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ニューヨーク・東京のマーケット動向を、現役トレーダーが自分たちの目線で語ります。

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  • 04/28/20:34

ドル/円は小幅円高の109円付近で取引

<国内株式市場>
日経平均 14110.79円(277.32円安)

      14096.54円─14447.49円 出来高 24億7053万株


 国内株式市場で日経平均は大幅続落となりました。前日の米株高を受けて反発して寄り付いた後、先物の売りなどに押されてマイナス圏に転落です。後場に入り、米メリルリンチの損失額が150億ドルに膨らむ見通しと報道されたことや、日経平均がリンク債のノックイン価格とみられていた1万4200円台を割り込んだことなどから、下落幅が拡大しました。大引け間際に為替が1ドル=109円割れの円高に振れたことも嫌気されました。日経平均は2日連続で終値で昨年来安値を更新し、2005年11月15日の1万4091円77銭以来の安値となりました。業種別では不動産、海運、金融、建設、小売、証券の下げがきつく、鉱業は上昇しました。


<外国為替市場>         15時時点
ドル/円 108.90/95円   ユーロ/ドル 1.4812/17ドル

 ユーロ/円 161.33/41円


 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅円高の109円付近で取引されています。序盤は、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受けて前日海外で米株が上昇、円が売られた流れを引き継ぎました。午後に入って日経平均株価が前日比で下げ幅が拡大し300円近く下げたことを受け、東京市場では円売りが失速です。ドル/円、クロス円ともにもみあいとなりました。


<短期金融市場>         15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.520%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り    ――

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)  99.360(+0.025)

             安値─高値   99.335─99.380


 ユーロ円3カ月金利先物は一段高で推移しました。米利下げ観測の強まりで日銀の利上げに対する警戒がはげ落ち、中心限月ベースで2007年2月以来11カ月ぶりの高値を更新です。売り持ちを解消する参加者も見られました。この日実施の3カ月物政府短期証券の落札利回りは上昇し、短期国債の入札/発行が相次ぐため、業者の荷もたれ感からレポGC金利が強含みました。無担保コール翌日物金利は、準備預金の積み最終を控えて小幅上昇する場面が多かったようです。
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ドル/円は109円後半で取引

<国内株式市場>
日経平均 14388.11円(211.05円安)

      14388.11円─14584.73円 出来高 19億1620万株



 国内株式市場で日経平均は反落しました。先物に外資系証券からの売りが継続的に出て株価の上値を抑える一方で、国内投資家が明日のSQと今晩のバーナンキ米連邦準備理事会議長の講演を前に様子見姿勢を強め、終日、売り先行の展開でした。大引け間際には、200円を超す大幅な下落となり、終値で昨年来安値を更新。2006年6月14日終値以来の安値水準となりました。米国を中心に景気への不透明感が広がるなかで、相対的にディフェンシブ株である薬品株に買い安心感が出ており、武田薬品工業やアステラス製薬など大手薬品株が買われた一方、鉱業や不動産、石油・石炭、証券の下落が目立ちました。


<外国為替市場>       15時時点
ドル/円 109.65/70円   ユーロ/ドル 1.4682/87ドル

 ユーロ/円 160.87/93円


 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から下落し、109円後半で取引されています。前日の米株高を受けドル/円、クロス円とも朝方は堅調な値動きを見せていましたが、日経平均株価.の下げ幅拡大とともに弱含みとなりました。引けにかけての200円超の株安でドル/円はきょうの安値を更新しました。市場の関心は、きょう開催されるイングランド銀行(BOE)の金融政策委員会の行方に向けられています。


<短期金融市場>       15時30分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.518%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り    ――

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)  99.340(+0.025)

             安値─高値   99.320─99.345


 ユーロ円3カ月金利先物が上昇です。中心限月ベースで一時2007年2月以来11カ月ぶりの高値をつけました。米利下げ局面下では日銀の利上げが見送られるとの見方が強まったのが背景とされてるようです。オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)金利は期先物が小幅低下しました。無担保コール市場では、準備預金の積み最終日を控えて資金運用に慎重な金融機関が出始め、外国銀行の調達水準が跳ね上がる場面がありました。レポGC金利は15日スタート/16日エンドが強含みです。

午後からクロス円買いが加速

<国内株式市場>
日経平均 14599.16円(70.49円高)

      14271.57円─14602.65円 出来高 22億4021万株


 国内株式市場で日経平均は続伸です。米株の大幅下落を受けて売り先行で始まりましたが、後場に入り徐々に下げ渋りプラス圏での大引けとなりました。資源関連銘柄が買われたほか、銀行などの内需株も上昇しました。TOPIXも前日比で上昇しました。ただ、国内に目立った買い材料が見当たらない中、米国株など外部環境に振られる状況に変わりはなく、年初の続落から本格的な上昇に転じたとはいえないということです。業種別では、鉱業や鉄鋼、卸売、医薬品、海運などの上昇が目立ったほか、金融、保険、銀行などが買われました。繊維と空運は下落しました。


<外国為替市場>       15時時点
ドル/円 109.48/53円   ユーロ/ドル 1.4725/30ドル

 ユーロ/円 161.22/29円


 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇し、109円半ばで取引されています。11月豪小売売上高が事前予想を上回ったほか、金価格の高値更新を手掛かりに豪ドルが上昇、クロス円全体に波及しています。また、日経平均株価.が下げ幅を縮小したことで、次第に円売りが強まりました。午後には米政府の税金割り戻しを検討しているとの報道で、クロス円買いが加速し、ドル/円も押し上げました。


<短期金融市場>       15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.505%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り    ――

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)  99.315(変わらず)

             安値─高値   99.310─99.320


 無担保コール翌日物金利はおおむね誘導目標に沿って推移しました。日銀が年明け以降4営業日連続で資金を即日吸収を実施しました。準備預金の積み上げが順調に進んだことによる資金余剰感が緩和されたためで、オペ通告後は外国銀行や邦銀からの調達レートが強含む場面もありました。財務省が実施した6カ月物割引短期国債(429回債、7月10日償還)の最高落札利回りは0.5645%となり、6カ月物の短期国債としては2007年2月以来11カ月ぶりの低水準です。年半ばまでは金融政策が据え置かれるとの見方が強まっていることを映しました。

ドル/円は109円前半で取引

<国内株式市場>
日経平均 14528.67円(28.12円高)

      14365.86円─14547.80円 出来高 21億1415万株


 国内株式市場で日経平均は5日ぶりに小幅反発となりました。前日比下落で寄り付き徐々に下げ渋った後、後場はプラス圏とマイナス圏を行き来し、先物に買い戻しが入り今年初めて前日比上昇で大引けました。半面、現物での動きが依然、乏しく、上値も重かったようです。業種別では海運や銀行、鉄鋼が上昇しました。小売、保険、機械などはさえない展開でした。


<外国為替市場>        15時時点
ドル/円 109.28/33円   ユーロ/ドル 1.4700/05ドル

 ユーロ/円 160.64/69円


 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅上昇し、109円前半で取引されています。日経平均株価.が寄り付きから弱含み、前日比で一時100円超下落したことを受け、リスク回避の円買いが先行しました。午後に入って日経平均がプラスに転じると、クロス円を中心に上昇する値動きが見られるなど、全般的に方向感の出にくい展開となりました。足元ではややドル売り/円買いの方向に向かっていますが、米金融機関の決算発表を控え、市場では目先の円高警戒感も浮上しているようです。


<短期金融市場>       15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.500%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.545%(―0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)  99.310(変わらず)

             安値─高値   99.305─99.315


 無担保コール翌日物金利はおおむね誘導目標に沿って推移しました。8日は税揚げによる資金不足要因がありましたが、準備預金の積み上げが進んでいたため金利上昇には至りませんでした。日銀は年明け以降3営業日連続して資金を即日吸収しました。ユーロ円3カ月金利先物は高値圏で小動きです。財務省が実施した3カ月物政府短期証券(493回債、4月9日償還)の入札は、事前予想とほぼ一致するしっかりした結果との評価が多かったようです。

ドル/円は109円付近で取引

<国内株式市場>
日経平均 14500.55円(190.86円安)

      14438.61円─14667.85円 出来高 20億5899万株


 国内株式市場で日経平均は4日続落となりました。1万4500円割れの水準では割安感から国内投資家などの買いが入りましたが、反発力は限定的でした。米景気への警戒感が市場センチメントを冷やして様子見姿勢が強まる中、アジア株の軟調もさらなる下押し材料となりマイナス圏での推移となりました。業種別ではほぼ全面安の展開で、海運や不動産、非鉄金属の下げが目立ち、保険と空運は上昇しました。


<外国為替市場>        15時時点
ドル/円 108.96/01円   ユーロ/ドル 1.4728/33ドル

 ユーロ/円 160.53/60円

    

 午後3時過ぎのドル/円は、4日NY市場の午後5時時点から上昇し、109円付近で取引されています。弱かった12月米雇用統計を受けた前週末のドル売り、クロス円売りを買い戻す動きから、ドル/円、クロス円とも全般的に堅調な値動きが見られました。ただ、米経済の先行きやサブプライムローン問題への懸念が残り、ドル売りのセンチメントから上値が重い展開となりました。機関投資家や輸出入企業が年末年始の休暇から本格的に復帰したとは言いにくいとの声も出ていたようです。


<短期金融市場>       15時30分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.495%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り    ──(出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)  99.315(+0.005)

             安値─高値   99.305─99.320


 ユーロ円3カ月金利先物は高値圏で推移しました。前週末の海外市場で12月米雇用統計が市場予想を下回ったのを受け、米景気の先行きに対する懸念が強まったのが背景です。中心限月ベースで2007年2月以来11カ月ぶりの水準まで買われる場面がありました。無担保コール翌日物金利は弱含みの展開で、準備預金の積みが進ちょくしており、資金調達意欲が和らいだようです。日銀は、手形売りと国債売現先の2本立てで計6000億円の資金を即日吸収しました。

クロス円では英ポンドの弱含みが目立つ

<国内株式市場>
日経平均 15030.51円(177.35円安)

      15030.51円─15267.75円 出来高 17億7698万株


 国内株式市場では、日経平均が6日続落です。銀行株への買い戻しなどをテコに戻りを試したものの上値が重く跳ね返され、引けにかけて下げ幅を広げました。東証1部出来高が17億7698万株と薄薄いの中、後場終盤に先物への売りが強まり、日経平均は18日に続いて1万5000円の下値に接近しました。


<外国為替市場>         15時時点        
 ドル/円 113.20/25円   ユーロ/ドル 1.4415/20ドル

 ユーロ/円 163.24/30円

 

 午後3時過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から小幅下落、引き続きレンジ内の113円前半で取引されています。週末にかけて年末要因のドル需要がピークを迎え、一段と上昇する可能性も指摘されていますが上値も抑えられており、朝方から20銭の値幅にとどまっているようです。クロス円では英ポンドの弱含みが目立っています。


<短期金融市場>         15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.48%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.555%(変わらず)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.305(+0.050)

             安値─高値    99.275─99.310


 無担保コール翌日物金利は午後に入り弱含みの展開で、0.4%台後半での取引となりました。朝方は0.50─0.51%を中心に取引が始まりましたが、円転コストの低下を受けて外銀勢から取り上がる動きは見られず、邦銀勢の調達需要が一巡すると徐々に水準を切り下げました。ユーロ円3カ月金利先物市場は堅調です。中心限月2008年6月限は一時前日清算値に比べて5.5ティック高の99.310と9カ月ぶりの高値を付けました。欧州中央銀行(ECB)の大量資金供給でロンドン銀行間取引金利(LIBOR)が急低下したことから年末に向けた流動性プレミアムがはく落し、国内景気の下振れリスクが強く意識されたことも買いを促しました。

年末の手仕舞いなどから全般的にドル堅調の地合いが続く

<国内株式市場>
日経平均 15249.79円(264.72円安)

      15219.07円─15508.50円 出来高 17億7649万株


 国内株式市場では日経平均が大幅続落です。米国株安を受けて軟調にスタートしたあと、後場から先物主導で一段安となり、下げ幅は一時300円に迫りました。香港株やオーストラリア株の下げを受けてセンチメントが悪化したことに加え、商いが薄いことから先物の下げが現物により強く反映され、ずるずると下値を切り下げました。


<外国為替市場>       15時時点
ドル/円 113.10/13円   ユーロ/ドル 1.4435/40ドル

 ユーロ/円 163.24/34円

 

 午後3時過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から小幅下落し、113円付近で取引されています。14日発表の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで米追加利下げ観測が後退した前週末のNY市場の動きを背景に、年末の手仕舞いなどから全般的にドル堅調の地合いが続いています。しかし、輸出企業による断続的な売りが出ており、113円を割り込む局面もありました。


<短期金融市場>       15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.560%(変わらず)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.235(変わらず)

             安値─高値    99.230─99.240


 無担保コール翌日物は、準備預金の積み初日を迎え朝方から0.51─0.53%付近でしっかりと調達意欲が示されていました。取りが一巡すると徐々にビッド水準が下がっていき、波乱のない出足となりました。レポGCレートは20日の国債決済集中日に向けて上昇傾向でしたが、資金供給オペの実施などを受けて上昇が一服しました。ユーロ円3カ月金利先物は高値圏でもみあいです。米債市場など外部環境にふらされる展開が続いています。財務省が実施した1年物割引短期国債(TB)の入札は、市場の予想通り無難な結果となりました。

ドル/円は海外市場の安値から50銭を超える円安

<国内株式市場>
日経平均 15932.26円(112.46円安)

      15700.15円─15963.43円 出来高 21億1813万株


 国内株式市場で日経平均は反落です。前日の米株安と円高基調を受けて、寄り付き後すぐに前日比300円を超す下落となりました。しかし、SQ算出を前に動きづらい中で下値が意外に底堅く、後場は下げ渋りました。業種別では石油・石炭や鉱業が高い。保険や不動産、陸運、証券は売られました。


<外国為替市場>        15時時点
ドル/円 111.08/13円   ユーロ/ドル 1.4678/83ドル

 ユーロ/円 163.05/17円


 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から円安が進み111円前半で取引されています。米連邦公開市場委員会(FOMC)後の株安を受けて、海外市場で急速に進んだリスク回避の円買いは一巡しました。東京市場では短期筋の円売り戻しが進みました。利益確定の動きに加え、一段の株安と円高進行を見込んで朝方にドル/円やクロス円を売り込んだ向きの買い戻しも入ったという展開です。ドル/円は海外市場の安値から50銭を超える円安となりました。


<短期金融市場>        15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.560(―0.010)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.185(+0.010)

             安値─高値    99.180─99.190


 短期金融市場でユーロ円3カ月金利先物が上昇しました。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ幅に失望した海外市場で米株安/債券高となった流れを継いだのが背景のようです。中心限月となる2008年6月限は一時、9月19日以来の高値まで買われました。取引一巡後は伸び悩みました。財務省がこの日実施した3カ月物政府短期証券(491回債、2008年3月24日償還)の最高落札利回りは前回3カ月物FBより上昇したものの、投資家需要に支えられてしっかりした入札結果との評価が多かったようです。無担保コール翌日物金利は誘導目標に沿って推移しました。

ドルは午後の取引で、オプションなどに絡む円の売り仕掛けに一時111.87円まで上昇

<国内株式市場>
日経平均 15924.39円(31.98円安)

      15826.25円─16017.14円 出来高 18億2467万株


 国内株式市場で日経平均は4日ぶりに反落です。11日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や14日のメジャーSQ算出、日銀短観を前に手控えムードが強まりました。FOMCでは0.25%の利下げがほぼ確実視される中、0.50%の利下げの可能性も指摘されているようです。このため、ポジションを売りにも傾けにくくなっているとの見方で、下値を切り下げる勢いにも欠けていました。業種別ではパルプ・紙や、小売、銀行、保険などが上昇し、鉱業や海運、石油・石炭はさえない展開でした。


<外国為替市場>       15時時点
ドル/円 111.71/76円   ユーロ/ドル 1.4640/45ドル

 ユーロ/円 163.61/67円

<外国為替市場>
午後3時過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から小幅円安が進み、111円半ばで取引されています。ドルは午後の取引で、オプションなどに絡む円の売り仕掛けに一時111.87円まで上昇し、1カ月ぶり円安水準を更新しました。しかし全般は11日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードで、ドルは高値更新後はすぐに反落です。値動きは小幅にとどまりました。


<短期金融市場>       15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%台半ば

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り    ――

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.170(変わらず)

             安値─高値    99.160─99.175


 短期金融市場で無担保コール翌日物は小じっかりで推移しました。国債決済要因からの需給引き締まりが背景にあるようです。一部大手銀行の希望調達レートが0.51%に小幅上昇する場面もありました。市場参加者によると、加重平均レートは0.504%付近になるとみられています。積み最終を控えて運用姿勢に慎重さが出始めたのを受け、GCレポレートは上昇しました。日銀が本店方式で実施した3月期日の共通担保資金供給オペの案分レートは横ばいです。潤沢な資金供給期待や日銀利上げ観測が高まっていないのを反映したようです。

米銀がサブプライムモーゲージ金利の引き上げを凍結するとのうわさで、ややドル買い

<国内株式市場>
日経平均 15680.67円(166.93円高)
      15520.53円─15751.20円 出来高 26億1581万株

 国内株式市場では、日経平均が2日続伸です。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受けて米利下げ期待が高まったことに加え、為替が円安/ドル高に振れたことが日経平均を押し上げ、上昇幅は一時200円を超えました。ただ、30日までの2日続伸で日経平均は500円以上上げており、ピッチの速さへの警戒もあって25日移動平均線(1万5720円46銭)付近では戻り売りや利食い売りに上値を阻まれました。


<外国為替市場>      15時時点
ドル/円 110.20/25円   ユーロ/ドル 1.4745/50ドル
 ユーロ/円 162.56/64円

 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇、110円前半で取引されています。午後の取引では、米銀がサブプライムモーゲージ金利の引き上げを凍結するとのうわさが出たことなどをきっかけに、ややドル買いの地合いとなりました。ただ、材料がほぼ出尽くし、市場では次の材料待ちとの声も聞かれてるようです。


<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.52%台
 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り   ──   (出合いなし)
 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.150(変わらず)
             安値─高値    99.140─99.155

 短期金融市場で無担保コール翌日物金利が上昇しました。月末の資金不足感が強まったのが背景のようです。外国銀行が0.53―0.56%まで取り上がる場面もありましたが、日銀の調節姿勢が緩めだったため、取引一巡後は金利上昇が一服しました。市場参加者によると、この日の加重平均レートは0.52%台になるとみられています。欧米金融機関の年末越えの資金繰りに対する警戒感から、1カ月物の海外金利も上昇傾向でした。

堅調な日経平均株価などを背景に、クロス円がじり高

<国内株式市場>
日経平均 15135.21円(246.44円高)
      14912.83円─15295.21円 出来高 21億5688万株

 国内株式市場では、日経平均が大幅続伸です。終値で1万5000円台を回復し、上げ幅は一時400円を超えました。23日の米国株高を受けて銀行株を中心に買い戻しが先行しました。その後、一部で中国の政府系ファンドが日本株に投資すると伝えられたことをきっかけに期待感から先物への買いが強まり、日経平均を一段と押し上げました。


<外国為替市場>     15時時点
 ドル/円 118.54/59円   ユーロ/ドル 1.4815/20ドル
 ユーロ/円 160.82/87円

 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅上昇の108円半ばで取引されています。正午近くに中国政府系ファンドが日本株投資に意欲を示したとの報道を受け、108円前半まで下落しましたが、その後はもみあいとなっています。堅調な日経平均株価などを背景に、クロス円がじり高となっています。


<短期金融市場>      15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50─0.505%
 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.550%(─0.005)
 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)  99.150(─0.015)
             安値─高値   99.145─99.170

 無担保コール翌日物の取引中心金利は0.50─0.505%と前週末加重平均(0.499%)を上回って推移しました。国債発行による資金不足日に加えて月末接近が意識されて資金調達圧力が強まりました。ターム取引では、月末越えとなる1週間物が外銀勢を主な取り手に0.58%付近と前週末(0.56%付近)に比べて強含みの動きです。日銀が午後に実施した月末越えとなる共通担保資金供給(本店)オペ(11月27日─12月10日)の平均落札金利は0.554%と前回(22日)の0.541%に比べて小幅上昇しました。ユーロ円3カ月金利先物市場は下落です。株高/債券安を受けて売りが優勢となったようです。

外為市場ではドル売りとリスク回避の円買いが強まる

<国内株式市場>
日経平均 14837.66円(373.86円安)
      14770.22円─15154.31円 出来高 21億7218万株

 国内株式市場で日経平均は大幅反落です。買い手が少ない中、寄り付きから先物主導で下げ幅を拡大しました。午後に為替が1ドル=108円台と円高が進んだことをきっかけに売りが加速し、前日比で400円を超す下落幅となる場面もあり、終値で11月19日に付けた1万5042円56銭の年初来安値を更新しました。東証1部の売買代金は2兆7902億円にとどまりました。


<外国為替市場>     15時時点
ドル/円  109.07/12円   ユーロ/ドル 1.4837/42ドル
 ユーロ/円 161.84/89円

 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から円高が進み、108円後半で取引されています。サブプライムモーゲージ問題をきっかけとする金融機関の損失計上のうわさや、米財務長官発言に関する報道、アジア株安などを手掛かりに、外為市場ではドル売りとリスク回避の円買いが強まりました。ドル/円は2年2カ月ぶりドル安水準を、ユーロ/ドルは1999年のユーロ導入来高値を更新しました。


<短期金融市場>      15時40分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近
 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り    ──  (出合いなし)
 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.165(+0.010)
             安値─高値    99.155─99.165

 ユーロ円3カ月金利先物はしっかりした展開です。中心限月08年6月限を含め各年限で直近の高値圏での推移を続けており、高値警戒感は根強いものの、午後に株安/円高が進むと小幅買われる展開となりました。市場では「日銀の利上げはもはやないという水準に上昇しているが、一方で市場は利下げの可能性はみていないので、この水準で踏みとどまっている」(国内証券)と指摘されているようです。無担保コール翌日物は、0.50%挟みの取引が続きました。日銀は前日の本店形式に続き、3月が期日となる全店形式の共通担保資金供給オペ(全店)を実施し、案分レートは0.560%と、前日実施分より一段と低下しました。

ユーロ/円は一時、朝方の高値から1円を超える円高

<国内株式市場>
日経平均 15042.56円(112.05円安)
      15040.10円─15302.76円 出来高 19億1435万株

 国内株式市場で日経平均は続落です。終値で年初来安値を更新しました。16日の米株高と円安基調を受けて午前は買い先行となりましたが、午後は先物で売りが出るなどして下落に転じました。中国などのアジア株が安く始まったことや、円安基調がやや後退したことなども嫌気されたようです。東証1部の売買代金が2兆2842億円と薄商いの中で売りに押され、引けにかけて下げ幅が拡大しました。


<外国為替市場>     15時時点
ドル/円  110.41/46円   ユーロ/ドル 1.4674/79ドル
 ユーロ/円 162.00/11円
 
 午後3時過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から円高が進み、110円前半で取引されています。日経平均株価を含むアジア株が軟調な展開となったことを受け、株安で投資家がリスク回避姿勢を強め、円キャリートレードの解消圧力が高まるとの見方から、外為市場では円が買われました。ユーロ/円は一時、朝方の高値から1円を超える円高となりました。


<短期金融市場>      15時55分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近
 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.560%(─0.005)
 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.155(─0.005)
             安値─高値    99.155─99.165

 無担保コール翌日物は、午前から誘導目標(0.50%)を挟んで落ち着いた取引が続きました。朝方は一部外銀勢が0.51%付近での資金を調達で、その後は気配がやや緩み、午後には0.4%後半での取引も増えました。資金を取り上がる動きが見られない一方で、準備預金の積みの初期段階であるためビッドはしっかりとしています。短めのターム物を中心に市場の資金は潤沢で、1─2週間物は0.5%半ばとレートは低位で安定しています。ユーロ円3カ月金利先物取引は、高値圏で方向感に欠けました。

外国為替市場はサブプライムローン問題を背景に、神経質な値動き

<国内株式市場>
日経平均 15154.61円(241.69円安)

      15030.02円─15238.73円 出来高 18億2988万株


 国内株式市場で日経平均は続落です。クレジット問題への懸念が強まり米国株が大きく下げたことを背景に、アジア株が下落したほか円高が進行しました。東京市場でも売りが優勢になり一時350円を超える下落となりました。ただ商いは薄くポジション調整や短期筋の売りが中心で、引けにかけて下げ幅は縮小しました。東証1部騰落数は値上がり253銘柄、値下がり1409銘柄、変わらずは55銘柄でした。


<外国為替市場>     15時時点
ドル/円  110.12/17円   ユーロ/ドル 1.4615/20ドル

 ユーロ/円 160.99/05円

午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ同水準の110.20円付近で取引されています。午後は、サブプライムローン問題を背景に、神経質な値動きが続きましたが、、欧米の金融機関の損失計上に関するうわさがやや下火となったほか、日経平均株価の下げ幅が縮小したこともあり、ドル/円、クロス円とも値動きは小幅にとどまりました。


<短期金融市場>     15時40分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.565%(変わらず)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.155(+0.005)

             安値─高値    99.155─99.165


 新しい準備預金の積み期初日のきょう、無担保コール翌日物は0.50─0.51%付近から取引がスタートしました。誘導目標(0.50%)近辺での出合いが続き、一巡すると午後は0.4%後半にビッド水準が引きました。もっとも、積みの初期段階であるため急激なレートの低下はみられず、落ち着いた展開となりました。ユーロ円3カ月金利先物は高値もみあいです。日銀の利上げ観測が後退し底堅い地合いですが、年度内利上げの可能性すら織り込まない水準まで上昇しているため高値警戒感が強まっているようです。

ドル/円は円高が進み110円前半で取引

<国内株式市場>
日経平均 15197.09円(386.33円安)
      14998.51円─15386.80円 出来高 23億4390万株

 国内株式市場で日経平均は7日続落です。一時、下落幅は500円を超え2006年7月27日以来の1万5000円割れとなりました。サブプライムローン問題への懸念が広がり株安は米国から日本、アジアへと波及し、米経済への不安からドル安が進む一方、円高が進行し企業業績への不安が重なりました。引けにかけては買い戻しも入りましたが、軟弱な地合いが続いています。


<外国為替市場>     15時時点
ドル/円  110.35/40円   ユーロ/ドル 1.4638/43ドル

 ユーロ/円 161.53/62円

午後3時過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から円高が進み110円前半で取引されています。日経平均株価が一時、前週末比3%を超える下げとなるなどアジア株が軒並み安となる中、前週末海外市場のドル安/円高の流れを引き継ぎ、ドルは午後の取引で一時109.85円まで下落しました。朝方につけた安値を下回り、昨年5月以来、1年半ぶりの円高水準を更新しました。


<短期金融市場>     15時25分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り   ――

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.150(─0.010)

             安値─高値    99.150─99.170


 無担保コール翌日物の取引中心金利は0.50%付近での推移です。朝方の調達一巡後は、ポジションが軽くなっている外銀勢の調達意欲が盛り上がらず、午後にかけては弱含みで推移しました。準備預金の積み最終日を15日に控え、邦銀勢が0.4%台後半で調達する場面もありました。日銀が午後に実施した共通担保資金供給(本店)オペ(11月14日─3月6日)の案分落札金利は0.590%と9日の同(全店)オペ(11月12日─2月15日)と同水準となりました。ユーロ円3カ月金利先物市場は上値の重い展開でした。朝方は株安・債券高を受けて買いが先行しましたが、その後は高値警戒感から利益確定売りに押されました。

ドル/円は一時112円まで下落

<国内株式市場>
日経平均 15771.57円(325.11円安)
      15626.06円─15891.23円 出来高 24億5445万株

 国内株式市場では、日経平均が大幅続落です。日経平均は1万5000円台に下落し、終値ベースでは9月10日以来の安値水準となりました。サブプライムローン問題の深刻化を背景に米国株が大幅安となり、為替が1ドル=112円台のドル安/円高で推移したことから日経平均は急落してスタートし、株安の流れがアジアに波及、グローベック市場の米株先物も下落したことで日経平均は後場に入って一段安となり、一時下げ幅は400円を超えました。


<外国為替市場>      15時時点
ドル/円  112.75/80円   ユーロ/ドル 1.4630/35ドル
 ユーロ/円 164.99/07円

 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらずの、112円後半で取引されています。前日海外でドル売り・円買いが強まった流れを引き継ぎ、ドル/円は早朝の取引で一時112.00円まで下落し、8月17日以来、約3カ月ぶりの円高水準をつけました。しかし東京市場では国内の機関投資家や輸入企業、個人投資家などの円売りが出て、ドルは一時113.04円まで上昇して1円を超える円安となりました。


<短期金融市場>     15時40分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.49─0.50%付近
 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.570%(―0.005)
 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.155(+0.015)
             安値─高値    99.145─99.165
 
 無担保コール翌日物金利は弱含みの展開です。午後の取引中心金利は0.47─0.49%と午前の0.50%付近から切り下がりました。市場では日銀の緩め調節が続いていることで資金余剰感が浮上し、積極的に調達する動きは限定的だでした。その資金余剰感を反映して、日銀が午後に実施した共通担保資金供給(全店)オペ(11月12日─2月15日)の案分落札金利は0.590%と7日の同(本店)オペ(11月9日─2月26日)の0.600%に比べて低下しました。

為替市場は政策現状維持の決定には反応せず

<国内株式市場>
日経平均 16737.63円(86.62円高)
      16552.54円─16738.98円 出来高 21億2318万株

 国内株式市場で日経平均は反発です。1万6700円台で大引けました。午前中は米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えての様子見姿勢に終始しましたが午後に入って好決算銘柄が買われました。引けにかけては、月末のドレッシング買いも入ったようです。業種別では、前引け後に発表されたデンソーの業績予想の上方修正などを受けて、自動車が高かく推移しました。食品も上昇しましたが、海運や鉱業、鉄鋼、石油・石炭がさえない展開でした。東証1部の売買代金は2兆9196億円です。


<外国為替市場>     15時時点
ドル/円 114.64/69円   ユーロ/ドル 1.4442/47ドル
 ユーロ/円 165.51/60円

 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点と変わらず114円後半で取引されています。月末の仲値不足の観測などから午前のドル/円は底堅く推移しましたが、ユーロの上昇やオプションにからむドル売り/円買いなどで上値を抑えられました。日銀が午後に発表した政策現状維持の決定や展望リポートの内容は予想の範囲内のものとして受け止められ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えていることからも市場の反応は乏しかったようです。


<短期金融市場>     16時10分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート)  0.52%付近
 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り   0.575%(―0.010)
 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)  99.145(変わらず)
             安値─高値   99.135─99.150

 短期金融市場で無担保コール翌日物金利は上昇しました。朝方は0.51―52%付近で始まりましたが、一部邦銀が0.53%での調達意欲を見せたため、金利が跳ね上がりました。外国銀行の調達レートが0.57%に上昇する場面もありましたが、取引一巡後は誘導目標に向かっており、市場関係者によると加重平均レートは0.52%付近になるとみられているようです。ユーロ/円3カ月金利先物は横ばいで推移しました。日銀金融政策決定会合や展望リポート公表などの材料が出ましたが、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた様子見から、動意が和らいだようです。

外国為替市場はイベント前のポジション調整

<国内株式市場>
日経平均 16651.01円(47.07円安)
      16492.56円─16682.87円 出来高 23億0023万株

国内株式市場で日経平均は反落です。前日までの上昇幅が大きかったことで一服感もあり、利益確定売りが先行し地合いが軟化しました。クレディ・スイス証券が日本株の投資判断を引き下げたことも嫌気されたようです。個別銘柄では武田薬品工業がストップ安となるなど、指数を押し下げました。後場に入り、一時前日終値比で200円を超す下落幅となりましたが、引けにかけては建設株などが買われて下げ渋り、終値は1万6600円台を回復しました。東証1部の売買代金は3兆1693億円と3兆円を超えました。


<外国為替市場>    15時時点
ドル/円 114.50/55円   ユーロ/ドル 1.4398/03ドル
 ユーロ/円 164.91/03円

午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅円高の114円半ばで取引されています。週後半にかけて行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)や欧州大手金融機関の決算、10月米雇用統計など相次ぐ重要イベントをにらみ、この日の取引ではイベント前のポジション調整と見られる動きが活発化しました。これまで買われたユーロや豪ドルが売られる一方、売り込まれてきたドルや円が買い戻されたようです。


<短期金融市場>     15時40分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート)  0.50%付近
 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り   0.585%(+0.010)
 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)  99.145(変わらず)
             安値─高値   99.140─99.150

ユーロ円3カ月金利先物は小動きで推移しました。日銀金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、様子見気分が強まったのが背景にあるようです。中心限月となる2008年6月限は前日に買われた反動でやや下げる場面がありましたが、総じて方向感に欠く展開でした。無担保コール翌日物金利は0.50%が取引の中心となり、市場関係者によると、加重平均レートは0.50%付近になるとみられています。邦銀勢による積み需要からの資金調達がしっかりとの指摘があり、誘導目標に沿った取引が目立ちました。

ドル/円は114円前半で取引

<国内株式市場>
日経平均 16698.08円(192.45円高)

      16613.30円─16774.18円 出来高 17億9904万株

国内株式市場で日経平均は大幅続伸しました。前営業日終値比200円近い上昇で大引けしました。前週末からのソニーやホンダ、日産自動車に続き、きょう前引け後に発表された日本郵船の決算も好感され、買い戻しが継続した展開でした。商いはやや薄めで、東証1部の売買代金は2兆7288億円にとどまっています。


<外国為替市場>    15時時点
ドル/円 114.15/20円   ユーロ/ドル 1.4420/25ドル

 ユーロ/円 164.61/66円

午後3時過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点からほぼ変わらずの114円前半で取引されています。アジア株が軒並み高となったことで、外為市場では投資家のリスク回避姿勢が緩和し、円キャリートレードが活発化するとの見方から、クロス円を中心に円がじり安となりました。


<短期金融市場>     15時20分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート)  0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り    ──(出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)  99.145(+0.015)

             安値─高値   99.120─99.145

短期金融市場で無担保コール翌日物金利は誘導目標に沿って推移しました。外国銀行の資金調達レートは0.50%で、これに対して邦銀勢による主な取引水準は0.49%に下がりました。ややきつめ調節になっているとの指摘があり、金利の小幅上昇を見込む声もあったようです。市場関係者によると、加重平均レートは0.50%付近になる見込みです。日銀は即日実施の金融調節を見送りました。日銀がこの日から公表を始めた「東京レポ・レート」によると、月末を越える31日スタートの翌日物が0.549%でした。    

円キャリートレードが活発化する可能性?

日経平均 16505.63円(221.46円高)
      16348.86円─16505.63円 出来高 16億6506万株

国内株式市場で日経平均は大幅反発です。前日比で200円を超える上昇となり1万6500円台を回復しました。ソニーやホンダの決算が好感されハイテク株や自動車株が見直し買いされたほか、アジアの株式市場が比較的堅調な動きになったことでショートカバーも入り上げ幅を拡大させたようです。ただ商いは引き続き薄く、自律反発の範囲内となっています。


<外国為替市場>    15時時点
ドル/円 114.27/32円   ユーロ/ドル 1.4328/33ドル
 ユーロ/円 163.71/83円

午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から円安が進み114円前半で取引されています。日経平均株価を含むアジア株が上昇したことから、株高で投資家のリスク許容度が高まり、円キャリートレードが活発化する可能性があるとの見方から円が売られ、クロス円が上昇しました。前日海外の流れを引き継いでドルの弱含みも続いているため、ドル/円は売買が交錯しています。


<短期金融市場>    15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.48─0.49%
 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り    ──(出合いなし)
 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)  99.125(─0.025)
             安値─高値   99.125─99.145

無担保コール翌日物は弱含みの展開です。取引中心金利は0.48─0.49%と日銀誘導目標(0.50%)を下回って推移しました。0.4%台後半で、準備預金の積みを進めたいとする邦銀勢の調達需要が示されていましたが、資金の出し手に外銀勢のネームが見られたとされ、調達需要は限定的となっています。日銀は午後零時50分の金融調節で、手形売出オペを通告して2000億円を即日吸収しましたが、吸収額が少なかったため、資金余剰地合いに大きな変化が見られなかったようです。日銀の即日吸収オペは10月5日以来3週間ぶりです。こうした資金余剰感を反映して、日銀が午後に実施した共通担保資金供給(本店)オペ(10月29日─11月5日)の案分落札金利は0.530%と24日の同オペ(10月25日─11月2日)の0.540%に比べて小幅低下しています。

ユーロ/円は162円後半まで切り返す

<国内株式市場>
日経平均 16450.58円(12.11円高)

      16416.92円─16554.91円 出来高 14億6306万株

国内株式市場での日経平均は小反発です。米株高と円高一服を好感した買い戻しが一巡した後は上値の重い展開になり、大引けではほぼ前日終値水準まで押し戻されました。米景気や9月中間決算への不安から手控えムードが強く積極的な買いが入らなかったようです。東証1部売買代金は2兆0483億円と薄商いで、業種別では銀行や自動車が買われる一方、海運やノンバンクがさえなかったようです。


<国内外国為替市場>   15時時点
ドル/円 114.55/60円   ユーロ/ドル 1.4200/05ドル

 ユーロ/円 162.69/72円

午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅円安の114円半ばで取引されています。米株やアジア株の反発を受けて、海外市場で売り込まれたクロス円を中心に買い戻しが強まりました。ユーロ/円が海外でつけた1カ月ぶり円高水準の160.47円から162円後半まで切り返したほか、ドル/円も底堅い値動きが続いたようです。


<短期金融市場>   15時35分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.580%(変わらず)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.120(+0.010)

             安値─高値    99.105─99.120

短期金融市場でユーロ円3カ月金利先物が続伸です。中心限月となる2008年6月限は、前日清算値に比べて1ティック高の99.120となりました。日銀の早期利上げ観測が強まっていないのが背景とされています。短期国債市場では、6カ月物政府短期証券(FB)477回債の流通利回りが0.615%に下がりました。無担保コール翌日物金利は誘導目標付近が取引の中心となっています。

ユーロ/円は163円台で推移

<国内株式市場>
日経平均 16438.47円(375.90円安)

      16264.70円─16563.57円 出来高 19億0658万株

国内株式市場で日経平均は大幅続落しました。一時、下げ幅は前営業日比500円を超えました。信用収縮懸念の再燃で前週末の米株が急落し、円高も対ドルで一時113円台まで進んだことから、海外勢を中心にほぼ売り一色の展開でした。韓国や香港など他のアジア株式市場も下落し下げに拍車をかけました。


<外国為替市場>   17時時点
ドル/円 114.02/07円   ユーロ/ドル 1.4310/15ドル

 ユーロ/円 163.16/25円

午後5時過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から下落し、小幅円高の114円付近で取引されています。7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)でドル安へのけん制発言がなかったことや、前週末の米株安を受けてドルは朝方、一時1カ月ぶり円高水準となる113.25円まで下落しましたが、日経平均株価が引けにかけて下げ幅を縮小し、国内勢も円売りに動いたことなどを受けて、東京では円が反落しました。しかし欧州勢の売買が本格化した夕方には再び、海外の流れを引き継ぐ形で円が買われています。


<短期金融市場> 17時55分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.503%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.580%(─0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.115(+0.020)

             安値─高値    99.105─99.130

無担保コール翌日物は全般に落ち着いた展開です。加重平均金利は0.503%となりました。 政府短期証券(FB)や国債発行日を迎えましたが、日銀の緩め調節を受けて調達を急ぐ動きは見られませんでした。午後には邦銀勢が0.5%を下回る水準で調達する場面もありました。日銀が午後に実施した共通担保資金供給(本店)オペ(10月24日─2月6日、8000億円)の案分落札金利は0.610%と15日の同オペ(10月17日─1月29日、8000億円)の0.620%から小幅低下しました。市場では、落札金利について、予想された水準との見方が出ていましたが、欧米での流動性懸念が残っていることもあり「年末が意識されてくれば、年越えのプレミアムが落札金利に乗ってくる可能性がある」(国内金融機関)との声があったようです。

主要通貨はもみあい

<国内株式市場>
日経平均 17199.89円(153.11円高)
      17017.77─17205.42円 出来高 21億9127万株

東京株式市場で日経平均は3日連続の上昇でした。前場は材料不足の中のもみあいでしたが、後場に入り短期筋の買いがけん引して上値を伸ばしました。今晩の米国株高を見越した買いが入っているのではないかとの見方が出ています。再編期待の証券株や出遅れ感の強い金融株などのほか、業績拡大期待の海運や鉄鋼なども後場に入って値を上げました。東証1部売買代金も2兆8520億円と活況と言われる3兆円にはとどかなかったものの、ここ最近では比較的膨らんだ水準となりました。


<外国為替市場> 15時時点
ドル/円 115.79/84円   ユーロ/ドル 1.4156/61ドル
 ユーロ/円 163.95/03円

午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅円安の115円後半で取引されています。午前の取引では前日に大きく調整したクロス円が反発しましたが、午後に入って値動きは一巡し、主要通貨はもみあいとなりました。


<短期金融市場> 15時35分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近
 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り    ──(出合いなし)
 ユーロ円3カ月金先(08年3月限)  99.100(─0.005)
             安値─高値   99.100─99.110

無担保コール翌日物は落ち着いた展開でした。取引中心金利は0.50%付近となりました。朝方は外銀勢を主な取り手に0.52%付近に上昇する場面もありましたが、調達一巡後は軟化し、午後には外銀勢・国内勢とも0.4%台半ばで調達する動きが見られました。税揚げ日を迎えましたが、9月期末に向けて日銀が行った積極的な資金供給で資金余剰感が浮上し、準備預金の積み進ちょくが順調なため、資金調達意欲が後退しました。ターム物は1週間程度で外銀勢が0.60%付近で調達しました。日銀が午後に実施した初の年末越えとなる共通担保資金供給(本店)オペ(10月5日─08年1月11日)の案分レートは0.590%と9月25日実施の同オペ(9月27日─12月28日)の0.600%を下回りました。ユーロ円3カ月金利先物市場は小動きに終始して手掛かり難の中、株高に上値を抑えられました。

ユーロはドルからの逃避先として高値更新を続ける

<国内株式市場>
日経平均 16785.69円(46.53円安)

      16755.21円─16929.26円 出来高 18億6182万株

中間期末の東京株式市場では、日経平均が小反落でした。27日までの3日続伸で1万7000円の上値が意識されたことから戻り売り圧力が強まり、不動産株や銀行株など内需株を中心にさえない展開になりました。ただ、下値を大きく売り込む動きにもならず、底堅く推移しました。


<外国為替市場> 17時時点
ドル/円   115.23/28円  ユーロ/円 163.23/35円

 ユーロ/ドル 1.4167/72ドル

午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から下落し115円前半での取引でした。午前は輸出企業のドル売り/円買いなどによる値動きがみられましたが、9月中間決算期末を迎え、国内の投資家を中心に様子見となる参加者が多く、売買が一巡した後は模様眺めとなりました。ドル安、円安の地合いのなかではドル/円が114─116円を中心としたレンジを抜けるのは難しいとの見方は多いようです。ドルからの逃避先として高値更新を続けるユーロや、ドル安と円安の狭間で上昇傾向にあるクロス円の動向が注目されています。


<短期金融市場> 18時10分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.675%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.560%(―0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年3月限)    99.115(+0.020)

             安値─高値    99.100─99.120

短期金融市場で無担保コール翌日物金利が上昇しました。月末の資金繰りなどから、一部外国銀行の調達レートは1%まで上昇しました。ただ日銀が午前と午後にそれぞれ1兆円、8000億円の即日供給オペを実施したため、レートは徐々に落ち着きました。午後の即日オペは、募集額に応札額がわずかに届かず札割れとなりました。加重平均レートは、0.675%となりました。ユーロ円3カ月金利先物は買い戻しが先行し、前日の米債高や朝方に発表された国内指標、上値の重い株価などが相場の支えとなりました。

ドル/円は小幅円高進む

<株式市場>

 日経平均 16122.16円(134.84円安)

      16027.93円─16230.58円 出来高 15億9111万株

東京株式市場では、日経平均が反落。サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題を背景に、市場では米金融政策に関心が集まっており、7日の米雇用統計でその方向性を探りたいとして様子見ムードが強まりました。センチメントが弱いため参加者は取引に及び腰で、先物売りが強まると買い向かう動きは見られず、日経平均は一時200円を超える下げとなる場面もありました。


<外国為替市場> 17時現在

 ドル/円   115.15/20円  ユーロ/円 157.50/59円

 ユーロ/ドル 1.3675/80ドル

午後5時過ぎのドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅円高が進み、115円前半で取引されています。きょう発表の8月米雇用統計を前に様子見ムードが広がる中、サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅融資)問題の長期化見通しなどを背景に、ドルの上値の重さが目立ちました。日経平均株価の下落もリスク回避の円買いにつながりました。


<短期金融市場> 17時半現在

 無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.473%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.615(─0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年3月限)    99.125(変わらず)

             安値─高値    99.120─99.130

無担保コール翌日物の加重平均レートは0.473%と前日(0.481%)に比べて低下しました。外銀勢の調達量は多くなく、邦銀勢のビッドも低水準でした。中間決算期末を越える取引はまだ盛り上がる気配はなく、一部の証券や外銀などが0.75%程度での調達意欲を示しているものの、資金のオファー側が様子見となっており、出合い薄です。ユーロ円3カ月金利先物はしっかりとした値動きが継続。欧州中央銀行(ECB)が利上げを見送ったことから日銀利上げ時期についても後ずれ観測が強まっており、金先の支援材料になっています。