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日経平均株価は1日の上下値幅が500円を超える乱高下
日経平均 15222.85円(87.64円高)
14801.87円─15312.55円 出来高 23億3978万株
国内株式市場では、日経平均が続伸し、1万5200円台に上昇しました。サブプライム懸念を背景とした米国株安と1ドル=107円台の円高/ドル安を受けて、前場は急落しげとなりました。しかし、アブダビ投資庁(ADIA)が米シティグループに資本参加することが明らかになりサブプライム問題への不安が和らいだことから、先物にショートカバーが入って日経平均は急速に切り返しました。一時は1万5300円台まで上昇し、1日の上下値幅が500円を超える乱高下となりました。
<外国為替市場> 15時時点
ドル/円 108.35/40円 ユーロ/ドル 1.4855/60ドル
ユーロ/円 160.98/07円
午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から大幅高の108円半ばで取引されています。朝方、2年半ぶり円高水準を更新した後、アブダビ政府による米シティへの資本参加を受け、一転して円売り優勢となりました。しかし、その後はサブプライムローン問題がくすぶっていることが再認識され、一段の円売りは進まず、もみあったようです。
<短期金融市場> 15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50─0.51%
3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り 0.555%(+0.005)
ユーロ円3カ月金先(08年6月限) 99.160(+0.005)
安値─高値 99.155─99.180
無担保コール翌日物は落ち着いた展開。取引中心金利は0.50─0.51%となりました。前日の国債発行要因がはく落したものの、0.50%付近では、準備預金の積みを進めたいとする邦銀勢の調達意欲が示されました。月末越えとなる1週間物は外銀勢を主な取り手に0.58─0.60%と前日に比べて強含みの展開です。11月30日スタートのレポGC翌日物は0.59%程度と前日(0.54─0.55%)に比べて上昇しました。ユーロ円3カ月金利先物市場はもみあいです。アブダビ投資庁による米シティへの資本参加の報道をきっかけにした株価の急伸で売られる場面もありましたが、下値は限定的だったようです。
日経平均株価は15211.52円、168.96円高
日経平均 15211.52円(168.96円高)
14751.27円─15222.24円 出来高 27億2097万株
国内株式市場で日経平均は大幅反発しました。寄り付きはザラ場での年初来安値を更新して始まったものの、午後になると円高一服感などを好感して先物を中心に買い戻しが入り、下げ幅を縮小し一転して、前日比170円近い上昇で大引けとなりました。同じく年初来安値を更新したTOPIXも、午後は上昇に転じました。
<外国為替市場> 15時時点
ドル/円 110.37/42円 ユーロ/ドル 1.4670/73ドル
ユーロ/円 161.95/03円
午後3時過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から上昇し、110円前半で取引されています。目先、一段の上昇も見込まれているようです。午前中軟調だった日経平均株価などがプラスに転じたことを受け、クロス円やドル/円のショートカバーで円が売り戻されました。
<短期金融市場> 15時45分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近
3カ月物FB(政府短期証券)485回債
流通利回り 0.560%(─0.005)
ユーロ円3カ月金先(08年6月限) 99.155(─0.005)
安値─高値 99.155─99.170
無担保コール翌日物は、誘導目標(0.50%)近辺での取引が続きました。朝方は一部外銀の取りで0.51%付近での取引が見られましたが、一巡後は徐々にビッドが下がり、午後終盤にかけては0.48%付近での出合いもありました。財務省が実施した3カ月物政府短期証券(FB)の入札では、最高落札利回りが0.5575%となり前回の0.5760%から低下しました。足元の余剰資金の逃避先としての短期国債への需要は強く、しっかりとした結果になりました。ユーロ円金先は、株価や債券市場の値動きに連動してもみあいです。狭いレンジ内での推移を続けています。
日経平均株価は15396.30円、103.26円安
日経平均 15396.30円(103.26円安)
15396.30円─15587.31円 出来高 19億3004万株
国内株式市場で日経平均は反落です。日米景気の先行きに不透明感が増しており総じて投資家は慎重な姿勢を維持したようです。短期筋による売買で指数は上下しましたが、全般的に様子見気分が支配しました。日経平均は後場軟化したものの、TOPIXは小幅続伸となったほか東証1部騰落数は値上がり939銘柄、値下がり691銘柄、変わらずは86銘柄と値上がり銘柄が多かったようです。
<外国為替市場> 15時時点
ドル/円 111.26/29円 ユーロ/ドル 1.4675/80ドル
ユーロ/円 163.30/33円
午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点からほぼ変わらずの111円前半で取引されています。外為市場は引き続き株価動向への関心が強く、円相場は日経平均株価などアジア株の動きに合わせて上下する展開が続きました。日経平均が上げ幅を拡大した場面では円が弱含みましたが、引けかけて前日比100円を超える下げとなると、円はじりじりと上昇しました。
<短期金融市場> 16時10分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近
3カ月物FB(政府短期証券)485回債
流通利回り 0.565%(─0.005)
ユーロ円3カ月金先(08年6月限) 99.150(+0.005)
安値─高値 99.145─99.155
無担保コール翌日物金利は急低下しました。序盤は午前同様に0.5%付近から0.5%前半での取引でしたが、資金繰りにメドをつけた金融機関が相次いでビッドを引き、終盤にかけては0.1%台までレートが低下しました。加重平均金利は、誘導目標(0.50%)を下回る見通しです。財務省が実施した1年物割引短期国債(TB)入札は、全般的な金利の低下や余剰資金の運用ニーズを反映し、活況となりました。最高落札利回りは0.6527%で、前回の0.7333%から低下しました。
国内株式市場は金融セクターや海運、鉄鋼など資源関連株が上昇
日経平均 15499.56円(372.93円高)
15287.26円─15504.99円 出来高 20億7086万株
国内株式市場で日経平均は前日比350円を超える上昇となり9日ぶりに反発しました。米株高とやや円安方向に振れた為替を好感し買い戻しが幅広く入ったようです。これまで下げのきつかった金融セクターや海運、鉄鋼など資源関連株が上昇しましたが、日米景気やクレジット問題などの先行き不透明感も強く上値は重かったようです。
<外国為替市場> 17時時点
ドル/円 111.35/40円 ユーロ/ドル 1.4653/55ドル
ユーロ/円 163.22/29円
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇し、111円前半で取引されています。株価の上昇を受けて円売りが活発になり、ドル/円、クロス円ともに底堅く推移しました。前週末からの円高進行は一服感が出ていますが、サブプライムローン問題への懸念はくすぶっており、依然、不安定な地合いとなっています。
<短期金融市場> 17時15分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.507%
3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り 0.570%(変わらず)
ユーロ円3カ月金先(08年6月限) 99.140(─0.020)
安値─高値 99.135─99.150
無担保コール翌日物の加重平均金利は0.507%と7営業日ぶりに日銀誘導目標(0.50%)を上回りました。ユーロ円市場など海外市場での金利上昇を受けて外銀勢の資金調達が活発になり、0.60%で調達する動きがありました。邦銀勢は午前と変わらず、0.50─0.51%付近での取引です。財務省が実施した3カ月物政府短期証券(FB)の入札は、足元の資金余剰を反映してしっかりとした結果でした。最高落札利回りは0.5760%となり、前回から小幅低下しました。ユーロ円3カ月金利先物は、株高/債券安を嫌気して上値の重い展開が続きましたが、日銀の年度内利上げの可能性が低くなっているとの見方が徐々に広がりを見せており、下値は限定的でした。
日経平均株価は15126.63円、70.46円安
日経平均 15126.63円(70.46円安)
14988.77円─15235.56円 出来高 22億1937万株
国内株式市場で日経平均は8日続落です。銀行株などに買い戻しが入ったものの、景気不透明感が強く投資家は上値を追うような買いには慎重だったようです。ヘッジファンドなどの海外勢も引き続き売り姿勢を続けているとみられ、売りが優勢な展開が続いています。
<外国為替市場> 17時時点
ドル/円 110.08/13円 ユーロ/ドル 1.4620/25ドル
ユーロ/円 161.02/06円
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇し、110円付近で取引されています。夕方にかけての取引では、ドル売り基調となっています。日銀の福井俊彦総裁が金融政策決定会合の後記者会見し、ややタカ派的な発言もありましたが、市場の反応は限定的でした。一方、来日中のアラブ首長国連邦(UAE)中央銀行のスウェイディ総裁が講演で、米ドルと同国の通貨ディルハムのペッグ制について、ドル安進行で岐路に立たされているとの見解を示したことが材料視されました。
<短期金融市場> 18時10分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.491%
3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り 0.570%(変わらず)
ユーロ円3カ月金先(08年6月限) 99.155(+0.005)
安値─高値 99.140─99.165
無担保コール翌日物は落ち着いた取引が続きました。加重平均金利は0.491%となりました。午前からすでに誘導目標を割り込む水準での取引が増えていましたが、一方で、準備預金の積み最終日に近づいていることもあって取引レートは下げ渋りました。ユーロ円3カ月金利先物は底堅い地合いでの展開です。株安/債券高により買いが先行し、一巡後もしっかりと推移しました。
日経平均は先物にらみで方向感に乏しい値動き
日経平均 16249.63円(19.29円安)
16144.40円─16353.93円 出来高 19億7104万株
国内株式市場では日経平均が小幅続落です。5日までの2営業日で約600円下落した後の戻りを試しましたが、結局押し戻され、上値の重さを印象付けました。押し目買いは入るものの、先行き不透明感から積極的に買い上げる動きは乏しく、日経平均は先物にらみで方向感に乏しい値動きが続きました。
<外国為替市場> 15時時点
ドル/円 114.60/65円 ユーロ/ドル 1.4495/00ドル
ユーロ/円 166.17/24円
午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から円安が進み、114円後半で取引されています。前日に急落した香港株が1%超反発するなど、アジア株が底堅い動きとなったことを受け、外為市場では投資家のリスク許容度が高まるとの見方から、円が小幅ながら売られました。円安は売り圧力の強いドル以外の通貨に対して目立ち、ユーロ/円は午前の165円前半から166円前半まで1円近く円安が進んみました。
<短期金融市場> 16時20分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近
3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り 0.570%
ユーロ円3カ月金先(08年6月限) 99.145(変わらず)
安値─高値 99.135─99.150
無担保コール翌日物は、0.50%付近を中心とした取引が続きました。午前からしっかりと誘導目標近辺で資金調達を行っていた大手邦銀のビッドは、午後終盤には0.48─0.49%付近まで低下しました。金融機関は順調に準備預金の積みを進めており、波乱の気配は見られませんでした。財務省が入札を実施した6カ月物政府短期証券(FB)は、好需給を支えに最高落札利回りが前回から低下し、無難な結果となりました。ユーロ円金先はもみあいが続きました。株安/債券高の影響でしっかりとした値動きだったものの、全般的に方向感に欠ける地合いは変わっていません。
米国市場での金融株売りが国内にも波及
日経平均 16517.48円(352.92円安)
16484.54円─16654.73円 出来高 20億8331万株
国内株式市場で日経平均は急反落です。前日終値比で300円を超す大幅な下落で引けました。前日の米株急反落や為替が円高に振れたことを嫌気して、寄り付きから前日終値比で200円を超す大幅下落となり、午後は今晩の米雇用統計を控えて様子見ムードが強まり安値もみあいの展開となる中で徐々に下げ幅を拡大しました。米国でサブプライムローン問題への懸念が再浮上し、前日の米国市場での金融株売りが国内にも波及して、銀行や証券株の下落が目立ちました。自動車やハイテク株もさえない動きで推移しましたが、鉱業と電気・ガスは上昇しました。
<外国為替市場> 15時時点
ドル/円 114.58/61円 ユーロ/ドル 1.4433/38ドル
ユーロ/円 165.40/47円
午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点からほぼ変わらずの114円半ばで取引されています。午前は実需筋や国内投資家のドル買い/円売りでドル/円はじり高となったものの、115円に乗せるほどの上昇の勢いはありませんでした。株価が再び下げ歩調を強めたことなどから、ドル/円は114.93円の高値から再び114円半ばに反落し、クロス円でも円売りの流れは続かず、ユーロ/円は166円付近から165円前半に下落しています。
<短期金融市場> 15時15分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.51%付近
3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り 0.580%(―0.010)
ユーロ円3カ月金先(08年6月限) 99.140(+0.035)
安値─高値 99.135─99.155
2日の短期金融市場で、無担保コール翌日物金利は小じっかりで推移しました。誘導目標付近では積みを進めたい邦銀勢の調達意欲が示されたのが背景のようです。米債券相場の急反発により、ユーロ円3カ月金利先物が急伸し、中心限月となる2008年6月限は一時9月19日以来ほぼ1カ月半ぶりの水準まで買われる場面がありました。米連邦準備理事会(FRB)は1日、NY連銀を通じて計410億ドルの資金を短期金融市場に供給しましたが、この日の東京市場での波乱要因にはなりませんでした。米同時テロ直後となる2001年9月以来の大量供給でした。
国内株式市場は終始買われる展開
日経平均 16870.40円(132.77円高)
16795.55円─16887.04円 出来高 20億7176万株
国内株式市場で日経平均は続伸です。前日の米株高や円安傾向を好感して、終始、買われる展開となりましたが、25日移動平均線に近づくと跳ね返され、後場はやや上げ幅を縮小しました。ただ、引けにかけては再び買いが強まりました。業種別では、自動車や石油関連株が物色の中心となりました。半面、海運の下げがきつかったようです。東証1部の売買代金は2兆9090億円でした。
<外国為替市場> 15時時点
ドル/円 115.29/34円 ユーロ/ドル 1.4465/70ドル
ユーロ/円 166.82/87円
午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず115円前半で取引されています。0.25%の利下げが行われた前日の米連邦準備理事会(FOMC)を経て、米国の追加利下げはしばらくないとの見方から、株高などを手掛かりに円が売られた前日海外市場の流れが一服し、東京ではクロス円を中心に利益確定の円買いが強まりました。ドルは朝方につけた2週間ぶり円安水準の115.50円から115円前半へ下落しました。
<短期金融市場> 15時25分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%台半ば
3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り 0.590%(+0.010)
ユーロ円3カ月金先(08年6月限) 99.105(―0.040)
安値─高値 99.100─99.120
短期金融市場で政府短期証券(FB、482回債)の流通利回りが小幅上昇しました。米連邦公開市場委員会(FOMC)による利下げ打ち止め感が広がり、早期利上げを目指す日銀にとって追い風との見方から調整売りが出たようです。ユーロ/円3カ月金利先物は、中心限月が前日清算値より4.5ティック低い99.100まで売られる場面がありました。無担保コール翌日物金利は誘導目標となる0.50―0.505%が主な取引水準となり、おおむね誘導目標に沿った取引が目立ちました。
国内株式市場は銀行株への売りが強まる
日経平均 16358.39円(92.19円安)
16330.33円─16578.59円 出来高 17億7033万株
国内株式市場で日経平均は反落です。前場は米株高などを好感して買い戻しが先行しましたが、後場に入りサブプライムローン問題への懸念が強まり急速に軟化しました。先物に断続的な売りが入ったほか、銀行株への売りが強まったようです。
<国内為替市場> 17時時点
ドル/円 114.36/41円 ユーロ/ドル 1.4218/23ドル
ユーロ/円 162.58/62円
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から円高が進み、114円前半で取引されています。アジアや欧州株の下げを受けて、株安で投資家がリスク回避姿勢を強めれば、円キャリートレードが圧縮されるとの見方から円が買われた模様です。ドル/円は朝方の高値から70銭超の円高となりました。
<短期金融市場> 17時45分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.499%
3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り 0.575%(─0.005)
ユーロ円3カ月金先(08年6月限) 99.135(+0.015)
安値─高値 99.125─99.140
無担保コール翌日物は全般に落ち着いた展開となりました。加重平均金利は0.499%でした。外銀勢の調達意欲が後退しているものの、0.50%を下回る水準では、準備預金の積みを早めに進めたいとする邦銀勢の調達意欲がしっかりと示されていたため、金利が低下しにくい地合いとなりました。日銀が午後に実施した2本建て共通担保資金供給オペ落札金利はそれぞれ0.540%、0.600%とほぼ同期間の前回に比べて小幅低下です。日銀の早期利上げが困難との見方が浸透する中、金融機関の応札姿勢がやや後退した様子です。
日経平均株価は16955.31円、182.61円安
日経平均 16955.31円(182.61円安)
16795.74円─17114.20円 出来高 23億1379万株
東京株式市場では、日経平均が大幅続落です。終値ベースで10月1日以来の1万7000円割れとなりました。サブプライム問題への懸念から銀行株を中心に売り込まれただけでなく、インド株安を受けて後場に先物売りが急速に強まり、日経平均の下げ幅は一時300円を超えました。
<外国為替市場> 17時時点
ドル/円 116.58/63円 ユーロ/ドル 1.4181/84ドル
ユーロ/円 165.33/43円
午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から下落の116円前半で取引されています。市場では、インドの証券当局が海外投資家の投資抑制につながる規制案を発表したことで、株安地合いが強まる可能性があるとの観測が浮上、インド株が意識されました。その後インド財務相が、資本流入規制策について、現時点では資本流入を抑制することが重要などとコメントし、これを受けて日経平均株価がやや戻され、ドル/円も小幅上昇しました。ただ、先行き不透明感から、もみあいが続いているようです。
<短期金融市場> 17時30分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.498%
3カ月物FB(政府短期証券)479回債
流通利回り 0.595%(─0.005)
ユーロ円3カ月金先(08年3月限) 99.085(+0.020)
安値─高値 99.075─99.085
無担保コール翌日物取引は、誘導目標(0.50%)付近を中心に波乱のない展開となりました。準備預金の積み最終日を挟んで強含んだレートは落ち着きを取り戻し、朝方から誘導目標を下回る水準での取引が目立ちました。ただ、準備預金の積みの初期段階であるため大幅な金利の低下もなく、午後にかけても0.4%後半での取引が続きました。財務省の3カ月物政府短期証券(FB)の入札は、短国入札が続いたことなどから落札利回りは前回から上昇です。ただ、日銀の利上げ時期が不透明ななかで資金運用の需要は根強く、利回り上昇は小幅でした。ユーロ円3カ月金利先物は、株安/債券高や国内外の政策不透明感を支えに底堅く推移しました。
日経平均株価は17137.92円、220.23円安
日経平均 17137.92円(220.23円安)
17104.20円─17283.05円 出来高 19億1471万株
東京株式市場では、日経平均が急反落です。200円を超える下げとなりました。野村ホールディングスや米シティグループの業績動向をにらんでサブプライム問題があらためて意識され、銀行・証券セクターを中心に幅広く売りが先行しました。野村HDは売り一巡後は下げ渋ったものの、銀行セクターへの売りは根強く続きました。センチメントの悪化で先物売りも強まり、日経平均の下げ幅を大きくしたようです。
<外国為替市場> 17時時点
ドル/円 116.75/80円 ユーロ/ドル 1.4167/69ドル
ユーロ/円 165.43/48円
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から円高が進み116円後半で取引されています。日中から株安などを手掛かりに円は底堅い動きが続き、夕方の取引では日本の財務省幹部の発言をきっかけに海外勢の円買いが強まりました。ドル/円は日中の高値から1円超、ユーロ/円は2円超の急速な円高となりました。7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)を今週末に控え、ポジション調整の円買い戻しが入りやすいとの声が複数出ているようです。
<短期金融市場> 17時20分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.511%
3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り 0.600%(変わらず)
ユーロ円3カ月金先(08年3月限) 99.075(+0.010)
安値─高値 99.060─99.075
短期金融市場で無担保コール翌日物金利の加重平均レートは0.511%となりました。誘導目標水準を上回るのは9日以降6営業日連続です。外国銀行を中心とした調達需要から、朝方の調達金利が強含んだのが主な理由とされています。準備預金の新たな積み期間が始まったばかりとあって、取引一巡後は誘導目標となる0.50%程度に下がりました。この日から準備預金制度の対象になったゆうちょ銀行にからむ市場への影響は限られたようです。
日経平均株価は17358.15円、26.98円高
日経平均 17358.15円(26.98円高)
17292.13円─17430.09円 出来高 16億2193万株
東京株式市場では、日経平均が小反発しました。新規材料の乏しいなかで本格化している米企業の決算発表やその後に続く日本企業の決算発表をにらんで様子見ムードの強い取引が続きました。東証1部売買代金は2兆2600億円にとどまる薄商いで、エネルギー不足から上値、下値とも攻めきれず、方向感に乏しい展開でした。
<外国為替市場> 17時時点
ドル/円 117.65/70円 ユーロ/ドル 1.4215/20ドル
ユーロ/円 167.29/35円
午後5時過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点より小幅上昇の117円後半で取引されています。EBSデータによると、一時117.83円を付け、約2カ月ぶりドル高/円安水準となりました。午前中は輸出企業によるドル売りなどで上値の重い展開でしたが、夕方にかけて、アジア株全般に堅調だったことが好感され、主要通貨買い/円売りとなっています。
<短期金融市場> 17時05分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.548%
3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り 0.600%(変わらず)
ユーロ円3カ月金先(08年3月限) 99.065(―0.010)
安値─高値 99.060─99.075
短期金融市場で、無担保コール翌日物金利の加重平均レートは0.548%となりました。誘導目標水準を上回るのは9日以降5日連続で、この日は準備預金の積み最終日だったほか、国債決済が集中したのが主な理由とされています。当日スタートのレポGCレートが0.7%付近に高止まりしたのを受け、一部外国銀行の調達金利が0.68%まで跳ね上がる場面もありました。ユーロ円3カ月金利先物は小反落です。
日経平均株価は17458.98円、281.09円高
<国内株式市場>
日経平均 17458.98円(281.09円高)
17154.75円─17488.97円 出来高 20億8276万株
東京株式市場で日経平均は大幅続伸です。午前中は小幅続伸での小動きに終始しましたが、後場に入る前にムーディーズ・インベスターズ・サービスが日本政府の円建て国内債券(日本国債)の格付けをA2からA1に引き上げたことをきっかけに午後は指数が急騰し、日経平均は一時、前日終値で300円を超す上昇となりました。業種別にみると午後にはほぼ全面高に転じましたが、特に海運は一日を通して買われました。一方、その他金融などはさえない展開でした。
<外国為替市場> 17時時点
ドル/円 117.23/28円 ユーロ/ドル 1.4195/00ドル
ユーロ/円 166.43/48円
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらずの117円前半で取引されています。米国の利下げ観測後退や米株の上昇が金融市場での信用収縮問題の一巡感につながり、円が売られやすい流れが続いています。円売りはクロス円で先行しており、ユーロ/円は一時166.54円まで上昇し、2カ月半ぶり円安水準を更新しました。
<短期金融市場> 18時10分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.524%
3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り 0.605%(+0.005)
ユーロ円3カ月金先(08年3月限) 99.065(変わらず)
安値─高値 99.050─99.070
無担保コール翌日物の加重平均金利は0.524%となりました。15日の準備預金積み最終日を控えて、全般強含みの様相です。資金の出し手が運用に慎重になる中、金融機関は0.60%付近に調達水準を切り上げて調達する場面もありました。ユーロ円3カ月金利先物市場は上値の重い展開でした。日銀は金融政策決定会合で8対1の賛成多数で現行の金融政策維持が決定されましたが反応薄でした。
国内株式市場はノンバンクなど金融株が上昇
日経平均 17046.78円(200.82円高)
16986.38円─17072.67円 出来高 20億2857万株
東京株式市場で日経平均は続伸しました。前日比200円を超す上昇となり、8月9日以来の1万7000円大台回復となりました。信用収縮懸念の後退や利下げ期待を背景にした米株高を好感し、輸出関連株や出遅れ感が強かった銀行、証券、ノンバンクなど金融株が上昇しました。ただ大台回復後は、国内材料に乏しいほか、戻り売りも厚く高値圏でのもみあいとなりました。
<外国為替市場> 17時時点
ドル/円 115.40/45円 ユーロ/ドル 1.4182/87ドル
ユーロ/円 163.69/77円
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅ドル安/円高が進み115円前半で取引されています。4日の欧州中央銀行(ECB)理事会や10月の7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)を控えユーロ高へのけん制発言をきっかけとして、クロス円を中心に利益確定売りの動きが顕著になりました。ユーロ/円や豪ドル/円は大きく下げ、ドル/円の値動きにも波及しました。
<短期金融市場> 17時半時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.500%
3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り ──(出合いなし)
ユーロ円3カ月金先(08年3月限) 99.105(─0.010)
安値─高値 99.100─99.110
無担保コール翌日物金利は午後に入り弱含みです。朝方は外銀勢を主な取り手に0.54%付近まで上昇しましたが、調達一巡後は徐々に低下し、午後には外銀勢が0.50%付近、国内勢が0.4%台で調達しました。下期に入り、出し手(運用側)から資金が放出され始めていることに加えて「日銀の金融調節姿勢が緩め」(国内金融機関)であることから、資金余剰感が浮上しました。ターム物は1週間程度で外銀勢が0.60%付近で調達しました。日銀が午後に実施した共通担保資金供給(本店)オペ(10月3日─10月17日)の案分落札金利は0.520%と前日(10月2日─10月12日)に比べて横ばいとなりました。
東京株式市場、後場から買い安心感で終始
日経平均 16127.42円(306.23円高)
15877.09円─16142.08円 出来高 24億0284万株
東京株式市場で日経平均は大幅続伸しました。SQ(特別清算指数)算出を波乱なく通過したことで需給状況が好転し、先物中心に買い戻しの動きが後場にかけて強まりました。米株高や円安など外部環境が好転していることも買い安心感につながっています。TOPIXも反発しました。
<外国為替市場> 17時時点
ドル/円 114.97/02円 ユーロ/円 159.63/68円
ユーロ/ドル 1.3880/85ドル
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅ドル高の115円付近で取引されています。朝方はサブプライムローン問題への懸念からクロス円を中心に円買いが先行しましたが、その後は堅調な株価を背景に、午後から夕方にかけて円買いの巻き戻しの動きがみられました。きょうは米国の経済指標の発表が予定されており、予想からかけ離れた内容なら市場が動意づく可能性が指摘されています。
<短期金融市場> 18時20分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.490%
3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り 0.555%(変わらず)
ユーロ円3カ月金先(08年3月限) 99.175(─0.005)
安値─高値 99.165─99.190
準備預金の積み最終日の無担保コール翌日物金利は、出足こそやや強含みとなったものの、日中の取引は平穏でした。加重平均金利は前日の0.530%から低下し、0.490%となりました。準備預金残高が多めにあったこと、海外金利が低下し外銀勢の資金繰りに余裕があったことなどが市場の落ち着きにつながりました。最高レートは0.580%、最低レートは0.180%。ユーロ円3カ月金利先物は、期先を中心に軟調。米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利下げや日銀の利上げがかなり遠のくとの見方から上昇した相場に修正が入いっています。
日経平均のSQは波乱なく終わる
寄り付きの東京株式市場での日経平均株価は続伸。米株高などを好感し買いが先行しています。複数の株式市場筋によると、9月限日経平均先物およびオプションの最終決済に関わる日経平均のSQ(特別清算指数)は1万5890円95銭となった模様で波乱なく通過しました。ただ政治経済への不透明感は強く、上値は重くなっています。
東京株式市場は積極的な売買乏しい
日経平均 15821.19円(23.59円高)
15802.36円─15931.09円 出来高 15億6210万株
東京株式市場で日経平均は小反発。朝方は安倍晋三首相の辞任表明に対する海外勢の嫌気売りが懸念されていたほどではなかったとして買い戻しが入りましたが、午後は明日のSQ(特別清算指数)算出を前に様子見気分が強まりました。政治や経済への不透明感も強く積極的な売買は乏しくなっています。TOPIXは銀行株がさえないことなどから続落しました。
<外国為替市場> 17時時点
ドル/円 114.45/50円 ユーロ/円 159.02/07円
ユーロ/ドル 1.3899/02ドル
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅ドル高/円安が進み114円半ば付近で取引されています。市場では、18日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)や日本の連休を控え、ポジション調整に伴う反対売買が入りやすい展開となりました。夕方にかけては金利先高期待からユーロが対主要通貨で買われ、対ドルではユーロ導入以来の最高値を更新しました。
<短期金融市場> 17時半時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.530%
3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り ── (出合いなし)
ユーロ円3カ月金先(08年3月限) 99.190(変わらず)
安値─高値 99.170─99.195
無担保コール翌日物の加重平均金利は0.530%と前日(0.483)を上回りました。午後取引開始早々に外銀勢を主な取り手に、一時0.6%台半ばを付ける場面もありましたが、日銀が即日供給オペを通告した後は徐々に落ちつきを取り戻して0.5%前半に低下しました。14日に積み最終を控えて資金の出し手が運用に慎重になる一方、外銀勢が水準を切り上げて調達しました。14日スタート及び18日スタートの翌日物が0.55%付近、1週間程度が0.56─0.58%付近の出合い状態。ユーロ円3カ月物金利先物市場は株高/債券安を受けて上値の重い展開です。
日経平均は一時、下げ幅が前日比450円を超える
日経平均 15764.97円(357.19円安)
15651.83円─15906.52円 出来高 17億6375万株
東京株式市場で日経平均は大幅続落。8月米雇用統計が4年ぶりの減少となり、米経済への懸念が台頭したことを背景に米株安と円高が進行しました。リスク許容度が低下した海外勢を中心とした売りが出ました。一時、下げ幅は前日比450円を超え、1万5650円付近まで軟化しました。ただ、午後は週末のSQ(特別清算指数)算出などを控えて様子見気分が強くなり、小動きとなりました。
<外国為替市場> 17時現在
ドル/円 113.33/38円 ユーロ/円 156.26/34円
ユーロ/ドル 1.3785/90ドル
午後5時過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点からほぼ変わらず113円前半で取引されています。予想を下回る8月米雇用統計を受けてドル/円は、7日海外から週明け東京市場にかけて2円超の円高が進み一時112.60円と8月17日以来、3週間ぶり円高水準を更新しましたが、日中の取引では国内勢などの円売りに切り返しました。
<短期金融市場> 17時15分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.476%
3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り 0.575(─0.040)
ユーロ円3カ月金先(08年3月限) 99.175(+0.045)
安値─高値 99.160─99.175
無担保コール翌日物の加重平均金利は0.476%と前週末(0.473%)とほぼ同水準となりました。午後には一部外銀勢が外為決済に絡んで0.49%付近に水準を切り上げる動きがありましたが、「外銀勢の調達量は少なめ」(国内金融機関)で追随する動きは限られました。資金余剰感が強い中、国内勢は邦銀・地銀とも0.4%台半ばで調達しました。ターム物は1週間物が0.55─0.57%付近、9月期越えとなる3週間程度が0.73─0.735%付近での出合い。短期国債市場は堅調。新発3カ月物政府短期証券(FB)の流通利回りは前営業日比4bp低い0.575%に低下しました。
日経平均株価は先物に影響されて荒っぽい動きで終始
日経平均 16257.00円(98.55円高)
15840.05円─16257.00円 出来高 21億0377万株
東京株式市場では、日経平均が反発。米国株安と一時1ドル=114円台まで円高/ドル安に振れたことを受け、先物主導で一時は300円を超える大幅安となったが、その後はドルの戻りもあって先物が買い戻され、日経平均は急速に値を戻した。1万6200円台を回復して高値引けとなった。センチメントが弱い中で先物に振らされる展開で、1日の上下の値幅が400円を超える荒っぽい値動きとなった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.481%
3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り 0.620(変わらず)
ユーロ円3カ月金先(08年3月限) 99.120(変わらず)
安値─高値 99.115─99.135
無担保コール翌日物は、弱含みでの推移が続いた。朝方から一部海外勢の取り意欲が目立ったが、レートを上げて資金を取り上がる動きにはならず、日銀がオペを見送りとしたこともあって、午前の段階から誘導目標(0.50%)を割り込んだ水準での取引が多かった。午後には取引の中心レートは一段と低下、加重平均金利は前日とほぼ変わらず、0.481%となった。ユーロ円3カ月金利先物は底堅く推移した。日銀が早期に利上げを実施するのは難しいとの見方が広がっており、金先は売りづらい。ただ、高値警戒感もあるため、上値を追って買いを進めることには慎重な声も出ている。
<外為市場> 17時現在
ドル/円 115.38/43円 ユーロ/円 157.47/51円
ユーロ/ドル 1.3645/50ドル
午後5時過ぎのドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅円安が進み、115円前半で取引されている。ドルは朝方に1週間ぶりの円高水準となる114円台に一時下落したが、114円台は最近の取引レンジの下限との見方から、その後は短期筋を中心にドルの買い戻しが先行した。前日の米株安にもかかわらず、日経平均株価が前日比プラス圏で取引を終えたことも円売りの手掛かりとなった。
東京株式市場は円高」を受け下落
日経平均 16158.45円(262.02円安)
16154.90円─16553.22円 出来高 18億0882万株
東京株式市場では、日経平均が大幅続落。米国株高を受けて堅調にスタートしたものの、このところの壁である1万6500円台で跳ね返され、上値の重さを印象付けました。ドルが朝方の116円台から115円台に振れたこともあって後場には先物主導で売りが加速。相場はほぼ全面安となり、日経平均は1万6100円台に下落しました。
<外為市場> 17時現在
ドル/円 115.75/80円 ユーロ/円 157.13/20円
ユーロ/ドル 1.3573/78ドル
午後5時過ぎのドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から下落し、115円後半で取引されています。日中は日経平均株価の下落に連動し、全般的に円の買い戻しが優勢でした。しかし夕方には円買いの動きが一服し、海外市場の株価動向をにらむ展開となっています。週末にかけて欧州中央銀行(ECB)理事会や8月米雇用統計の発表などを控え、投資家はポジションを傾けにくいとの見方もあるが、信用収縮懸念が根強くくすぶるなか、引き続き株価動向に振らされやすい相場が続くとみられています。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.484%
3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り 0.620(―0.010)
ユーロ円3カ月金先(08年3月限) 99.115(変わらず)
安値─高値 99.100─99.120
短期金融市場では、3カ月物政府短期証券(FB)の利回りが低下した。この日実施された新発債の最高落札金利は0.6318%となり、ことし6月以来3カ月ぶりの水準。目先の利上げ観測が後退しており、銀行や系統金融機関、投信などの投資家層の買い需要が強まりました。無担保コール翌日物金利は、一部外国銀行に取り上がりの動きがあったが、積み進ちょくが順調とあって誘導目標を下回る取引が多かったようでした。資金余剰感から、日銀は連日の即日吸収オペに踏み切りました。
日経平均株価はサブプライムローンに関する報道を受けて続伸!
日経平均株価 16569.09円(415.27円高)
16266.23円─16569.09円 出来高 18億4006万株
東京株式市場で日経平均は大幅続伸。前日終値比で400円を超える大幅な上昇で大引けました。日経平均は、円高一服などを材料に朝方から先物主導で上昇しました。ブッシュ米大統領が31日にサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)の借り手が債務不履行に陥るのを避けるための対策をとりまとめるとの報道が出たことを受けて同問題の進展に期待が高まり、後場は一段高となりました。
東証1部騰落数は、値上がり1559銘柄、値下がり99銘柄、変わらずが58銘柄で値上がり柄が銘多かったようです。
<外為市場> 17時現在
ドル/円 116.18/23円 ユーロ/円 158.80/84円
ユーロ/ドル 1.3660/65ドル
午後5時過ぎのドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から円安が進み116円前半で取引されています。ブッシュ米大統領がきょうサブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅融資)問題への対応策を発表することが明らかになり、外為市場では円が売られました。一部ではきょう 予定されているバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演に先立ち、FRBが緊急利下げを実施するのではないかとの観測も浮上しています。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.498%
3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り 0.655(変わらず)
ユーロ円3カ月金先(08年3月限) 99.100(―0.020)
安値─高値 99.080─99.125
無担保コール翌日物は、加重平均レートが0.498%となりました。月末の資金需要から、一部外国銀行には0.57%まで取り上がる動きがありました。ただ、資金需要の一巡感が出始めて外銀勢の買値が消え、午後にかけては誘導目標水準を下回るレートが目立ちました。ブッシュ大統領がサブプライム問題の救済策を31日に発表すると伝わり、ユーロ円3カ月金利先物は売りに転じました。
日経平均は200円の大幅上昇後、後場は上げ幅縮小!
日経平均 16153.82円(140.99円高)
16091.28円─16269.66円 出来高 15億2349万株
東京株式市場で日経平均は反発。前日の米株高と円高修正で朝方から前日終値比で200円を超える大幅上昇となり、高値もみあいとなりました。しかし、信用収縮への警戒感が依然強い中、実需の資金流入が少なく、買い一巡後は上げ幅を徐々に縮小しました。東証1部騰落数は、値上がり1096銘柄、値下がり491銘柄、変わらずが128銘柄。
<東京外為市場> 17時現在
ドル/円 115.62/67円 ユーロ/円 157.65/71円
ユーロ/ドル 1.3634/39ドル
午後5時過ぎのドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から円高が進み115円半ばで取引されています。前日海外の取引では米株高などを受けて円が売られましたが、市場ではサブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅融資)問題への懸念が依然として根強く、関連報道やうわさなどを手掛かりに、東京市場では一転して再び円買いが強まりました。
日経平均は一時400円以上の下げ、引けは16,000円台回復!
日経平均 16012.83円(274.66円安)
15830.28円─16068.10円 出来高 16億9141万株
東京株式市場で日経平均は大幅続落。前日の米株大幅続落と円高の進行を嫌気し、寄り付きから前日終値比で200円超の下落となり、一時マイナス幅は400円を超えました。サブプライムローン問題への懸念が急速に強まり先物主導で売りがかさみましたが、後場は押し目買いが入り、下げ幅を縮小して大引けとなりました。