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無担保コール市場では翌日物金利がおおむね誘導目標に沿って推移
<国内株式市場>
日経平均 13345.03円(133.83円安)
13271.13円─13514.13円 出来高 23億3485万株
国内株式市場で日経平均は反落です。前場は小幅続伸で引けたものの、今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、追加利下げの幅やそれに対する米国株式市場の反応が読みづらいとの見方が広がり、後場はマイナスに転じました。香港のハンセン指数.HSIなどアジア株が下落したことや、午後にみずほフィナンシャル・グループのサブプライムローン関連損失拡大が報じられたことをきっかけに短期筋の先物売りが加速し、一時、前日比終値で200円を超す大幅な下落となりました。業種別では電気・ガスや石油・石炭、鉄鋼などの下げがきつく、海運や金融、不動産は上昇しました。
<外国為替市場> 15時時点
ドル/円 106.77/80円 ユーロ/ドル 1.4759/64ドル
ユーロ/円 157.59/69円
午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点に比べ円高の106円台後半で取引されています。106円の半ばから下は実需のドル買い需要があり底堅い展開です。市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策決定に注目が集まっており、0.50%ポイントの追加利下げを見込む参加者が多いなか、利下げ見送り観測も浮上しています。
<短期金融市場> 15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.502%付近
3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り 0.540%(+0.005)
ユーロ円3カ月金先(08年6月限) 99.395(―0.005)
安値─高値 99.380─99.405
短期金融市場でユーロ円3カ月金利先物が下げ渋りました。米株高/債券安の流れを継いで朝方は売りが先行しましたが、、日経平均株価が方向感に乏しい値動きを続けたため、取引一巡後は動意が和らぎました。この日発表された鉱工業生産指数が弱い内容だったのも相場を支えたようです。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた様子見気分も大勢をしめました。一部参加者の利下げ観測が後退し、3カ月物政府短期証券の利回りは小幅上昇しました。無担保コール市場では翌日物金利がおおむね誘導目標に沿って推移です。日銀は即日実施のオペを見送りました。
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