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ニューヨーク・東京のマーケット動向を、現役トレーダーが自分たちの目線で語ります。

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  • 05/16/05:36

日経平均株価は13757.91円、122.51円高

<国内株式市場>
日経平均 13757.91円(122.51円高)

      13691.88円─13853.21円 出来高 21億4459万株


 国内株式市場で日経平均は続伸です。後場は一時、前日比で200円を超える上昇となりました。これまで日本株を売ってきた海外投資家の買いが継続しているとの観測が聞かれ、相場を活気づける形となりました。業種別では卸売や銀行、証券の上昇が目立ちました。電気・ガス、パルプ・紙、陸運はさえない展開でした。


<外国為替市場>         17時時点
 ドル/円  107.72/77円   ユーロ/ドル 1.4733/38ドル

 ユーロ/円 158.74/81円


 午後5時のドル/円は、前日ロンドン市場の午後3時時点から下落し、107円後半で取引されています。午後に入っても動意の薄い展開が続いていましたが、中国の利上げのうわさをきっかけに米系証券の大きな売りが出て、ドル/円が急落です。ユーロ/円や英ポンド/円の下落に波及しました。夕方の取引では、ユーロ買い/ドル売りの動きが強まりました。


<短期金融市場>         17時20分
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.499%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り     ──(出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)   99.330(─0.010)

             安値─高値   99.305─99.335


 短期金融市場でユーロ円3カ月金利先物が軟調に推移しました。日銀利下げ観測が後退するなか、短期売買を狙った調整売りが目立ったことが背景のようです。日経平均株価の上昇や債券相場の下落などの外部環境も相場の重しとなりました。無担保コール市場では、翌日物金利が弱含む場面が多く、準備預金の積み初期段階とあって資金を取り急ぐ動きが強まらず、需給が緩んだためのようです。日銀は午後の金融調節で、国債売現先方式により4000億円を即日吸収しました。同方式による吸収オペは1月7日以来です。一方、年度末を越える共通担保資金供給オペ(全店、8000億円)の落札金利は低位横ばいでした。
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米マーケット休場

プレジデンツデーのため休場

ユーロ円3カ月金利先物は前週末清算値を下回る場面が多い

<国内株式市場>
日経平均 13635.40円(12.84円高)

      13627.31円─13822.45円 出来高 21億6535万株


 国内株式市場で日経平均は小反発です。午前中は前日終値比で200円近い上昇幅となりましたが、2月4日に付けた戻り高値1万3889円の手前で数回押し返されたことから上限が意識された模様です。後場に入り、先物売りで徐々に上げ幅が縮小しました。業種別では鉄鋼や石油・石炭などが買われた一方、保険や海運がさえない動きでした。


<外国為替市場>         17時05分時点
ドル/円  107.98/03円   ユーロ/ドル 1.4677/82ドル

 ユーロ/円 158.50/57円

午後3時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から小幅高の108円付近で取引されています。早朝の取引で投機筋の買い仕掛けが入り、ドルは一時108円前半に上昇した後、戻り売りで107円後半に値を戻しました。手掛かり難から午後の取引も値動きはこう着、日中は小動きとなりました。108円台は輸出企業による売りが旺盛との見方が出ています。ただ、夕方に入って、ノーザン・ロック関連で再び材料視され、英ポンドは対ドル、対円で急落し、ドル/円、ユーロ/ドルでドル買いに波及しました。


<短期金融市場>         17時05分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.501%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り     ──(出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)   99.340(─0.020)

             安値─高値   99.335─99.365


 無担保コール翌日物金利は、おおむね誘導目標に沿って推移しました。新たな積み期間に入ったとあって底堅い調達意欲が示されたことが背景のようです。調節姿勢が緩めだったため、引けにかけては取引金利がやや緩みました。国債発行要因から20日スタート/21日エンドのレポGCレートが強含んだことを反映し、日銀実施の国債買現先オペ金利(8000億円、3月6日期日)は小幅上昇した一方、今年初となる5月期日の共通担保資金供給オペ(本店8000億円)では大型連休越えの意識がさほど高まらず、按分レートは年度末越えと同じ0.550%にとどまりました。ユーロ円3カ月金利先物は日経平均株価の上昇が重しとなり、前週末清算値を下回る場面が多かったようです。

ドル/円は107.80付近まで反発

<米株式市場>
ミ大の消費者景況感指数が69.6と16年来の低水準となり、NY連銀指数も予想を大きく下回る-11.6となるなど、今週は堅調だった米価株式市場も2日連続で軟調に推移しました。個人住宅ローンの焦げ付きは今後も悪化するとの見通しもあり、依然として楽観できない情況です。S&P500 3月限は一時1340台を下回るも、引けにかけては戻す動きとなりました。 NYダウは12,348.21ドル、マイナス28.77です。


<米為替市場>
ミシガン大学消費者信頼感指数など、本日発表された米指標は総じて悪い結果となったことから、リセッションへの懸念が高まりドルはやや軟調に推移しました。ユーロドルは一時1.47を試すも失速し、現在は1.4685付近で推移しています。ドル売りを受けドル円は一時107円前半まで下落しましたが、連休を控えポジション調整の動きから現在は107.80付近まで反発しています。今回の米指標の結果を受け、来月の会合では0.75%の利下げという声もあるようです。

ドル/円は107円後半でもみあい

<国内株式市場>
日経平均 13622.56円(3.89円安)

      13356.39円─13666.68円 出来高 23億3485万株


 国内株式市場で日経平均は小幅反落です。米金融保証会社(モノライン)の格下げや欧州大手銀行の赤字決算などを嫌気した売りが先行したものの、グローベックス市場の米国株先物が切り返すにつれて日本株も買い戻しが優勢な展開になりました。業種別では銀行や不動産がさえない一方、海運や商社が買われました。


<外国為替市場>           15時時点
ドル/円  108.00/05円   ユーロ/ドル 1.4641/46ドル

 ユーロ/円 158.16/25円


 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅円安の108円付近で取引されています。日中は107円後半でもみあいが続いたものの、引けにかけて日経平均株価が一時プラス圏に転じるなど急速に下げ幅を縮小させたことを受け、外為市場では円が弱含みとなりました。ただ全般は方向感に乏しい動きで、米国の連休を控えて取引量も少なめだったようです。


<短期金融市場>            16時20分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.3─0.6%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り     ──(出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)   99.360(─0.005)

             安値─高値   99.360─99.380


 無担保コール翌日物レートは乱高下しました。準備預金の積み最終日を迎え、朝方から外銀勢を中心とした積極的な資金調達で、0.50─0.52%付近での取引で始まりました。午後にかけても底堅い展開でしたが、年金払いの資金が入るとレートは低下し始め、一部では0.2─0.3%台の出合いをつけていたようです。日銀が定例時間外に5000億円の即日資金吸収オペを通告すると急激にオファーが薄くなり、取引レートは上昇し、夕方には0.6%半ば─後半まで強含みました。ユーロ円3カ月金利先物はもみあいです。日銀の金融政策について先行き不透明感が強いなか、株価や債券動向に振らされる展開が続きました。日銀の政策決定会合での政策の現状維持や2月の金融経済月報は予想通りの内容と受け止められ、相場の反応は限定的だでした。

バーナンキFRB議長が成長の下振れリスクについて言及

<米株式市場>
バーナンキの議会証言での信用収縮により景気抑制の懸念や、インテルなどの業績見通しに対する悲観的な見通し、証券会社のさらなる損失拡大懸念などより軟調な動きとなりました。NY原油の上昇より石油関連は堅調でした。S&P500 3月限は1350台を一時割込みました。NYダウは12,376.98ドル、マイナス175.26です。


<米為替市場>
本日発表された米貿易収支が改善したことから、直後はドル買いへと反応しましたが、バーナンキFRB議長が成長の下振れリスクについて言及したことから株価が下落、リスク回避から円買いが優勢となりました。ドル/円は108円を割り込む場面も見られ、現在も108円付近で軟調に推移しています。ユーロ/ドルは序盤は弱含むも、現在は1.4635と反発し1.46台をキープしています。

無担保コール翌日物は強含みです

<国内株式市場>
日経平均 13626.45円(558.15円高)

      13251.86円─13626.45円 出来高 21億8976万株


 国内株式市場で日経平均は3日続伸し高値引けです。上げ幅は550円を超え今年最大となりました。1月の米小売売上高が予想外の増加となったほか、日本の2007年10─12月期実質国内総生産(GDP)が前期比プラス0.9%と事前の市場予想を上回ったことで景気減速懸念がいったん後退した模様です。為替が円安方向に振れたほか、他のアジア株が上昇したことも好感され、先物を中心にショートカバーが入りました。


<外国為替市場>        15時時点
ドル/円  108.20/25円   ユーロ/ドル 1.4565/70

 ユーロ/円 157.63/68円

 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず、108円前半で取引されています。取引レンジは極めて狭く、朝方、一部参加者が107円台を試すドルの売り仕掛けに動いたが失敗に終わり、買い戻しで上昇したものの、108.30円以上の水準には輸出のドル売り需要もあり、もみあいとなっています。
 

<短期金融市場>        16時15分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.5%前半

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.555%(変わらず)

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)    99.360(─0.045)

             安値─高値    99.355─99.395


 無担保コール翌日物は強含みです。準備預金の積み最終日を控えて資金のオファーが薄くなり、一部の外銀が0.55─0.56%付近までレートを上げて資金を調達、大手邦銀や地銀などもやや高めのビッドを示すことになったようです。財務省が入札を行った1年物割引短期国債(TB)は、日銀の利上げ見通しが立たない中でしっかりとした結果で、最高落札利回りは前回債を下回って06年9月以来の低水準となりました。流通市場で小幅な買いが入り、0.535%で少額の出合いをつけました。ユーロ円3カ月金利先物は軟調で、朝方に発表された10─12月実質国内総生産(GDP)速報値が予想を上回る内容となったことが売りのきっかけとなり、午後に株高/債券安が一段と進むと、金先も下げ幅を拡大しました。 

米指標の好結果を受け、リセッションに対し誇張されているとの見方

<米株式市場>
テクノロジー、石油関連の上昇にサポートされて、米株式市場は上昇する動きとなりました。個別ではアプライドマテリアルズ、エクソン、ジェネンテックなどの上昇が目立ちました。但し、今後の米景気後退により上値は限定的との見方も出ています。S&P500 3月限は一時1370台を探る上伸ぶりとなりました。 NYダウは12,552.24ドル、プラス178.83です。


<米為替市場>
本日発表された米小売売上高が予想を上回る結果となったことでドルが買われ、さらにはNYダウが上昇を見せたことで円売りが選好され、ドル円、クロス円は堅調に推移しました。ドル円は108円台を回復しており、現在も108.20付近で推移しています。ユーロドルはドル高を受け1.45前半まで下落しましたが、ユーロ円が支えとなり現在は1.4575付近まで反発しています。今回の米指標の好結果を受け、リセッションに対し誇張されているとの見方もあるようです。

日経平均株価13068.30円、46.34円高

<国内株式市場>
日経平均 13068.30円(46.34円高)

      13036.62円─13240.26円 出来高 20億8364万株


 国内株式市場で日経平均は小幅続伸です。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が大手金融保証会社(モノライン)3社に対し、地方債8000億ドルの再保証を提案したことはいったん好感されたものの、実現の可能性は低いとの見方が次第に強まりました。前場は欧州やアジアマネーから海運や商社にバスケット買いが入ったものの、後場に入るとヘッジファンドの解約申請期限に伴うとみられる売りが観測され、上げ幅を縮小させました。


<外国為替市場>           15時時点
ドル/円  107.18/21円   ユーロ/ドル 1.4573/78ドル

 ユーロ/円 156.21/32円

 

 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点に比べ小幅円高の107円前半で取引されています。米国債の償還・利払い集中日を今週末に控え、一部国内の大手機関投資家が受け取ったドルを円に替える「円転」需要の高まり、アジア株安などが円買いの背景となりました。


<短期金融市場>           15時30分
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)498回債

               流通利回り  0.550%(変わらず)

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)    99.405(─0.015)

             安値─高値    99.405─99.420


 無担保コール翌日物は、0.50%を中心とした取引となりました。準備預金の積み最終日を控えているが資金を取り急ぐような動きはなく、スポネ(15─18日の翌日物)も0.51─0.52%付近が取引の中心で落ち着いた推移です。海外市場ではLIBORなどが下げ渋っているが、コール市場への影響はみられないようです。年度末越えのターム物の出合いは、一部の証券や外銀の取りで0.7%後半を中心に横ばい圏で推移しています。新発3カ月物政府短期証券(FB)の入札は、潤沢な資金を抱えた国内勢の需要を中心にしっかりとした結果となりました。ユーロ円金先は株高/債券安を嫌気し売りが優勢となりましたが、金融政策の方向性が見極められない中では一方向に大きくポジションを傾けることができず、金先は狭いレンジでの推移が続いています。

NYダウは12,373.40ドル、プラス133.40

<米株式市場>
バフェット氏がインタビューにて8000億ドルもの州発行債券を引き受ける意向があると伝えたことで、シティグループやJPモルガンなど金融関連の上昇が目立ち、総じて堅調な動きとなりました。一方、ナスダックは上値重いでした。S&P500 3月限は一時1360台まで上昇するも、結局1240台と上げ幅を縮めました。NYダウは12,373.40ドル、プラス133.40です。


<米為替市場>
欧州時間に発表されたZEW景況感調査が、予想外に良い結果となったことから、ユーロ経済は米景気後退の影響をあまり受けないのではという見方が広がり、ユーロは堅調に推移しました。また、トリシェECB総裁は依然利上げスタンスにあるということもサポートとなったようです。ユーロドルは一時1.46を回復し、現在は1.4585付近で小動きとなっています。一方クロス円は、NYダウが堅調に推移したことでリスク許容度が高まり、円売りが優勢となり小幅ながらジリ高となりました。ドル円は107.30での推移となっています。

ドル/円は106円後半で取引

<国内株式市場>
日経平均 13021.96円(4.72円高)

      12923.42円─13138.28円 出来高 21億5907万株


 国内株式市場で日経平均は小幅反発です。大引けにかけて上げ幅を縮小させたがプラスで引け1万3000円台を維持しました。投信などから買い戻しが入ったがサブプライムローン問題拡大への不安が根強く上値が重い展開です。9日に東京で開かれた7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)は特段材料視されませんでした。TOPIXは小幅続落です。


<外国為替市場>          15時時点
ドル/円  106.95/00円   ユーロ/ドル 1.4522/27ドル

 ユーロ/円 155.37/41円

 

 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点からほぼ変わらず106円後半で取引されています。東京市場では手掛かり難から主要通貨が軒並みこう着です。ドル/円は電子取引のEBSで上下わずか26銭の値動きにとどまりました。日本で前週末に行われた7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)も予想の範囲内との声が大勢で、値動きへの影響は限られました。


<短期金融市場>          15時20分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り   ───  (出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)    99.415(─0.010)

             安値─高値    99.405─99.440


 無担保コール翌日物は、誘導目標(0.50%)付近の取引です。国債発行日にあたるうえ準備預金の積み最終日が近づいていますが、目立って資金を取り急ぐ動きはみられず午後には0.50%割れの出合いも増えました。積み最終日に向けた取引は過熱感はなく、同日を挟むターム物やレポGCレートも0.55%付近が出合いの中心で落ち着いて推移しています。年度末越えは外銀勢や証券勢の0.7%後半から0.8%付近にかけての取引が主体のようです。ユーロ円金先は、前週末の7カ国財務相・中央銀行総裁(G7)も大きな材料にならず、売り買いが交錯し方向感に欠ける展開でした。

NYダウは堅調に推移

<米株式市場>
シェブロンとバンカメがダウ構成銘柄に選ばれ、逆にアルトリア、ハニーウェルがはずされたことを受け、朝方のNYダウは一時混乱して100ポイント以上の下げとなりましたが、午後にかけてはNY原油の続伸などにサポートされて、堅調な動きとなりました。S&P500 3月限は1320付近ではサポートされ、1330台を推移しました。NYダウは12,240.01ドル、プラス57.88です。


<米為替市場>
先週末に行われたG7において、更なる金融市場の混乱について懸念されたことで、リスク回避の動きがやや先行し、円が強含みました。またNYダウが堅調に推移したことで、クロス円は戻していますが、ドル円は現在も106.90と107円を回復出来ず、上値の重い展開が続いています。ユーロは対ドルでじり高となっており、現在は1.4525付近を推移しています。また、依然として利上げスタンスにある豪ドルの堅調ぶりも目立ちました。

ユーロ/円は155.70付近での推移

<米株式市場>
前日は反発となったものの、追随乏しく、本日は信用収縮の拡大の懸念を背景に軟調な動きとなりました。マイクロソフト、アップル、またNY原油の急伸やメタル関連の上昇を背景に下げ幅は限られました。業種別では米政府の規制強化の懸念により医療保険関連の下げが目立ちました。S&P500 3月限は一時1320台に下押されました。NYダウは12,182.13、マイナス64.87です。


<米為替市場>
本日はカナダの雇用統計や失業率が発表され、良い結果となったことからカナダドルの上昇が目立ちました。現在は対ドルで1.00付近での推移となっています。ユーロ/ドルは本日は堅調に推移し1.45を回復しているものの、利下げが遅れればその分ユーロ圏の経済も悪化するとの見方が多く、ユーロの地合いは弱くなっています。クロス円はレンジ内での小動きとなり、現在ドル/円は107.30、ユーロ/円は155.70付近での推移となっています。

ドル/円は106円半ばで取引

<国内株式市場>
日経平均 13207.15円(107.91円高)

      12972.55円─13244.19円 出来高 23億7380万株


 国内株式市場では、日経平均が反発です。米国株安を受けて軟調に始まり、一時は1万3000円を割り込む場面もみられましたが、この水準では値ごろ感からの買いが入って切り返し、自律反発に転じた。8日のオプションSQを意識して先物の取引が活発だったことも、日経平均の動きをめまぐるしいものにしました。


<外国為替市場>           15時時点
ドル/円  106.52/57円   ユーロ/ドル 1.4615/20ドル

 ユーロ/円 155.69/76円


 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅円高の106円半ばで取引されています。 円のセンチメントは強く、前日の米株安を受けて、日経平均株価が一時、2週間ぶりに1万3000円台を割り込むなどアジア株が軒並み軟化したことを受けて、リスク回避の円買いが強まりました。きょう7日は欧州中央銀行(ECB)と英中央銀行(BOE)の金融政策決定が予定されています。ECBに対しては、利下げを求める声が高まっていますがが、今回も政策金利を4.0%に据え置くと見られています。


<短期金融市場>           15時40分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.48─0.49%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.550%(─0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年9月限)    99.395(─0.005)

             安値─高値    99.385─99.415


 無担保コール翌日物金利は午後弱含みです。朝方は外銀や地銀を中心に調達する動きが出ていましたが、調達が一巡した午前終盤から金利低下圧力がかかりました。日銀が午後零時50分の定例調節で手形売出オペを通告して3000億円を即日吸収。0.48─0.49%で、準備預金の積みを進めたいとする邦銀勢が調達していましたが、追随する動きは見られず、盛り上がりに欠いた取引となりました。ユーロ円3カ物金利先物市場は方向感に乏しい展開です。株価の下落局面では買いが入りましたが、きょうから本格化する欧州金融機関の決算発表を見極めたいとして新規取引が手控えられた模様です。

無担保コール翌日物の取引中心金利は0.505%付近での推移

<国内株式市場>
日経平均 13099.24円(646.26円安)

      13099.24円─13552.19円 出来高 25億0822万株


 国内株式市場では、日経平均が大幅続落です。600円を超える下げで安値引けとなりました。米リセッション懸念の強まりから相場は全面安となり、断続的な先物売りも日経平均を押し下げました。市場では再び1万3000円の下値が視野に入ってきています。


<外国為替市場>        15時時点
ドル/円  106.40/45円   ユーロ/ドル 1.4635/40ドル

 ユーロ/円 155.80/86円


 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点に比べ小幅円高の106円半ばで取引されています。前日の米株安を手掛かりにアジア株が軒並み安となったことを受け、外為市場ではリスク回避の円買いが強まりした。午後には株価との相関性が一時的に崩れましたが、日経平均が終盤になって想定以上に下げ幅を拡大すると、円買いの動きが強まりました。


<短期金融市場>        15時40分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.505%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.555%(変わらず)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.340(+0.030)

             安値─高値    99.340─99.360


  無担保コール翌日物の取引中心金利は0.505%付近での推移です。朝方は外銀が0.51%付近で調達する場面もありましたが、調達一巡後は落ち着きを取り戻しました。午後には銀行勢が日銀誘導目標の0.50%を下回る水準で調達するなど弱含みの展開となりました。日銀が午後に実施した共通担保資金供給(本店)オペ(2月7日─2月15日)の案分落札金利は0.530%と前日の同オペ(2月6日─2月29日)の0.540%に比べて小幅低下です。ユーロ円3カ月金利先物市場は反発。米景気後退懸念で株価が大幅安となったことを受けて買い戻しが入りました。中心限月08年6月限は一時前日清算値に比べて5ティック高の99.360に上昇です。財務省が発表した3カ月物政府短期証券(FB)入札結果で、最高落札利回りが0.5603%と前回債(0.5502%)に比べて小幅上昇し、FBの発行日となる12日スタートのレポGC翌日物金利は0.54%付近とややしっかりした状態です。

ドル/円は106.90付近での推移

<米株式市場>
サービス業ISM指数が41.9と予想を大幅に下回り、米景気後退との見方が広がり、総じて大幅下落の動きとなりました。今後もさらなる景気後退を示す経済指標が出てくるかどうかが注目されます。米国市場の下落により、エマージング市場の下げも目立ち、ボラティリティも増加しています。S&P500 3月限は一時1340を割込む急落ぶりとなりました。NYダウは12,265.10ドル、マイナス370.03です。


<米為替市場>
予定されていた時刻より早く発表された米ISM非製造業景況指数は、41.9と予想を大幅に下回ったことから、リセッションに対する懸念が高まり株式市場が急落。これを受けリスク回避の動きが先行し円が買われました。ドル/円は107円後半から一気に107円を割り込み、現在も106.90付近での推移となっています。ユーロは依然として金利に対して強気スタンスを変えないことが、成長を妨げるのではとの懸念が高まり、総じて軟調な動きとなりました。現在は1.4645となっています。現在のドルにサポート材料はないものの、ユーロ/ドルのトレンド転換は近いとの見方が多いようです。

日経平均株価は13745.50円、114.20円安

<国内株式市場>
日経平均 13745.50円(114.20円安)

      13665.64円─13821.92円 出来高 20億2626万株


 国内株式市場では、日経平均が反落です。4日の大幅高のあとの戻り売りや利食い売りから、一時は200円近く下落する場面もみられました。決算発表が本格化するなか、米国景気の不透明感を企業業績が織り込み始めており、発表を受けて売り込まれる銘柄が目立ったことも、市場のセンチメントを悪化させたようです。


<外国為替市場>        15時時点
ドル/円  106.84/89円   ユーロ/ドル 1.4811/16ドル

 ユーロ/円 158.34/37円


 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅高の106円後半で取引されています。オーストラリア準備銀行は5日午後、市場の予想通り25bp(ベーシスポイント)の利上げを決めました。大幅利下げの米ドルや先行き不透明のユーロなど、主要通貨の方向性が鮮明になってきたことを受け、対円相場にも微妙な変化が出ると指摘する声も出てきています。


<短期金融市場>         15時45分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50─0.51%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.555%(+0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.310(─0.035)

             安値─高値    99.305─99.345


 ユーロ円3カ月金利先物市場は急落です。与謝野馨前官房長官がロイターとのインタビューで、協調利下げ観測について日本が金利を下げても意味があるとは思わないし、下げ余地もないと発言したことを嫌気して期先を中心に売りが膨らんだようです。中心限月08年6月限は前日清算値に比べて4ティック安の99.305と1月8日以来約1カ月ぶりの水準を付けました。無担保コール翌日物の取引中心金利は0.50─0.51%付近での推移です。朝方は日銀のきつめ調節を受けてしっかりと推移する場面もありましたが、日銀が午後の定例調節で共通担保資金供給(本店)オペで2000億円を即日供給に踏み切ったのをきっかけに弱含みました。

ドル/円は現在106.75付近での小動き

<米株式市場>
個人の支払い不履行が増加するとの見通しより、クレジットカードなどの金融関連の下げが目立ち、総じて反落の動きとなりました。今後も金融関連の損失発表はまだまだ続くと予想されており、依然として楽観できない情況です。S&P500 3月限は一時1400をタッチしましたが、結局引けにかけては1380台を割込みました。NYダウは12,635.20ドル、マイナス108.03です。


<米為替市場>
本日発表された指標が予想を上回ったことでドル強含み、一時的にドル/円は上昇しましたが、NYダウが軟調に推移したことで上値の重い動きとなりました。しかしながら、大幅な米利下げを受け為替市場のボラティリティーが低下したことで円売り圧力も強くなっているようです。ドル/円は現在106.75付近での小動きとなっています。ユーロは今週の政策金利では現状維持が予想されていることから堅調に推移し、対ドルでは1.4830となっています。また、明日に利上げが予想される豪ドルも堅調に推移しました。

米国株高や米モノライン(金融保証会社)への救済策が買い安心感につながる

<国内株式市場>
日経平均 13859.70円(362.54円高)

      13642.60円─13889.24円 出来高 20億2577万株


 国内株式市場では、日経平均が急反発です。米国株高や米モノライン(金融保証会社)への救済策が買い安心感につながり、一時は400円近く上昇する場面もありました。ただ、1万3800円台ではこれまでの急速な戻りのあとの利食い売りや戻り売りも出て高値もみあいに転じました。


<外国為替市場>       15時時点
 ドル/円  106.79/84円   ユーロ/ドル 1.4808/13ドル

 ユーロ/円 158.17/23円


 午後3時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から小幅円安が進み106円後半で取引されています。引き続き株価をにらみながらクロス円主導の相場展開です。日経平均株価が上昇幅を縮小させると円がやや買われる局面もみられました。ただ手掛かりが乏しく、全般的に方向感の出にくい値動きだったようです。


<短期金融市場>       15時30分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.50%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.550%(変わらず)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.350(─0.045)

             安値─高値    99.330─99.380


 無担保コール翌日物金利は0.50%付近で推移しました。税揚げや政府短期証券(FB)発行などによる資金不足日を迎えましたが、積極的に資金調達を急ぐ動きは見られませんでした。午後には都銀が0.5%割れの水準で調達していたようですターム物は1週間物が0.54%付近、1カ月物が0.54─0.57%付近で推移です。足元金利の安定を受け、日銀が午後に実施した共通担保資金供給(本店)オペ(2月5日─2月26日)の案分落札金利は0.54%と1日の同オペ(2月4日─2月27日)に比べて横ばいです。ユーロ円3カ月金利先物市場は株高で利益確定売りが優勢で、中心限月08年6月限は一時前週末清算値比6.5ティック安の99.330と1月10日以来の水準に下落しました。

ユーロが導入以来の史上高値の更新に失敗したことを受け、急落

<米株式市場>
マイクロソフトのヤフー買収提案のニュースを受けて夜間取引では堅調だったものの、米就業者数は予想に反して1.7万人の減少となり、朝方は軟調。しかし、12月度の就業者数が大きく上方修正され、またインフレ上昇が抑えられたとの見方より、さらなる利下げの期待が広がり、後半にかけては堅調な動きとなりました。S&P500 3月限は1390台と1400台回復にあと一歩に迫りました。NYダウは12,743.19ドル、プラス92.83です。


<米為替市場>
本日発表された雇用統計が予想を大きく下回ったことでドル売りへと反応し、ユーロ/ドルは急上昇するも、その後発表されたISM製造業景況指数が良い結果となり好感されたことや、ユーロが導入以来の史上高値の更新に失敗したことを受け、急落となりました。現在も1.48と本日の安値付近で推移しています。また、雇用統計の結果を受け急落したクロス円は、ドル買いを受け反発しており、ドル/円は106円半ばでの推移となっています。

日経平均株価は13497.16円、95.31円安

<国内株式市場>
日経平均 13497.16円(95.31円安)

      13444.08円─13648.39円 出来高 21億1445万株


 国内株式市場で日経平均は反落です。米モノライン(金融保証会社)の格付けに関してムーディーズ・インベスターズ・サービスやスタンダード&プアーズ(S&P)から発表が相次ぎ、市場ではモノラインへの不安が再び台頭しました。今晩に1月米雇用統計や1月米ISM製造業景気指数の発表を控えて積極的に動きづらい中、先物などの売りに押されました。業種別では海運や空運、保険などが買われました。不動産や銀行、情報・通信はさえないようです。


<外国為替市場> 15時時点
ドル/円  106.38/43円   ユーロ/ドル 1.4860/65ドル

 ユーロ/円 158.15/19円


 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず、106円前半で取引されています。この日のアジア市場では各国株価がまちまちとなり、円相場は狭いレンジ内ながら神経質な値動きが続きました。国内勢がリパトリエーション(資金の本国還流)とみられる円買いに動く一方、一部海外勢は円を売り仕掛けるなど売買も交錯しました。


<短期金融市場>         15時30分時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.497%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.550%(+0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.395(変わらず)

             安値─高値    99.390─99.405


 短期国債市場で3カ月物政府短期証券497回債(FB、5月8日償還)の流通利回りが小幅上昇しました。少額の調整売りが出たのが主因のようです。一方、海外市場で発表予定の1月米雇用統計を控えた様子見姿勢から、ユーロ円3カ月金利先物は小動きで推移しなした。無担保コール市場では、月末通過で調達意欲に陰りが見られ、翌日物金利が弱含む場面もありました。日銀は即日実施のオペを見送りました。

NYダウは200ポイントを超える上昇

<米株式市場>
前日の流れを受けて軟調に始まったものの、その後は前日の米追加利下げが見直され、また月末前のポジション調整なども加わり、総じて急反発する動きとなりました。信用収縮の不安が依然として根強いものの、先日不調だったアメリカンエクスプレスとは対照的に、マスターカードの好決算が伝えられ、本日は金融関連の上昇が目立ちました。S&P500 3月限は1330台ではサポートされ、1370台まで回復する動きとなりました。NYダウは12,650.36ドル、プラス207.53です。


<米為替市場>
朝方発表された新規失業保険申請件数が悪化したことでドル売り優勢で始まり、ドル円は106円を割り込む場面も見られましたが、その後はNYダウの200ポイントを超える上昇に追随し、現在は106円半ばまで小反発しています。ユーロドルは序盤は軟調に推移したものの、ドルとの金利差逆転を背景とした買い意欲も強く、現在は1.48後半で底堅く推移しています。一方、ユーロドルのピークは近いとの声もあるようです。

日経平均株価は終値で前日比200円を超す上昇

<国内株式市場>
日経平均 13592.47円(247.44円高)

      13154.77円─13622.68円 出来高 23億9283万株


 国内株式市場で日経平均は大幅反発です。米モノライン(金融保証会社)格下げ報道で前日の米株が反落したことを嫌気して売り先行で始まったが米モノラインMBIAが投資会社ウォーバーグ・ピンカスによる5億ドルの出資が完了したと発表したことをきっかけに下げ渋りました。年金などの実需の買いが入ったことも下支えとなり前日比でプラスに転じ後は上げ幅を拡大し、終値で前日比200円を超す上昇となりました。業種別では自動車などの輸送用機器、空運、精密機械などの上昇が目立ち、鉱業、証券、小売は売られました。


<外国為替市場>         15時時点
ドル/円  106.44/49円   ユーロ/ドル 1.4878/83ドル

 ユーロ/円 158.48/53円


 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅円安の106円半ばで取引されています。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の大幅利下げが行われたにもかかわらず、市場ではサブプライムローン問題は完全解決しないとの見方が根強く、ドル/円、クロス円ともに上値の重い展開が続きました。


<短期金融市場>         15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.509%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  ――

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.400(+0.005)

             安値─高値    99.395─99.440


 短期金融市場でユーロ円3カ月金利先物が小幅上昇しました。米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ決定を受けた外部環境が支援材料のようです。高値では持ち高整理の売りに押されました。6カ月物割引短期国債(TB)の429回債流通利回りは外国証券からとみられる思惑的な買いが入り、政策金利に迫る水準で低位横ばいです。無担保コール翌日物は、月末要因からの大幅な金利上昇には至らなかったようです。

クロス円は利下げを受け、円買いが優勢

<米株式市場>
FOMCでの0.5%利下げが素直にはやされ、米株式市場は急上昇の動きとなりました。本日の発表を受けて銀行など、金融関連が一時上昇しましたが、引けにかけては軟化しました。米景気後退を防ぐためと伝えられた今回の発表ですが、今週末には1月度の米雇用統計の発表を控えており、今後も引続き米経済指標の内容が注目されています。S&P500 3月限は1370台を探るも、引けにかけては1350台に軟化しました。NYダウは12,442.80ドル、マイナス37.47です。


<米為替市場>
朝方発表されたADP雇用統計や実質GDPは好悪混在となりましたが、FOMCを控えていたことから特に大きな反応はありませんでした。FOMCでは予想通り0.50%の利下げが行われドル売りへと反応し、ユーロドルは一気に1.48後半まで上昇、その他の通貨に対してもドルは軒並み売られる展開となりました。序盤は動意に欠け小動きだったクロス円は利下げを受け、円買いが優勢となり、さらに後半にかけては上昇したダウが再びマイナスに転じたことから円買いが加速し、ドル円は現在106.60での推移となっています。

無担保コール市場では翌日物金利がおおむね誘導目標に沿って推移

<国内株式市場>
日経平均 13345.03円(133.83円安)

      13271.13円─13514.13円 出来高 23億3485万株


 国内株式市場で日経平均は反落です。前場は小幅続伸で引けたものの、今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、追加利下げの幅やそれに対する米国株式市場の反応が読みづらいとの見方が広がり、後場はマイナスに転じました。香港のハンセン指数.HSIなどアジア株が下落したことや、午後にみずほフィナンシャル・グループのサブプライムローン関連損失拡大が報じられたことをきっかけに短期筋の先物売りが加速し、一時、前日比終値で200円を超す大幅な下落となりました。業種別では電気・ガスや石油・石炭、鉄鋼などの下げがきつく、海運や金融、不動産は上昇しました。


<外国為替市場>         15時時点
ドル/円  106.77/80円   ユーロ/ドル 1.4759/64ドル

 ユーロ/円 157.59/69円


 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点に比べ円高の106円台後半で取引されています。106円の半ばから下は実需のドル買い需要があり底堅い展開です。市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策決定に注目が集まっており、0.50%ポイントの追加利下げを見込む参加者が多いなか、利下げ見送り観測も浮上しています。


<短期金融市場>         15時時点
無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.502%付近

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.540%(+0.005)

 ユーロ円3カ月金先(08年6月限)    99.395(―0.005)

             安値─高値    99.380─99.405


 短期金融市場でユーロ円3カ月金利先物が下げ渋りました。米株高/債券安の流れを継いで朝方は売りが先行しましたが、、日経平均株価が方向感に乏しい値動きを続けたため、取引一巡後は動意が和らぎました。この日発表された鉱工業生産指数が弱い内容だったのも相場を支えたようです。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた様子見気分も大勢をしめました。一部参加者の利下げ観測が後退し、3カ月物政府短期証券の利回りは小幅上昇しました。無担保コール市場では翌日物金利がおおむね誘導目標に沿って推移です。日銀は即日実施のオペを見送りました。

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