り上がった期待がはく落したとの指摘もありました。


<外国為替市場>        17時時点
ドル/円 100.50/55円   ユーロ/ドル 1.5785/90ドル

 ユーロ/円 158.67/71円


 午後5時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から下落、100円後半で取引されています。週末にワシントンで開催された7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で為替相場の急激な変動に懸念が示されたものの、具体的にどのように対応していくのか姿勢が読み取れないなどとの見方が強まっています。また、日経平均株価.N225が400円超下げていることに反応し、リスク許容度の低下からドル/円、クロス円での売りもみられ、もみあいが続いています。夕方にかけての取引では、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーが、ユーロ圏のインフレ率は上方修正される可能性があり、今年利下げを行う見込みはない、と述べたことが話題となりました。


<短期金融市場>         18時時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート)  0.516%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り     ──(出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)  99.240(─0.010)

             安値─高値   99.225─99.255


 無担保コール翌日物金利は強含みです。15日の準備預金積み最終日が意識されて、午後には一部邦銀勢が0.55%付近に水準を切り上げて調達し、外銀や証券からも0.535─0.54%付近で資金調達意欲が示されました。15日スタートの翌日物は、資金の出し手が運用に慎重になる中、0.53%付近で取引が成立しました。

日経平均株価は下げ幅が一時200円を超え

<国内株式市場>
日経平均 12945.30円(166.59円安)

      12898.49円─13062.46円 出来高 19億2469万株


 国内株式市場では、日経平均が続落です。4月1日以来の終値での1万3000円割れとなりました。先物主導の展開で、下げ幅は一時200円を超えました。しかし、売り一巡後は下げ渋り、軟調地合いの中をもみあいました。11日のオプションSQを意識した売りとの見方があるほか、ヘッジファンドなどによるデレバレッジの動きとみる声もでているようです。


<外国為替市場>          17時時点
ドル/円 101.03/05円   ユーロ/ドル 1.5843/45ドル

 ユーロ/円 160.12/16円

 

 午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点からドル安/円高が進み101円を挟む神経質な値動きとなっています。株安、原油高等が嫌気され、ドルは一時100.73円まで下落しました。今月後半の米金融機関の第1・四半期決算発表で、サブプライムローン関連の評価損が拡大するとの予想から、ドルは上値が重いが、100円台では実需の買いもみられ、一気に100円割れを目指す展開ではなさそうです。

          
<短期金融市場>          17時5分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.503%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り    ──(出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)  99.265(変わらず)

             安値─高値   99.255─99.275


 無担保コール翌日物金利は0.50%を中心に推移しました。日銀の調節姿勢が実質中立となる中、水準を切り上げて調達する動きは見られず、総じて落ち着いた動きでした。邦銀勢から0.50─0.505%付近で調達意欲が示されました。財務省が午後に発表した2カ月物政府短期証券(FB)入札結果で、最高落札利回りは0.5735%とほぼ事前の予想通りで、余剰資金を抱える投資家の運用需要に支えられました。 

ドル高/円安やアジア株高を背景に先物が買われ、現物株を押し上げる

<国内株式市場>
日経平均 13450.23円(157.01円高)

      13228.86円─13485.90円 出来高 18億3210万株


 国内株式市場では、日経平均が反発し1万3400円台を回復しました。ドル高/円安やアジア株高を背景に先物が買われ、現物株を押し上げました。為替をにらんでハイテク株が買われ、資源価格の上昇で商社株も堅調に推移しました。米雇用統計を無難に通過し、来週本格化する米金融機関の決算発表までイベントのはざまにあたることから、短期的には悪材料の乏しいなかで戻りの上値を試す展開になりました。


<外国為替市場>          17時時点
 ドル/円  102.70/75円   ユーロ/ドル 1.5667/70ドル 

 ユーロ/円 160.96/02円


 午後5時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から1円超のドル高/円安が進み102円後半で取引されています。週明けの取引では、国内機関投資家の買いをきっかけに、これまでドルを売り込んだ短期筋の買い戻しが活発化しアジア・欧州株の上昇を背景とした円売りも続き、ドルは夕方の取引で一時102.85円まで上昇しました。事前予想を大きく下回ってドル/円が急落した3月米雇用統計の発表前の水準を回復しました。


<短期金融市場>          17時5分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.510%

 3カ月物FB(政府短期証券)

          508回債流通利回り  0.560%(─0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)    99.320(―0.005)

             安値─高値    99.315─99.340


 無担保コール翌日物金利がしっかり推移しました。資金需給が不足となる中、日銀が即日実行の金融調節を見送ったことを受けて外銀勢が水準を切り上げて調達し、一時0.5%半ばで外銀勢の調達意欲が示されました。邦銀勢の調達金利は0.50%付近。ターム物は1週間程度で国内勢が0.53%付近、外銀勢が0.55─0.57%付近の出合いでした。ユーロ円3カ月物金利先物市場は朝方の買い一巡後に伸び悩み、週末の7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で金融システムや為替について、何らかの協調策が打ち出されるのではないかとの思惑から積極的な買いが手控えられました。

日経平均株価は大幅続伸

<国内株式市場>
日経平均 13189.36円(532.94円高)

      12836.41円─13189.36円 出来高 20億6770万株


 国内株式市場で日経平均は大幅続伸です。終値で前日比500円を超す上昇幅で、3月6日以来となる1万3000円台を回復しました。欧米金融機関の増資報道に加えて、ポールソン米財務長官が、連邦準備理事会(FRB)によるベアー・スターンズ救済策について、損失が出た場合には事実上の財政支援を容認していたことが1日明らかになったことなどから、米国金融市場への不安が後退し買い安心感が広がったという展開です。ザラ場で1ドル102円台まで円安が進んだことも、下支え要因となりました。


<外国為替市場>          17時時点
ドル/円  101.92/95円   ユーロ/ドル 1.5610/12ドル 

 ユーロ/円 159.14/17円


 午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅高の102円付近で取引されています。午後に入ってから堅調な株価をにらみながら短期筋や米系証券を中心とする買い戻しが入り、約1カ月ぶりのドル高水準となりました。夕方にかけての取引では、特に手掛かりは出ていませんが、ややドルが売られる局面もありました。


<短期金融市場>          17時35分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.504%

 3カ月物FB(政府短期証券)

          506回債流通利回り  0.570%(変わらず)

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)    99.330(―0.005)

             安値─高値    99.320─99.335


 短期金融市場で現金担保付き債券貸借(レポ)取引金利が下げ渋りました。新年度入り以降も調達需要が衰えていないことが主な理由のようです。3日に3カ月物政府短期証券(FB)、4日には6カ月物FBの入札を控えており、証券会社の在庫荷もたれ感が強まりやすいことも一因とされています。財務省が2日実施した3カ月物FBの入札結果は日銀オペや既発債利回り対比でやや軟調でしたが、一部投資家の需要に支えられ流通市場では小じっかりと推移し引け値は0.565%となりました。無担保コール翌日物金利は、おおむね誘導目標に沿った動きでした。ユーロ円金利先物は株高を背景に売り優勢となりました。

日経平均株価は12656.42円、130.88円高

<国内株式市場>
日経平均 12656.42円(130.88円高)

      12521.84円─12779.14円 出来高 17億4156万株


 国内株式市場で日経平均は反発です。前日の米国株式が上昇したことなどから買い先行で始まり、一時は前日比200円を超す上昇幅となりました。ただ、積極的な買い材料にも乏しい中で上海などのアジア株が軟調なことも嫌気され、後場は伸び悩みました。先物主導の展開で、25日線付近で頭を抑えられると日経平均も上値が重くなったとの指摘が聞かれました。東証1部売買代金は2兆0885億円でした。


<外国為替市場>           17時時点
ドル/円  100.07/12円   ユーロ/ドル 1.5683/88ドル 

 ユーロ/円 156.94/01円

      

 午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅高の100円前半で取引されています。スイスの金融大手UBSが第1・四半期に190億ドルの評価損を計上した結果、最終損益が120億スイスフラン(120億3000万ドル)の赤字になるとの見通しを発表しました。こうした報道をきっかけに、ユーロ/円、ユーロ/ドルがドル/円の値動きに波及しUBSへの再評価から、同社株は上昇しました。足元で弱含んでいたドルが買われ、一時、きょうの最高値100.29円に上昇しました。


<短期金融市場>           17時15分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.505%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.565%(―0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)    99.330(変わらず)

             安値─高値    99.305─99.345


 新年度入りした1日の短期金融市場で、無担保コール翌日物金利はおおむね誘導目標に沿った展開でした。レポ取引を経由した証券からの調達需要が残り、コール金利に上昇圧力がかかる場面もありましたが、日銀が3営業日連続で即日供給オペを実施し積み上調節になったことを受け、取引一巡後は取引金利が緩みました。ユーロ円3カ月金利先物は短期売買が交錯し、方向感に乏しい値動きが続き、日銀が発表した3月短観が悪化したため、中心限月は一時買い優勢となりました。

東証1部売買代金は2兆1371億円と2営業日連続で2兆円を超え

<国内石油市場>
日経平均 12525.54円(294.93円安)

      12430.63円─12709.28円 出来高 18億3936万株


 国内株式市場で日経平均は大幅反落です。前週末のシカゴ日経平均先物にサヤ寄せする形で寄り付きから売り先行で始まりました。期末最終日であることに加え、日銀短観の発表を翌日に控えて様子見ムードが強まるなか、午後に入り急速に下げ幅を拡大し、実需の買いが入らず商いが薄いところに、先物の仕掛け的な売りで大きく下げました。大引けにかけてはやや戻したものの、前日比で300円近い下落幅となりました。東証1部売買代金は2兆1371億円と2営業日連続で2兆円を超えたものの、依然ボリューム不足です。


<外国為替市場>           17時時点
ドル/円  99.38/43円   1.5795/97ドル 

 ユーロ/円 156.94/02円

 

 午後5時過ぎのドル/円は前週末NY市場の午後5時時点に比べ若干ドル高の99円前半で取引されています。年度末に当たるきょうは、午前中に輸入企業や国内機関投資家など国内勢のドル買い需要が活発化し、ドルは一時100.20円まで上昇しました。しかし、午後に入るとドルの浮揚力は徐々に弱まり、輸出企業の売りや利食いなどに押されて99円台に下落しました。あす発表される3月日銀短観が注目されます。


<短期金融市場>           19時時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.641%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.565%(―0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)    99.335(+0.025)

             安値─高値    99.315─99.340


 米欧金融機関の信用不安がくすぶる中で迎えた31日の短期金融市場で、無担保コール翌日物の加重平均金利は0.641%となりました。3月決算期末による資金需要に加え、自己資本比率規制をにらんだ運用手控えムードが広がり、主に外国銀行や証券の調達水準が跳ね上がりました。現金担保付き債券貸借(レポ)金利が高止まりしたことも影響し、日銀が2006年3月の量的緩和解除後、最大規模となる計3兆円を市場に即日供給したため、前年3月末の0.715%には至りませんでした。ロンバート型貸出は950億円にとどまりました。

東証1部売買代金は1兆9215億円と前日に続き2兆円を下回る

<国内株式市場>
日経平均 12604.58円(102.05円安)

      12475.88円─12621.56円 出来高 16億7336万株


 国内株式市場で日経平均は続落です。米株安や円高を嫌気し自動車やハイテクなど輸出株が売られました。米金融機関の収益不安も再び強まっており金融株もさえませんでした。期末を迎えるなか売り方買い方ともに手控え姿勢を強めており、引き続き薄商いでした。東証1部売買代金は1兆9215億円と前日に続き2兆円を下回りました。


<外国為替市場>          17時時点
ドル/円  99.32/37円   1.5765/70ドル 

 ユーロ/円 156.59/64円


 午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点からドル高/円安の99円台前半で取引されています。朝方は輸入や投信絡みの実需の買いにも支えられいったんは上昇しましたが、その後は新たなドル支援材料不在のなか、伸び悩みました。 東京市場夕刻となり欧州勢が参加してくると、ユーロの下落によりドルは上昇基調となり、一時99.78円まで上昇しました。一方ユーロ/ドルは1.5726ドルまで下落しました。


<短期金融市場>         15時35分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.48─0.49%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.560%(─0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)    99.290(+0.010)

             安値─高値    99.285─99.300


 無担保コール翌日物金利は午後弱含みです。午前は外銀勢が0.51─0.52%、国内勢が0.50%を中心に調達し、午後には国内勢が0.48─0.49%と0.5%を割り込んで調達しました。ユーロ円3カ月金利先物市場は株安/債券高を受けてしっかり推移し、中心限月08年9月限は一時前日清算値比2ティック高の99.300に上昇しました。

日経平均株価は12480.09円、2.48円安

<国内株式市場>
日経平均 12480.09円(2.48円安)

      12438.20円─12582.46円 出来高 16億0768万株


 国内株式市場で日経平均は4日ぶりの反落です。GLOBEXの米株先物が堅調なことを手掛かりに一時前営業日比100円高近くまで上昇する場面もありましたが、買いの主体は短期筋が中心で、引けにかけてはポジション調整とみられる売りに押されてマイナス圏まで沈みました。ただ全般的には様子見気分が強く薄商いが続いています。東証1部売買代金は1兆7828億円と21日を下回り、半日取引の大発会を除けば実質的に今年最低を記録しました。


<外国為替市場>         17時時点
ドル/円   99.96/01円   1.5386/91ドル 

 ユーロ/円 153.78/87円


 午後5時のドル/円は、21日東京市場の午後5時時点からドル高/円安の99円後半で取引されています。海外市場の多くがイースターで休場となる中、アジア市場も参加者が限られ為替市場は薄商いとなりました。底堅いアジア株の動きなどを背景に小幅ドル高/円安が進みましたが、多くの関係者は海外勢の休暇明けは再び、ドル安が強まるとの見方を示しています。


<短期金融市場>         17時時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.513%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.600%(─0.010)

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)    99.305(─0.020)

             安値─高値    99.300─99.320


 無担保コール翌日物取引は、期末接近やレポ金利高止まりで翌日物は強含みで取引が始まり、一部外銀や証券の取りで0.56─0.58%付近まで上昇しました。日銀は5営業日連続で即日資金供給オペを実施し、(即日資金供給オペが6000億円と少し多め)午後終盤にかけてはレートは低下傾向となりました。加重平均レートは21日の0.518%から低下し、0.513%となりました。期末を挟む取引では、1週間物や3月31─4月1日の翌日物で1.0─1.1%程度のビッドが示されましたが、そのレートに見合うオファー(出し)がなく出合いづらかったようです。日銀が午後1時に実施した4月1日が期日となる共通担保資金供給(本店)オペは、落札金利が0.700%と上昇し、期末を意識して資金需要が高まりました。

日経平均株価は1万2000円台を回復

<国内株式市場>
日経平均 12260.44円(296.28円高)

      12142.33円─12374.75円 出来高 21億3433万株


 国内株式市場では、日経平均が大幅続伸です。米利下げに加え、ドルが一時対円で100円台に乗せたことを背景に寄り付きで1万2000円台を回復しました。一時は400円を超える上昇となりましたが、米追加利下げ期待が強い中でドルの高値は一時的なものに終わり、98円台まで下落したドルをにらんで日経平均も伸び悩みました。海外金融機関の財務や米景気をめぐる不透明感が払しょくできず、実需の動きが鈍いなか、先物主導の戻りには迫力が乏しい展開でした。


<外国為替市場>         17時時点
 ドル/円   99.06/09円   1.5712/15ドル 

 ユーロ/円 155.65/68円


 午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点からドル安/円高が進み、99円台前半で取引されています。米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル買いが一巡した後はドルの上値が次第に重くなり、地すべり状態となったドルはきょうの高値から一時1.5円を超える下げを見せました。午後の市場では、欧州系ファンドの破たん懸念が浮上しているとのうわさや、欧州やアジアの金融機関の追加損失計上の観測が流れるなど、ドル売り材料に事欠かない状況となりました。


<短期金融市場>         17時10分
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.511%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り      ── 

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)    99.340(+0.020)

             安値─高値    99.310─99.360


 無担保コール翌日物の取引中心金利は0.50─0.51%で推移しました。3月期末を控えて資金の出し手である邦銀勢が運用に慎重になる中、外銀勢が水準を切り上げて調達。0.5%台半ばで取引が成立する場面もありました。日銀は午後零時50分の定例調節で共通担保資金供給(本店)オペを通告して3000億円を即日供給して金利上昇をけん制し、オペ後は外銀勢の調達需要が一巡して落ち着きを取り戻しました。邦銀勢は0.50─0.505%で調達需要がしっかりと示されました。ターム物は期越えとなる2週間程度が0.9台前半で取引が成立し、レポGC金利は高止まりです。午後から取引が始まった25日スタートの翌日物は0.65%付近に低下後、再び0.69%に上昇しました。ユーロ円金利先物市場は堅調に推移し、中心限月08年9月限は一時前日清算値に比べて4ティック高の99.360に上昇しました。

業種別では海運や不動産、輸送用機器、非鉄金属が大きく下げる

<国内株式市場>
日経平均 12241.60円(191.84円安)

      12167.09円─12582.57円 出来高 31億4890万株


 国内株式市場は、日経平均が続落です。午前は前日の米株高や円高一服感、SQ(特別清算指数)算出に絡んだ注文が買い優勢となったことから上昇して始まりましたが、後場に入りマイナスに転じました。為替が円高に振れ、ザラ場で再び1ドル100円を割れたことで警戒感が強まり、一時200円を超す下落となりました。終値で連日の昨年来安値を更新となり、業種別では海運や不動産、輸送用機器、非鉄金属が大きく下げました。鉱業やパルプ・紙などは堅調に推移しました。


<外国為替市場>        17時時点
ドル/円  100.30/35円   ユーロ/ドル1.5595/00 

 ユーロ/円 156.45/53円

午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点からドル安が進み、100円前半で取引されています。午後の取引でドルは一時99.84円まで下落し、100円台を再び割り込み、前日につけた12年ぶり円高水準の99.77円に接近しました。ドルはこの日も対ユーロで史上最安値を更新、主要6通貨に対するドルの値動きを示すドル指数.DXYも最低水準を更新しており、ドル安地合いに変わりはないとの声が大勢となったようです。


<短期金融市場>        18時時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.483%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.570%(変わらず) 

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)    99.315(─0.010)

             安値─高値    99.310─99.335


 無担保コール翌日物は、大きな動きとなりました。準備預金の積み最終日を迎えて取引レートは0.5%前半で強含んで始まり、午後にかけても底堅く推移しましたが、午後に金融機関が資金繰りにメドをつけるとレートは徐々に0.40%付近まで低下しました。日銀は午後2時45分、前月の最終日に続き定例の調節時間外での即日資金吸収を行い、オペ後はいったん大手邦銀などが0.50%近辺まで調達金利を引き上げましたが、一段高とはならず、一巡後は0.14%まで出合いのレートが低下しました。最高レートは0.700%です。ターム物金利は高止まりです。3月決算期末に向けて早めに資金を確保する目的で短めの資金に需要が集まっており、コール市場では1週間物が0.5%後半に上昇し、日銀の共通担保資金供給オペの案分レートは、3月内の期日の物が前回の0.570%に比べ0.590%に上昇しました。

日経平均株価は12861.13円、202.85円高

<国内株式市場>
日経平均 12861.13円(202.85円高)

      12799.42円─13071.22円 出来高 20億4145万株


 国内株式市場では、日経平均が続伸です。米欧中央銀行による流動性供給拡大の協調対策、ドル円為替の落ち着き、寄り前に発表された10─12月期の実質国内総生産(GDP)2次速報値の予測上振れなどを好感して、寄り付き直後に前日比で400円を超す上昇となりました。ただ、買い一巡後は戻り売りに押されて伸び悩みました。午後に入り、為替が1ドル102円台と再び円高基調となったこともあり、ソニーなどの輸出関連株が下げに転じたほか、住友金属鉱山なども売られました。


<外国為替市場>         17時時点
ドル/円 103.05/10円   ユーロ/ドル 1.5370/75ドル

 ユーロ/円 158.43/50円


 午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場午後5時時点から下落し、103円台の前半で取引されています。昨日発表された米欧中銀による新たな流動性供給対策を受け、東京市場はドル堅調地合いで取引が始まったものの、午後には日経平均の伸び悩みや、米国債価格の回復など、流動性供給対策のサプライズ効果のはく落とも言える金融証券市場の反応に歩調を合わせる形で、対ユーロ、対円、対スイスフランなど広範な通貨に対しドルがじり安の展開となりました。


<短期金融市場>         17時時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.502%

 3カ月物FB(政府短期証券)503回債

               流通利回り  0.565%(+0.010) 

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)    99.330(+0.015)

             安値─高値    99.310─99.335


 日銀が本店方式で実施した共通担保資金供給オペ(8000億円、4月1日期日)の落札金利が小幅上昇しました。3月期末の資金繰り需要が背景のようです。期末越えでもっとも期間が短いため、プレミアムが反映されやすいことも影響したとみられています。足元の資金需給はひっ迫しておらず、翌日物金利はおおむね誘導目標に沿った展開です。米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)など欧米5中銀の新たな流動性対策により、過度な流動性プレミアム期待に歯止めがかかり、ユーロ円3カ月金利先物は上昇しました。3カ月物政府短期証券(504回債、6月16日償還)の入札では、需給荷もたれ感から、落札利回りが4カ月ぶりの高水準でした。

日経平均株価は12658.28円、126.15円高

<国内株式市場>
日経平均 12658.28円(126.15円高)

      12352.79円─12674.89円 出来高 23億7091万株


 国内株式市場では、日経平均が反発です。ドル安/円高や米リセッション懸念から一時は10日に続いてザラ場の昨年来安値を更新しましたが、売り一巡後は輸出関連株を含めて幅広く買い戻しが入りました。ただ、先行き不透明感が強いことから自律反発の域を出ないとの見方が多く、本格的な底入れ感にはつながっていないようです。


<外国為替市場>        17時時点
ドル/円 102.11/16円   ユーロ/ドル 1.5357/60ドル

 ユーロ/円 156.89/91円


 午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から円安が進み、102円前半で取引されています。朝方は海外勢を中心にドルの売り仕掛けが入りましたが、すでに売りが大きく進んだドルの下値では買い戻し需要も多く、夕方には短期筋の買い戻しが強まりました。前日の米株安にもかかわらず、日経平均株価が前日比100円を超える上昇となったほか、朝方の欧州市場で株価が上昇したことなどが円売りの手がかりとする声もあったようです。


<短期金融市場>        17時35分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.501%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.555%(変わらず) 

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)    99.315(─0.010)

             安値─高値    99.305─99.345


 ユーロ円3カ月金利先物は軟調に推移しました。ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の上昇や3月期末の資金繰りが意識され、流動性プレミアムのはく落にはなお時間がかかるとの見方が強まりました。日経平均株価が下落するなど外部環境は追い風でしたが、買い手掛かりには至りませんでした。無担保コール翌日物金利は誘導目標付近の取引が多かったようです。3月期末を越える3週間物は、気配が0.85%前後で推移しました。財務省が12日実施する3カ月物政府短期証券(FB)の入札を控え、短期国債市場で少額の調整売りが出ました。

日経平均株価は昨年来安値を更新

<国内株式市場>
日経平均 12532.13円(250.67円安)

      12527.07円─12777.07円 出来高 21億9925万株


 国内株式市場では日経平均が続落です。200円を超える下げとなり、ザラ場、終値とも昨年来安値を更新しました。2月の米雇用統計をきっかけに米リセッション入りを株価が織り込み始めたほか、高まるドル安/円高圧力が株価を圧迫しました。ただ、これまでの下げピッチの速さに対する警戒感もあり、ディフェンシブ銘柄などには打診買いが入って日経平均も1万2500円台では下げ渋りました。


<外国為替市場>           17時時点
ドル/円  102.03/08円   ユーロ/ドル 1.5383/85ドル

 ユーロ/円 156.95/04円


 午後5時過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から円高が進み、102円付近で取引されています。日経平均株価.N225が昨年来安値を更新するなどアジア株が軒並み安となったことを受け、外為市場ではリスク回避の円買いが進みました。予想を大きく下回った2月米雇用統計でドルが売られた流れが続いたことがドル/円下落の一因になったとの見方もありました。


<短期金融市場>           17時05分
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.499%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.555%(変わらず) 

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)    99.335(─0.030)

             安値─高値    99.325─99.390


 ユーロ円3カ月金利先物は軟調に推移しました。流動性プレミアムが意識され、高値で持ち高調整や利益確定を狙った売りが出たためのようです。中心限月ベースで2月28日以来の水準まで下落する場面がありました。内閣府が発表した1月機械受注統計が市場予想に反して大幅に増えたことも売り材料視されました。無担保コール市場では、翌日物金利が誘導目標に沿って推移し、外国銀行の調達意欲が後退しているとの指摘もありました。3カ月物政府短期証券(503回債、6月9日償還)には、12日の新発債入札を控えた調整売りが出ました。

米住宅ローン会社のデフォルトで信用収縮に対する懸念が強まる

<国内株式市場>
日経平均 12782.80円(432.62円安)

      12744.52円─13024.61円 出来高 20億7743万株

 

 国内株式市場で日経平均は大幅反落です。前日比400円を超える下落となり再び1万3000円を割り込みました。米住宅ローン会社のデフォルトで信用収縮に対する懸念が強まったほか、円高が進んでいることで輸出企業の業績懸念も出ています。下値では買い戻しが入り下げ渋りましたが、上値を買う投資家は乏しく軟調な地合いに終始しました。


<外国為替市場>          15時時点
ドル/円 102.62/67円   ユーロ/ドル 1.5392/97ドル

 ユーロ/円 158.04/09円

 

 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ同水準の102円後半で取引されています。投機筋はドルの売り持ち/円の買い持ちポジションが累積しているとみられ、ドルに一定のサポートと与えているようですが、ドル買い戻しの動きは長続きしていないようです。きょう発表の米雇用統計や来週以降の米系企業の決算を控え、売り材料しか出てこないとの見方からドル売りの地合いが再び強まっています。午後の取引でユーロ/ドルが一時1.54ドル前半まで上昇、最高値を更新しました。


<短期金融市場>        16時05分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.555%(─0.005) 

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)    99.370(─0.015)

             安値─高値    99.350─99.415


 無担保コール翌日物は誘導目標(0.50%)を中心に安定して推移しました。日銀が4月を期日に設定して実施した共通担保資金供給オペ(本店)には期末前後の資金の確保を意識した応札が集まり、落札レートは0.560%とより長めのオペに比べて上昇しました。ユーロ円金先はレンジ内ではあるものの、値動きがやや荒かったようです。朝方は前日の米国市場の流れを受け買いが先行、中心限月9月限は一時、前日清算値から3.0ティック高い99.415に上昇して約1カ月ぶりの高値をつけました。その後も底堅い地合いでしたが、午後終盤にかけては売られる展開となり、一時前日比3.5ティック安の99.350に下落しました。

米雇用統計など重要指標の発表を控え商い薄い

<国内株式市場>
日経平均 12972.06円(20.22円安)

      12919.81円─13044.01円 出来高 19億5286万株


 国内株式市場で日経平均は小反落です。様子見気分が強いなか、動意に乏しいまま1万3000円を挟んでのもみあいになりました。米雇用統計など重要指標の発表を控え商いも薄く、景気減速や信用収縮への懸念は残っているようですが、現時点では大台以下は割安感が強まるとして売り方も強気になれずにいるという展開です。


<外国為替市場>          17時時点
ドル/円 103.60/65円   ユーロ/ドル 1.5182/87ドル

 ユーロ/円 157.37/41円

 

 午後5時現在のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点からドル高の103円後半で取引されています。きょうの東京市場では、輸入企業のドル買いがドルを押し上げる局面もありましたが、インターバンクや投機筋は新規のドル買いに総じて慎重で、ドルの浮揚力は限定的なものにとどまりました。市場では、これから発表される欧米経済指標や株価動向を見極めたいとの声が聞かれています。ポンドは対ユーロで最高値を更新しました。英非製造業の2月の業況感が過去15カ月で最低水準に達したためのようです。ロイターのエコノミスト調査では大半のエコノミストが、明日の決定会合で英政策金利が据え置かれることをを予想しましたが、利下げの期待も浮上してきたということです。


<短期金融市場>            17時45分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.502%

 3カ月物FB(政府短期証券)501回債

               流通利回り  0.555%(変わらず) 

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)    99.385(+0.015)

             安値─高値    99.380─99.395


 無担保コール翌日物の加重平均レートは前日と同じ0.502%(速報)となりました。邦銀、外銀ともにレートを切り上げて資金調達に急ぐことはなかった一方で、準備預金の積みを着実に進めるため誘導目標近辺ではしっかりとビッドが入っていました。午後終盤には大手邦銀などが0.49%にビッドを引き下げましたが、大幅なレートの低下はみられませんでした。ユーロ円金先は上昇し、朝方に発表された前年10─12月期法人企業統計が市場予想を下ぶれ、国内総生産(GDP)の二次速報が下方修正される可能性が高まったことが材料のひとつとなり、買いが先行しました。その後も債券の底堅さに歩調を合わせ、金先もしっかりと推移しました。