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ニューヨーク・東京のマーケット動向を、現役トレーダーが自分たちの目線で語ります。

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  • 04/18/14:15

日経平均株価は11609.72円、605.04円安

<国内株式市場>
日経平均 11609.72円(605.04円安)

      11551.40円─12028.45円 出来高 26億0639万株


 国内株式市場で日経平均は急反落です。600円を超す下げとなり、2005年7月以来の安値水準で引けました。米リーマン・ブラザーズの破たんを受けて海外金融セクターへの懸念が強まり、世界的な金融システムリスクが意識されたことで銀行株を中心に全面安の展開です。株価水準が下がったことでリンク債のノックイン価格を意識した先物売りも加わり、一時は1万1500円台まで下値を切り下げました。


<外国為替市場>           17時時点
ドル/円 103.68/73円   ユーロ/ドル 1.4240/45ドル

 ユーロ/円 147.60/70円


 午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から下落し、103円後半で取引されています。米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの連邦破産法適用申請を受け、米金融セクターに対する不安から混乱が続いているます。リスク回避を背景とした円買いの流れが続いているが、米利下げを見込んだドル売り、さらには欧州時間を控えリパトリエーション(資金の本国還流)をにらんだ欧州通貨買いの動きもあり、複雑な値動きとなっています。夕方にかけては欧州の株安を嫌気してクロス円売りの動きが加速しました。ユーロ/円は一時147.60円を付け、約2年ぶりの安値に接近です。海外市場で株安が進めば、ドル/円、クロス円の一段下落も予想されています。


<短期金融市場>             18時20分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.524%

 3カ月物FB(政府短期証券)540回債

               流通利回り  0.590%(+0.010)

 ユーロ円3カ月金先(09年3月限)    99.260(+0.085)

             安値─高値    99.205─99.340


 無担保コール翌日物金利は強含みです。リーマン・ブラザース・ホールディングスの破たんを受けて金融不安が高まり、資金の出し手が運用に慎重になりました。朝方から外銀や証券は一時0.5%台半ばまで水準を切り上げて調達。これに対して、日銀は午前と午後の2回にわたり共通担保資金供給オペを通告して総額2兆5000億円を即日供給して金利上昇をけん制しました。午後の外為決済に絡んだ外銀勢の調達が一巡した後はやや落ち着きを取り戻し、邦銀勢が0.5%を下回る水準で調達しました。17日スタートの翌日物(トムネ)は一時0.75%付近に上昇しました。レポGC金利も上昇し、出し手が慎重になる中、19日スタートの翌日物が0.60─0.68%の気配で推移しています。足元金利が不安定であるため3カ月物政府短期証券(FB)の入札にも慎重になる参加者が増え、最高落札利回りは約半年ぶりに0.61%台に上昇しました。世界的な「質への逃避」による金利の低下とともに、ユーロ円3カ月金利先物は急騰しました。
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