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ニューヨーク・東京のマーケット動向を、現役トレーダーが自分たちの目線で語ります。

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  • 04/26/00:24

ユーロ円3カ月金利先物は前週末清算値を下回る場面が多い

<国内株式市場>
日経平均 13635.40円(12.84円高)

      13627.31円─13822.45円 出来高 21億6535万株


 国内株式市場で日経平均は小反発です。午前中は前日終値比で200円近い上昇幅となりましたが、2月4日に付けた戻り高値1万3889円の手前で数回押し返されたことから上限が意識された模様です。後場に入り、先物売りで徐々に上げ幅が縮小しました。業種別では鉄鋼や石油・石炭などが買われた一方、保険や海運がさえない動きでした。


<外国為替市場>         17時05分時点
ドル/円  107.98/03円   ユーロ/ドル 1.4677/82ドル

 ユーロ/円 158.50/57円

午後3時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から小幅高の108円付近で取引されています。早朝の取引で投機筋の買い仕掛けが入り、ドルは一時108円前半に上昇した後、戻り売りで107円後半に値を戻しました。手掛かり難から午後の取引も値動きはこう着、日中は小動きとなりました。108円台は輸出企業による売りが旺盛との見方が出ています。ただ、夕方に入って、ノーザン・ロック関連で再び材料視され、英ポンドは対ドル、対円で急落し、ドル/円、ユーロ/ドルでドル買いに波及しました。


<短期金融市場>         17時05分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.501%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り     ──(出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)   99.340(─0.020)

             安値─高値   99.335─99.365


 無担保コール翌日物金利は、おおむね誘導目標に沿って推移しました。新たな積み期間に入ったとあって底堅い調達意欲が示されたことが背景のようです。調節姿勢が緩めだったため、引けにかけては取引金利がやや緩みました。国債発行要因から20日スタート/21日エンドのレポGCレートが強含んだことを反映し、日銀実施の国債買現先オペ金利(8000億円、3月6日期日)は小幅上昇した一方、今年初となる5月期日の共通担保資金供給オペ(本店8000億円)では大型連休越えの意識がさほど高まらず、按分レートは年度末越えと同じ0.550%にとどまりました。ユーロ円3カ月金利先物は日経平均株価の上昇が重しとなり、前週末清算値を下回る場面が多かったようです。
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無担保コール翌日物は強含みです

<国内株式市場>
日経平均 13626.45円(558.15円高)

      13251.86円─13626.45円 出来高 21億8976万株


 国内株式市場で日経平均は3日続伸し高値引けです。上げ幅は550円を超え今年最大となりました。1月の米小売売上高が予想外の増加となったほか、日本の2007年10─12月期実質国内総生産(GDP)が前期比プラス0.9%と事前の市場予想を上回ったことで景気減速懸念がいったん後退した模様です。為替が円安方向に振れたほか、他のアジア株が上昇したことも好感され、先物を中心にショートカバーが入りました。


<外国為替市場>        15時時点
ドル/円  108.20/25円   ユーロ/ドル 1.4565/70

 ユーロ/円 157.63/68円

 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず、108円前半で取引されています。取引レンジは極めて狭く、朝方、一部参加者が107円台を試すドルの売り仕掛けに動いたが失敗に終わり、買い戻しで上昇したものの、108.30円以上の水準には輸出のドル売り需要もあり、もみあいとなっています。
 

<短期金融市場>        16時15分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.5%前半

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.555%(変わらず)

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)    99.360(─0.045)

             安値─高値    99.355─99.395


 無担保コール翌日物は強含みです。準備預金の積み最終日を控えて資金のオファーが薄くなり、一部の外銀が0.55─0.56%付近までレートを上げて資金を調達、大手邦銀や地銀などもやや高めのビッドを示すことになったようです。財務省が入札を行った1年物割引短期国債(TB)は、日銀の利上げ見通しが立たない中でしっかりとした結果で、最高落札利回りは前回債を下回って06年9月以来の低水準となりました。流通市場で小幅な買いが入り、0.535%で少額の出合いをつけました。ユーロ円3カ月金利先物は軟調で、朝方に発表された10─12月実質国内総生産(GDP)速報値が予想を上回る内容となったことが売りのきっかけとなり、午後に株高/債券安が一段と進むと、金先も下げ幅を拡大しました。 

無担保コール翌日物の取引中心金利は0.505%付近での推移

<国内株式市場>
日経平均 13099.24円(646.26円安)

      13099.24円─13552.19円 出来高 25億0822万株


 国内株式市場では、日経平均が大幅続落です。600円を超える下げで安値引けとなりました。米リセッション懸念の強まりから相場は全面安となり、断続的な先物売りも日経平均を押し下げました。市場では再び1万3000円の下値が視野に入ってきています。


<外国為替市場>        15時時点
ドル/円  106.40/45円   ユーロ/ドル 1.4635/40ドル

 ユーロ/円 155.80/86円


 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点に比べ小幅円高の106円半ばで取引されています。前日の米株安を手掛かりにアジア株が軒並み安となったことを受け、外為市場ではリスク回避の円買いが強まりした。午後には株価との相関性が一時的に崩れましたが、日経平均が終盤になって想定以上に下げ幅を拡大すると、円買いの動きが強まりました。


<短期金融市場>        15時40分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.505%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.555%(変わらず)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.340(+0.030)

             安値─高値    99.340─99.360


  無担保コール翌日物の取引中心金利は0.505%付近での推移です。朝方は外銀が0.51%付近で調達する場面もありましたが、調達一巡後は落ち着きを取り戻しました。午後には銀行勢が日銀誘導目標の0.50%を下回る水準で調達するなど弱含みの展開となりました。日銀が午後に実施した共通担保資金供給(本店)オペ(2月7日─2月15日)の案分落札金利は0.530%と前日の同オペ(2月6日─2月29日)の0.540%に比べて小幅低下です。ユーロ円3カ月金利先物市場は反発。米景気後退懸念で株価が大幅安となったことを受けて買い戻しが入りました。中心限月08年6月限は一時前日清算値に比べて5ティック高の99.360に上昇です。財務省が発表した3カ月物政府短期証券(FB)入札結果で、最高落札利回りが0.5603%と前回債(0.5502%)に比べて小幅上昇し、FBの発行日となる12日スタートのレポGC翌日物金利は0.54%付近とややしっかりした状態です。

無担保コール市場では翌日物金利がおおむね誘導目標に沿って推移

<国内株式市場>
日経平均 13345.03円(133.83円安)

      13271.13円─13514.13円 出来高 23億3485万株


 国内株式市場で日経平均は反落です。前場は小幅続伸で引けたものの、今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、追加利下げの幅やそれに対する米国株式市場の反応が読みづらいとの見方が広がり、後場はマイナスに転じました。香港のハンセン指数.HSIなどアジア株が下落したことや、午後にみずほフィナンシャル・グループのサブプライムローン関連損失拡大が報じられたことをきっかけに短期筋の先物売りが加速し、一時、前日比終値で200円を超す大幅な下落となりました。業種別では電気・ガスや石油・石炭、鉄鋼などの下げがきつく、海運や金融、不動産は上昇しました。


<外国為替市場>         15時時点
ドル/円  106.77/80円   ユーロ/ドル 1.4759/64ドル

 ユーロ/円 157.59/69円


 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点に比べ円高の106円台後半で取引されています。106円の半ばから下は実需のドル買い需要があり底堅い展開です。市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策決定に注目が集まっており、0.50%ポイントの追加利下げを見込む参加者が多いなか、利下げ見送り観測も浮上しています。


<短期金融市場>         15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.502%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.540%(+0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.395(―0.005)

             安値─高値    99.380─99.405


 短期金融市場でユーロ円3カ月金利先物が下げ渋りました。米株高/債券安の流れを継いで朝方は売りが先行しましたが、、日経平均株価が方向感に乏しい値動きを続けたため、取引一巡後は動意が和らぎました。この日発表された鉱工業生産指数が弱い内容だったのも相場を支えたようです。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた様子見気分も大勢をしめました。一部参加者の利下げ観測が後退し、3カ月物政府短期証券の利回りは小幅上昇しました。無担保コール市場では翌日物金利がおおむね誘導目標に沿って推移です。日銀は即日実施のオペを見送りました。

無担保コール市場では翌日物金利がおおむね誘導目標に沿った展開

<国内株式市場>
日経平均 13478.86円(390.95円高)

      13224.66円─13506.81円 出来高 21億4717万株


 国内株式市場で日経平均は大幅反発です。米国株高や為替の落ち着きを背景に前日の大幅下落から一転、ハイテクなどを中心に幅広く買い戻しが入りました。 ブッシュ米大統領の一般教書演説にサプライズがなかったという失望感から後場寄りはやや上げ幅が縮小したものの、アジア株の堅調などを背景に先物買いが強まり、一時、前日比400円超までプラス幅が拡大しました。短期的に積み上がった売りポジションの巻き戻しとなった形だが、もう一段上値を追うには企業決算に対する市場の警戒心が強くセンチメントが好転していないようです。前日の500円を超す下落を取り戻すには至らずに大引けしました。業種別では海運、卸売、パルプ・紙、非鉄金属、不動産の上昇幅が大きく、精密機械とゴムは下落しました。


<外国為替市場>        15時時点
ドル/円  106.63/68円   ユーロ/ドル 1.4770/75ドル

 ユーロ/円 157.48/55円


 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅円高の106円半ばで取引されています。東京市場では日経平均株価が一時、前日比400円を超える上昇となったものの、外為市場では月末を控えて国内投資家のリパトリエーションなどに伴う円買いが目立ち、ドル/円、クロス円ともに上値の重い展開となりました。日本時間の正午前に行われたブッシュ米大統領の一般教書演説は新味がないとの見方が大勢で、市場では30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や米経済指標の発表に関心が集まっているようです。


<短期金融市場>        15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.503%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  ――

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.400(―0.035)

             安値─高値    99.395─99.405


 短期金融市場でユーロ円3カ月金利先物が下落しました。日米株価の上昇で中心限月を中心とした調整売りが出たことが背景にあるようです。ブッシュ米大統領による一般教書演説は、手掛かり材料視されなかったようです。無担保コール市場では翌日物金利がおおむね誘導目標に沿った展開ですが、月末要因から末初物金利や月末を越えるレポGCレートは強含みました。日銀は即日実施のオペを見送りました。

日銀は、即日実施のオペを見送る

<国内株式市場>
日経平均 13087.91円(541.25円安)

      13087.91円─13501.86円 出来高 21億5897万株


 国内株式市場で日経平均は大幅反落です。終値で前週末比500円を超す下落となりました。前週末の米株安や円高傾向を受けて売り先行で始まり、後場は中国などアジア株の全面安をきっかけに一段と下落しました。為替も1ドル106円台前半まで円高が進み、株価の下押し要因となりました。利益確定売りや短期筋が先物売りを仕掛けたとの観測がある一方で、仏銀行大手ソシエテ・ジェネラルの元トレーダーによる不正取引などで金融システムに対する不安が再び台頭し、市場センチメントが急速に悪化した形となりました。


<外国為替市場>        15時時点
ドル/円  106.22/27円   ユーロ/ドル 1.4672/77ドル

 ユーロ/円 155.91/99円


 午後3時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から円高が進み106円前半で取引されています。日経平均株価を含むアジア株が3―6%近い大幅な下げとなったことを受けて、投資家がリスク回避姿勢を強めれば円キャリートレードの解消がさらに進む可能性があるとの見方から、外為市場では円高が進みました。ドル/円は朝方の高値106円後半から前半へ1円近い円高となりました。


<短期金融市場>        15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.503%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.530%(―0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.435(+0.045)

             安値─高値    99.405─99.440

 

 短期金融市場でユーロ円3カ月金利先物が高値圏で推移しました。日米株価が下落するなどしたため、景気の先行き不透明感から中心限月を中心に買い戻されました。一部で利下げ観測がなおくすぶっており、3カ月物政府短期証券の流通利回りは小幅低下しました。無担保コール翌日物金利はおおむね誘導目標に沿っての推移です。日銀は、即日実施のオペを見送りました。

日銀の利下げ観測が高まる

<国内株式市場>
日経平均 12829.06円(256.01円高)

      12619.78円─13063.78円 出来高 25億2806万株


 国内株式市場で日経平均は反発しました。米緊急利下げと円高一服を好感し主力株中心に買い戻しが先行です。上げ幅は一時、450円を超え1万3000円台を回復したが米株先物がマイナス圏で取引され、再び円高方向に為替が動くと上値が重くなり伸び悩みました。米利下げは好感されたものの、信用収縮や景気減速懸念を払しょくするには至らず、積極的に上値を買う投資家に乏しい状態が続いています。


<外国為替市場>     15時時点
ドル/円 106.33/38円   ユーロ/ドル 1.4637/42ドル

 ユーロ/円 155.67/74円


 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず106円前半で取引されています。米国の緊急利下げでリスク回避の円買いが一服となり、外為市場では前日海外市場から東京市場の序盤にかけて円安が進んだものの、米利下げはサブプライムモーゲージ問題の解決にはつながらないとの見方などから、円は対ドル、ユーロなどでともに反発しました。


<短期金融市場>    15時50分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.540%(─0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)  99.480(+0.050)

             安値─高値   99.445─99.500


 ユーロ円金先は高値もみあいです。株高/債券安の外部環境が上値を抑制したものの、日銀の利下げ観測が高まっている中で、積極的な売り相場にはなりにくく、じりじりと上昇しました。中心限月08年6月限は一時、量的緩和政策解除以前の06年2月以来の高値である99.500を付けています。財務省が実施した3カ月物FBの入札では、足元の余剰資金を吸収する形で落札利回りが前回から一段と低下しました。交付税特会借入金入札でも、落札利回りは約11カ月ぶりの低水準となりました。無担保コール翌日物は0.50%付近が出合いの中心で、取引が一巡した午後終盤も0.48─0.49%付近を維持しました。金融機関が準備預金の積みを着実に進めるため、しっかりとした調達意欲を示しています。

無担保コール市場では、翌日物レートは午後にかけて急落

<国内株式市場>
日経平均 15514.51円(22.01円安)

      15433.77円─15697.05円 出来高 28億1540万株


 国内株式市場で日経平均は小幅続落です。朝方は円安基調を好感して買いが先行したものの、日銀短観と先物・オプションのSQ算出のイベント通過後は特に材料がなく、午後は方向感のないもみあいに終始し、マイナス圏で大引けしました。週末でポジション調整の売りが徐々に優勢となったほか、ムーディーズがシティグループの格付けを引き下げたと伝えられ、今晩の米国株式市場に対する警戒感も出ているようです。


<外国為替市場>        15時時点
ドル/円 112.40/45円   ユーロ/ドル 1.4635/40ドル

 ユーロ/円 164.57/63円

 

 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇し、112円半ばで取引されています。引き続き底堅いが112円半ばから上値では売りも並んでおり、上昇ペースは鈍いようです。午後の取引では決め手になる材料が乏しく、日経平均株価の値動きとの連動が顕著になっています。


<短期金融市場>        15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.10─0.50%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.560(変わらず)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.235(+0.005)

             安値─高値    99.225─99.240


 準備預金の積み最終日を迎えた無担保コール市場では、翌日物レートは午後にかけて急落しました。朝方は0.50%付近を中心とした取引でしたが、午後になって年金支払いの資金が入ると急速にレートは低下傾向となりました。日銀が2000億円の資金を即日吸収した後も金利は下がり、午後終盤には0.1%台での取引となりました。年末越えに対する警戒感は一段と強まっており、1月期日の共通担保資金供給オペの落札金利は一段と上昇しました。ユーロ円3カ月金利先物は期先にかけてやや売りが優勢となりました。朝方に発表された12月日銀短観は業況判断指数が市場予想を下回りましたが、設備投資などが堅調な動きを見せたことや、前日の市場で相場が大幅上昇していたこともあり、積極的な買いにはつながりませんでした。

2カ月物政府短期証券の落札利回りが上昇

<国内株式市場>
日経平均 16044.72円(120.33円高)

      15972.45円─16075.61円 出来高 16億8859万株


 国内株式市場で日経平均は反発です。前日の米株上昇と円安基調を受けて買いが先行し、終値で1万6000円台を回復しました。ただ、今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードも強まっており東証1部売買代金は2兆1696億円と低調でした。業種別では卸売や海運、鉄鋼などが上昇しました。保険や倉庫・運輸、石油・石炭は売られました。


<外国為替市場>      15時時点
ドル/円 111.78/83円   ユーロ/ドル 1.4720/25ドル

 ユーロ/円 164.60/67円


 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅上昇の111円後半で取引されています。海外株の上昇やアジア株の底堅い動きを手掛かりに、クロス円の買いが目立ちました。ドル/円は112円から上の水準に大量のオプションのポイントがあり、防戦売りで上値の重い状態が続いています。


<短期金融市場>      15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.51%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り    ――

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.175(変わらず)

             安値─高値    99.170─99.180


 短期金融市場で無担保コール翌日物が小幅上昇しました。一部外国銀行からの資金需要が高まり、翌日物金利は0.52―0.53%付近まで跳ね上がる場面がありました。取引一巡後は誘導目標水準に向かいました。市場参加者によると、加重平均レートは0.51%付近になるとみられています。GCレポレートが高止まりしているのを受け、この日実施の2カ月物政府短期証券(490回債、2008年2月4日償還)の落札利回りが上昇しました。日銀が本店方式で実施した年末越えの共通担保資金供給(3000億円、12日スタート/1月10日エンド)のオペ金利は0.60%でした。

年末越えのコール取引では引き続きレートのかい離が大きく出合いづらい状況

<国内株式市場>
日経平均 15874.08円(265.20円高)

      15740.94円─15898.26円 出来高 19億0378万株


 国内株式市場で日経平均は大幅続伸です。サブプライムローン問題解決への期待が高まり市場のセンチメントがいったん改善しているようです。堅調な米経済指標を好感した米株高と円安進行も背景に買いが優勢な展開となりました。銀行株やノンバンク、証券など金融セクターが信用不安の後退で堅調に推移しました。円安を背景にハイテク株も買われました。


<外国為替市場>     15時時点
 ドル/円 110.92/97円   ユーロ/ドル 1.4602/07ドル

 ユーロ/円 162.03/11円


 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅円安の111円付近で取引されています。午前の取引ではユーロ/ドルが3週間半ぶりドル高水準をつけるなど追加利上げの不透明感が強まっているユーロが売られ、ドルが買い戻される動きが続きましたが、午後の取引ではそうした動きも一服し、主要通貨は狭いレンジ内の値動きとなったようです。


<短期金融市場>     15時30分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.550%(+0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.165(─0.005)

             安値─高値    99.165─99.175


 無担保コール翌日物は、0.50%近辺を中心に底堅い推移です。予想より多めの積み上調節となる見込みですが、午後もレートは下がらず、夕方にかけて大手邦銀が0.48%付近までビッドを引き下げる程度にとどまりました。レポ市場のGC取引では、国債発行などが重なる10日を挟む翌日物金利が0.53─0.54%付近にやや強含みとなっています。年末越えのコール取引では引き続きレートのかい離が大きく出合いづらい状況ですが、日銀のオペの効果もあり取引レートが若干低下傾向となっています。ただ、年末が近づけば再び波乱含みの展開を予想する声は多く、警戒感は保たれているようです。

日銀が約1カ月ぶりに即日資金供給オペを実施

<国内株式市場>
日経平均 15480.19円(148.78円安)

      15446.47円─15683.18円 出来高 19億4380万株


 国内株式市場で日経平均は続落です。米政府によるモーゲージ救済計画への懐疑的な空気が市場に広まるなか、サブプライムローン問題への不安が再び高まってきています。為替がやや円高に振れたこともあり、短期筋が先物に断続的な売りを出し相場は軟化しました。個別ではネット関連など個別材料株が物色されましたが、海運や商社など外需セクターには売りが目立ちました。


<外国為替市場>      15時時点
ドル/円 110.18/23円   ユーロ/ドル 1.4670/75ドル

 ユーロ/円 161.66/78円


 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅円高の110円前半で取引されています。午後の取引では海外の一部大手金融機関がサブプライムモーゲージ問題で追加損失を計上するとのうわさから小幅に円が買われました。しかし全般は手掛かり難から様子見ムードで、値動きは小幅にとどまっています。


<短期金融市場>     15時30分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.550%(─0.010)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.180(+0.015)

             安値─高値    99.165─99.180


 無担保コール翌日物は、税揚げ日要因などで朝方はやや強含みの0.52─0.53%付近で取引が始まりました。レートの強含みをみて日銀が約1カ月ぶりに即日資金供給オペを実施したうえ、午後になるとオファーが増え始め、徐々に落ち着いた展開となりました。財務省が実施した6カ月物政府短期証券(FB)の入札結果は、最高落札利回り0.5789%、平均落札利回り0.5769%となり、前月の最高0.6135%、平均0.6095%から低下しました。日銀の利上げが遠のくとの見方が強まっていることに加え、足元には資金が滞留しているため、短期国債への需要は強いようです。ユーロ円3カ月金利先物はしっかりした展開です。

無担保コール翌日物金利は強含み

<国内株式市場>
日経平均 15628.97円(51.70円安)

      15577.69円─15799.69円 出来高 21億0011万株


 12月相場入りとなった東京株式市場で日経平均は小幅反落です。前週末の米ダウが上昇したことなどを好感する動きとなり買いが先行しましたが、一巡後は上値の重さを嫌気して利益確定売りが優勢になりました。ただ、東証1部騰落数は値上がり958銘柄、値下がり641銘柄、変わらずは120銘柄と値上がり銘柄の方が多く、比較的静かな相場展開でした。TOPIXも小幅高でした。


<外国為替市場>     15時時点
ドル/円 110.60/63円   ユーロ/ドル 1.4662/67ドル

 ユーロ/円 162.13/20円


 午後3時過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から円高が進み110円半ばで取引されています。日経平均株価が前日比マイナス圏へ下落したことや、サブプライムモーゲージ問題をめぐる報道などを手掛かりに、東京市場では円が上昇しましたが、週明けのきょうは取引手掛かりに乏しいとの声が多く、値動きは小幅でした。


<短期金融市場>      15時30分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.51─0.52%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り   ──   (出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.160(+0.010)

             安値─高値    99.145─99.165


 無担保コール翌日物金利は強含みです。取引中心金利は0.51─0.52%付近と日銀誘導目標(0.50%前後)を上回って推移しました。政府短期証券(FB)の発行要因などの伴う資金不足日を迎えて、資金の出し手が運用に慎重になる中、外銀勢などがやや調達を引き上げて調達しました。一方、邦銀勢の調達金利は0.5%が中心でした。ユーロ円3カ月金利先物市場はしっかりした様相。国内株価の下落が買い手掛かりとなったようです。中心限月2008年6月限は一時前営業日清算値に比べて1.5ティック高の99.165に上昇しました。

日銀が10営業日ぶりとなる手形売出方式での3000億円の即日吸収オペを実施

<国内株式市場>
日経平均 15583.42円(188.15円安)
      15566.12円─15834.97円 出来高 23億2257万株

 国内株式市場では、日経平均が6日続落です。サブプライムローン問題への懸念が強まりセンチメントが悪化し、円高/ドル安やアジア株安に神経質に反応したあと、大引けにかけてはみずほ証券のサブプライム問題に絡む損失が1000億円超へ拡大する可能性があるとの日経新聞報道を受けて、日経平均は一時200円を超える下げとなりました。


<外国為替市場>     15時時点
ドル/円  112.55/60円   ユーロ/ドル 1.4717/22ドル
 ユーロ/円 165.72/77円

午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらずの112円半ばで取引されています。午前の取引では一部金融機関の損失計上をめぐるうわさなどからドルが売られましたが、午後はそうした動きも一服してドルは主要通貨に対して安値圏でもみあいとなりました。


<短期金融市場>     15時45分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.497%付近
 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り   ――
 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.160(+0.005)
             安値─高値    99.150─99.160

 短期金融市場で無担保コール翌日物金利はおおむね誘導目標に沿って推移しました。資金余剰感からの金利低下圧力から、日銀が10営業日ぶりとなる手形売出方式での3000億円の即日吸収オペを実施しました。やや緩めの調節姿勢を中立に戻したのが背景にあるようです。ユーロ円3カ月金利先物は方向感に乏しい取引が続きました。

日銀は即日実施のオペを見送る

<国内株式市場>
日経平均 16096.68円(152.95円安)
      16081.03円─16326.58円 出来高 20億4635万株

 国内株式市場では、日経平均が4日続落です。為替がドル安/円高に振れたことを受けて後場から先物への売りが強まり、節目とみられていた1万6200円どころをすんなりに割り込みました。1万6000円の下値が再び視野に入ってきており、市場ではダウンサイドリスクが意識されています。


<外国為替市場>     15時時点
ドル/円  113.87/90円   ユーロ/ドル 1.4642/47ドル
 ユーロ/円 166.72/83円

 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点からドル安/円高が進み、114円付近で取引されています。この日の取引では、中国の外貨準備をめぐる要人発言を受けてユーロ/ドルが史上最高値を更新し、株安がドル売りや円買いの手掛かりとなりました。ドル/円は一時113.83円をつけ、10月27日以来、1週間半ぶりの円高水準となりました。


<短期金融市場>    15時15分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近
 3カ月物FB(政府短期証券)482回債
               流通利回り  0.575%(変わらず)
 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.140(―0.005)
             安値─高値    99.125─99.140
 
 短期金融市場で無担保コール翌日物金利は底堅く推移しました。誘導目標付近で邦銀勢からの積み意欲が示されたのが背景にあるようです。日銀は即日実施のオペを見送りました。ユーロ円3カ月金利先物は米債安を継いで売り圧力がかかりましたが、日経平均株価が下げに転じたのをきっかけに買い戻され、下げ幅を縮小しました。財務省がこの日実施した3カ月物政府短期証券入札では、落札利回りが前回債よりやや低下しました。

ユーロ円3カ月金利先物市場中心限月2008年6月限は9月20日以来約1カ月ぶりの高値に上昇

<国内株式市場>
日経平均 16284.17円(74.22円安)

      16199.02円─16438.57円 出来高 17億4403万株

国内株式市場で日経平均は続落です。前場は買い戻しが先行しましたが、後場になると円高進行や中国株安をきっかけとして先物に大口の売りが断続的に入り軟化しました。サブプライムローン問題の広がりが強く懸念されており、銀行セクターなどへの売りが相変わらずきつかったようです。投信などからも業績のさえない銘柄に売りが出ているとの観測がありました。


<外国為替市場> 17時時点
ドル/円 114.18/23円   ユーロ/ドル 1.4253/58ドル

 ユーロ/円 162.78/84円

午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず114円前半で取引されています。日経平均株価が一時、前日比100円を超す下げになったことなどを受けて、円が底堅い動きとなりました。市場では、海外株動向やきょう発表の9月米新築1戸建て住宅販売などに対する関心が強まっているようです。


<短期金融市場>    17時45分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.495%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.575%(─0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.140(+0.010)

             安値─高値    99.130─99.150

無担保コール翌日物の加重平均金利は0.495%と2日連続で日銀誘導目標0.5%を下回りました。国債発行日を迎えましたが、日銀の緩め感のある金融調節姿勢で金融機関の調達需要は限定的となりました。午後には、積みを早めに進めたいとする邦銀勢が0.4%台後半で調達するなど、弱含みの展開となりました。ユーロ円3カ月金利先物市場はしっかりした展開。国内株価の下落で買いが優勢でした。中心限月2008年6月限は一時前日清算値に比べて2ティック高の99.150と中心限月ベースで9月20日以来約1カ月ぶりの高値に上昇しました。また、ユーロ円TOBORは高止まりしているようです。

金利は底堅く推移

<国内株式市場>
日経平均 16814.37円(291.72円安)

      16711.57円─16965.00円 出来高 17億1560万株

東京株式市場では、日経平均が急反落しました。一時は400円近い下げとなり、9月28日以来の安値で取引を終えました。急速に進行する円高でセンチメントが悪化し、先物売りが強まったことで日経平均の下げが加速したようです。


<外国為替市場>    17時時点
ドル/円 115.10/15円   ユーロ/ドル 1.4290/93ドル

 ユーロ/円 164.45/53円

午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から下落し、115円前半で取引されています。東京市場は、日経平均株価が300円程度下げるなど、日中は弱含みが続き、午前中から円が買われやすい地合いでした。また、ドルの弱さも目立ち、特にユーロ/ドルは一時1.4320ドルを付け、最高値を更新しました。市場では7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の声明に関心が向けられ、ユーロ高やドル安に対する措置への期待感もあるようです。


<短期金融市場> 17時30分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.498%

 3カ月物FB(政府短期証券)480回債

               流通利回り  0.585%(─0.010)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.095(+0.030)

             安値─高値    99.075─99.095

短期金融市場で無担保コール翌日物の加重平均レートは0.498%となりました。誘導目標水準を割り込むのは17日以降3営業日連続です。ただ、邦銀勢からの資金調達意欲は強かったとの指摘があり、金利は底堅く推移する場面が多かったようです。ユーロ円3カ月金利先物は続伸です。

加重平均金利は0.526%付近と4営業日連続して0.5%台

<国内株式市場>
日経平均 17331.17円(127.81円安)

      17280.60円─17441.75円 出来高 19億2298万株

東京株式市場では日経平均は反落です。前日に300円近く急騰した反動もあり、寄り付きからマイナス圏での推移となりました。後場に入ってからは先物に断続的な売りが出たほかアジア株の下げも嫌気され、週末前の様子見姿勢が強まり下げ幅が拡大しました。前日は先物主導の需給要因で上昇した部分もあり、朝に算出された株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)値が現物のザラ場高値よりも上にあったことから、売りが出やすい状況となったということです。


<外国為替市場> 17時時点
ドル/円 117.28/33円   ユーロ/ドル 1.4190/95ドル

 ユーロ/円 166.69/79円

午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらずの117円前半で取引されています。アジア株の軟化を受けて、日中の取引では円が底堅く推移する場面もありましたが一段の値動きにはつながらず、主要通貨は狭いレンジ内の値動きに終始しました。


<短期金融市場> 17時30分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.526%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.600%(─0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年3月限)    99.075(+0.010)

             安値─高値    99.065─99.080

無担保コール翌日物の加重平均金利は0.526%付近と4営業日連続して0.5%台となりました。15日の準備預金積み最終日を控えて資金の出し手が運用に慎重になる中、0.6%で資金調達する動きもあっりました。日銀が午後に実施した共通担保資金供給(全店)オペ(10月16日─1月16日)の案分落札金利は0.620%と10日の年越え同(本店)オペ(10月12日─1月18日)の0.610%に比べて小幅上昇しました。応札額が4兆円超となるなど、年越えの資金を確実に調達したいとする金融機関から積極的な応札姿勢が示された模様です。

無担保コール翌日物の加重平均は4営業日ぶりに0.5%台

<国内株式市場>
日経平均 17159.90円(94.86円高)

      17133.52円─17237.40円 出来高 17億0432万株

東京株式市場で日経平均は上昇しました。朝方は前日終値比で100円を越す上昇で始まり堅調な展開となる一方で、国内材料に乏しいこともあり26週移動平均線など抵抗線が集中する1万7200円台では伸び悩み、1万7100円台で引けました。


<外国為替市場> 17時時点
ドル/円 117.30/35円   ユーロ/ドル 1.4040/45ドル

 ユーロ/円 164.71/75円

午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず117円前半で取引されています。予想を上回る9月米雇用統計を受けて前日海外市場で2カ月ぶり円安水準をつけたドル/円は、週明けの東京市場で輸出企業など実需筋の円買いと海外勢の円売りが交錯して一進一退となりました。


<短期金融市場> 18時18分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.508%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り   ──   (出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年3月限)    99.075(─0.020)

             安値─高値    99.065─99.085

無担保コール翌日物の加重平均は0.508%と4営業日ぶりに0.5%台となりました。日銀の調節がほぼ中立であることや、週末を挟んで進みすぎた準備預金の積みが調整されたことなどから底堅く推移しました。一部の大手邦銀が0.50%でしっかりと調達意欲を示していたことで、一部の外銀勢は午前の0.51%付近から、午後に0.53─0.56%付近までレートを上げる場面もありました。ユーロ円金先は株高/債券安を受けて8月末以来の安値圏まで売りが進みましたが、債券が下げ幅を縮小したことなどから下げ渋りました。

ユーロ円3カ月金利先物は米雇用統計の発表を控えて小動き

<国内株式市場>
日経平均 17065.04円(27.45円安)
      17032.75円─17144.35円 出来高 16億4519万株

東京株式市場で日経平均株価は小幅続落しました。3連休や今晩発表の米雇用統計を前に手控え気分が強く前日終値付近を挟んだもみあいとなりました。東証1部の売買代金は2兆3491億円と前日を下回り薄商いで終始して、ノンバンクなど金融株が高い一方、ハイテク株の一角がさえませんでした。


<外国為替市場> 15時時点
ドル/円 116.57/62円   ユーロ/ドル 1.4127/32ドル
 ユーロ/円 164.77/81円

午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ同水準の116円半ばで取引されています。午後に入ってからも9月米雇用統計の発表待ちで取り引きそのものが薄かったようですが、午後3時前からクロス円を中心としたポジション調整が入り、ドル/円にも波及したとみられています。


<短期金融市場> 15時15分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.49─0.50%付近
 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.565%(変わらず)
 ユーロ円3カ月金先(08年3月限)    99.095(変わらず)
             安値─高値    99.095─99.105

無担保コール翌日物は、0.49─0.50%付近での取引が続きました。日銀は朝方に続き、午後にも即日資金吸収オペを実施、合計で7000億円の資金を吸収しました。一部で準備預金の積みが平均以上に進んでいることや、外銀勢のポジションが好転していることから調達の動きは鈍く、積み下調節となってもレート上昇の気配はなかったようです。ユーロ円3カ月金利先物は米雇用統計の発表を控えて小動きとなり、朝方は買い戻しが優勢だったものの、イベント前に上値を追うような展開にはならず、出来高も膨らまなかったようです。

ユーロ円金利先物市場は小動きで終始

<国内株式市場>
日経平均 17092.49円(107.40円安)
      17043.76円─17160.47円 出来高 20億1508万株

東京株式市場で日経平均は4日ぶりの反落です。前日までの上昇スピードがやや速いと警戒されたほか、米国や香港の海外株安を背景に国内機関投資家などから利益確定売りが出ました。ただ市場参加者の間に先高感は強く、1万7000円大台付近では売り買いが交錯し下げ渋りました。業種別では銀行やノンバンク、証券など金融株が高い一方、商社や小売りが安く引けました。


<外国為替市場> 3時時点
ドル/円 116.45/50円   ユーロ/ドル 1.4085/90ドル
 ユーロ/円 164.07/11円

午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅円安の116円半ばで取引されています。一部でBOEの利下げに圧力が強まっていると報じられたのをきっかけに、英ポンド/円が下落するなど、午後に入ってからはクロス円を中心に円買いの地合いになりました。今日の欧州中銀(ECB)理事会や9月米雇用統計発表を控え、ポジション調整が取り引きの中心となっているようです。


<短期金融市場> 15時15分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.49%付近
 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.565%(変わらず)
 ユーロ円3カ月金先(08年3月限)  99.095(─0.005)
             安値─高値   99.090─99.105

無担保コール翌日物は落ち着いた展開でした。取引中心金利は0.49%付近で推移しています。日銀が午後に手形売出オペを通告して3000億円を即日吸収し、準備預金残高を3兆8000億円程度としました。残り所要積立額は3兆8600億円で超過準備を勘案すると、日銀の金融調節姿勢はきつめのようです。ただ「積みの進ちょくは平均より7%程度進んでいる」(国内金融機関)ため、吸収オペのマーケットインパクトは限られました。午後は外銀勢・国内勢とも0.4%台後半での取引が続き、ターム物は1週間程度で外銀勢が0.6%台、国内勢が0.5%半ばの水準で調達しました。ユーロ円金利先物市場は小動きで終始しました。岩田日銀副総裁は午後の会見で、国内の景況感に楽観的なスタンスを示しましたが、金融政策に対する具体的な言及がみられなかったことから、反応は限定的なものでした。

日銀は即日オペを見送り!

<国内株式市場>
日経平均 16845.96円(60.27円高)

      16685.80円─16899.84円 出来高 18億0595万株

東京株式市場で日経平均は反発しました。9月日銀短観で大企業製造業DIが事前予想を小幅上回ったことを好感し買いが先行しましたが、上値の重さを嫌気しマイナスとなる場面もありました。短観は材料としては力不足で、東証1部売買代金は2兆3007億円と盛り上がりに欠ける展開でした。


<外国為替市場> 17時時点
ドル/円   115.52/57円  ユーロ/円 164.31/37円

 ユーロ/ドル 1.4218/23ドル    

午後5時過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点からドル高/円安が進み、115円半ばで取引されています。朝方の日銀短観発表後は日経平均株価を手掛かりに売買が交錯しましたが、今週の欧州中銀(ECB)関連イベントや9月米雇用統計を前に、神経質な値動きとなりました。欧州時間に入り、主要通貨間のポジション調整などにより、最高値を更新するなど過熱感が出ていたユーロがきょうの安値を下回りました。今日発表の9月米ISM製造業景気指数に市場の関心が向けられています。


<短期金融市場> 17時半時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.516%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り   ──   (出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年3月限)    99.110(+0.005)

             安値─高値    99.095─99.120

無担保コール翌日物金利の加重平均レートは、28日と比べて0.159%低い0.516%となりました。9月中間期末の上昇要因が減速したのが主な理由のようです。ただ、期末越えの余韻は残り、一部外国銀行が0.6%付近で資金を調達する場面もありました。日銀は即日オペを見送りました。ユーロ円3カ月金利先物は小じっかりで推移しました。日銀がこの日発表した企業短期経済観測調査(短観)で大企業製造業の業況判断指数(DI)が市場予想を上回ったのを受けて売りに押されましたが、株価が伸び悩むなどしたのを支えに持ち直しました。

ユーロ円3カ月金利先物市場は続落

<国内株式市場>
日経平均 16312.61円(101.18円安)

      16245.94円─16353.97円 出来高 19億3679万株

東京株式市場で日経平均は反落しました。前日の米株安を受けて売り先行で始まった後は、期末・3連休前で手控えムードが強まる中、安値圏で取り引きを終えました。業種別では、堅調な商品市況を反映して鉄鋼や非鉄、石油などの資源関連株は買われていましたが、それ以外の業種はさえない展開でした。金融、銀行、証券、小売などの下げが目立ちました。


<外国為替市場>
ドル/円   115.00/05円  ユーロ/円 162.00/05円

 ユーロ/ドル 1.4082/87ドル

午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅円安の115円付近で取引されています。米国の利下げをきっかけとするドル安地合いがこの日も続きユーロ/ドルは一時1.4121ドルまで上昇しています。1999年のユーロ導入来の高値を更新しました。ドル/円は9月期末を控えた国内勢のドル需要に下値を支えられましたが、他通貨に対してはドルの弱含みが目立っています。


<短期金融市場> 18時時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.520%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り      ──(出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年3月限)    99.120(─0.035)

             安値─高値    99.115─99.135

無担保コール翌日物の加重平均金利は0.520%と4営業日連続して日銀誘導目標(0.50%)を上回りました。9月期末を控えて資金の出し手が運用に慎重になる中、一部外銀勢が水準を切り上げて調達する動きが出て、0.5%台半ばに上昇する場面もありました。ターム取引では、期越えとなる1週間物が0.9%台前半の出合いで、ユーロ円3カ月金利先物市場は続落しました。中心限月08年3月限は一時前日清算値比4ティック安の99.115と9月6日以来、約2週間ぶりの水準に下落しました。米金利の上昇を嫌気して売りが優勢でした。

金利先物は期先を中心に売りが進む

<国内株式市場>
日経平均 16381.54円(579.74円高)

      16038.12円─16386.17円 出来高 17億7597万株

東京株式市場で日経平均は急反発しまし。2002年3月4日以来、5年半ぶりの大幅上昇となりました。米国の利下げで信用収縮への不安が後退し、米国株が急反発したことを受け、日本株にも買い安心感が広がりました。後場に入り、日銀が現状の金融政策維持を決めましたが、株式市場は織り込み済みとの認識が強く、ほとんど反応しませんでした。業種別では鉱業や不動産、証券、非鉄金属のほか銀行などにも買い戻しが入り、全面高となりました。東証1部騰落数は、値上がり1626銘柄、値下がり70銘柄、変わらずが22銘柄。

<外国為替市場>  17時時点
ドル/円   115.81/86円  ユーロ/円 161.80/90円

 ユーロ/ドル 1.3970/75ドル

午後5時過ぎのドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点からほぼ変わらずの115円後半で取引されています。米国の大幅利下げで日米株価が上昇したことを受け、外為市場ではサブプライムモーゲージ問題をきっかけに強まっていたリスク回避の動きが一服するとの見方が広がり、円やスイスフランなどの低金利通貨が売られる一方、ユーロや豪ドルなど高金利・金利先高期待の強い通貨に買いが強まりました。東京市場では利益確定の円買いも入りましたが、株価の上昇が続けば目先的には円が弱含む流れが続きそうです。


<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.519%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り   ──   (出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年3月限)    99.170(─0.015)

             安値─高値    99.165─99.190

無担保コール翌日物は、0.52─0.53%付近が出合いの中心。 午後序盤には一時0.55─0.56%付近まで取引レートが上昇しましたが、終盤にかけて取りが一巡すると誘導目標(0.50%)を割り込んで0.4%後半での出合いが増えました。 加重平均レートは、前日の0.509%から上昇し、0.519%となりました。ユーロ円3カ月金利先物は下落。米国の利下げを受けた国内株価の急反発を嫌気し、朝方から上値が重い展開でしたが、日銀金融政策決定会合を終えて債券市場が下げ歩調を強めると金先も期先を中心に売りが進みました。

金利先物は積極的には売りづらいとの見方が多い

<国内株式市場>


 日経平均 15877.67円(112.70円高)

      15610.65円─15940.38円 出来高 17億5272万株

東京株式市場で日経平均は3日ぶり反発しました。方向感に乏しく薄商いのなか短期筋の売買で乱高下しました。週末のSQ(特別清算指数)算出に伴う思惑的な売買もあったらしです。ただ今晩のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演で米金融政策の行方を見極めたいとして後場には様子見気分も強くりました。


<外国為替市場> 17時時点
ドル/円   113.55/60円  ユーロ/円 156.60/69円

 ユーロ/ドル 1.3787/92ドル

午後5時過ぎのドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点からほぼ変わらずの113円半ばで取引されています。序盤は欧米株の伸び悩みを受けた日経平均株価が下落したことで円買いが優勢となりましたが、午後に日経平均が切り返すと、外為市場でも円売りが優勢となりました。しかし夕方に中国株が利上げのうわさなどをきっかけに急落すると円が急速に買われるなど、円は株価動向に振らされる展開となりました。


<短期金融市場> 17時半時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.480%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り   ──   (出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年3月限)    99.175(変わらず)

             安値─高値    99.170─99.190

無担保コール翌日物の加重平均レートは0.480%。午前に続き午後も0.48%付近での推移で、午後3時過ぎには0.4%付近までレートが軟化しました。準備預金の積み最終日が近づいていますが、大きな波乱の兆しはみられません。レポ市場のGC取引では、14─18日の翌日物は0.52%付近での推移。GCレートは一時0.4%後半まで低下したものの、新しい積み期に入ったことで、資金需要が出てきたらしいです。ユーロ円3カ月金利先物は、午後は株高などを意識してやや軟調。しかし、日銀による利上げ時期が遠のいたとの見方が根強く、行き過ぎた相場に警戒感を感じつつも、金先を積極的には売りづらいとの見方が多いです。