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ニューヨーク・東京のマーケット動向を、現役トレーダーが自分たちの目線で語ります。

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  • 04/26/16:53

日銀は朝方に1兆円の即日資金供給オペを1週間のタームで実施

<国内株式市場>
日経平均 10155.90円(317.19円安)

       9916.21円─10363.14円 出来高 29億6513万株


 国内株式市場では日経平均が続落です。一時は下げ幅が500円を超え、2003年12月以来の1万円割れとなりました。しかし、心理的な節目を割り込んだことで短期的には達成感が広がり、その後は買い戻しが強まって下げ渋りました。このところ売り込まれてきた三菱UFJフィナンシャル・グループやコマツが切り返し、日経平均は終値で1万円台を維持しました。グローベックス市場の米国株先物がしっかりとなったことで、いったんは世界的な株安連鎖に歯止めがかかるのではないかとの期待も浮上しているが、本格的な底入れ感は乏しいということです。東証1部の騰落は値上がり315銘柄に対し値下がり1356銘柄、変わらずが42銘柄でした。


<外国為替市場>          17時時点
ドル/円  102.70/75円   ユーロ/ドル 1.3572/77ドル

 ユーロ/円 139.46/56円


 午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から円安に振れ、102円後半で取引されています。前日のクロス円の大幅下落を経て利益確定の買い戻し機運が高まる中、オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)が予想外の大幅利下げに動き、アジア株や米株先物が下げ渋ったことで、円の売り戻しが活発となりました。前日に5円を超える下げで3年ぶりの安値を更新したユーロ/円は、一段の円売りを誘発するストップロスを巻き込んで5円近い反発となり、140円台を一時回復しました。しかし夕方の取引では、英銀大手が英国政府に金融支援を要請したとの報道などをきっかけに英ポンドが急落です。欧州株が下落に転じたことを受け、クロス円にも戻り売りが強まりました。


<短期金融市場>          17時45分
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.505%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り  0.625%(変わらず)

 ユーロ円3カ月金先(09年3月限)    99.260(─0.020)

             安値─高値    99.235─99.340


 無担保コール翌日物は、外銀勢で0.5%後半、地銀勢で0.50─0.5%前半、大手邦銀で0.48─0.50%付近の取引が多くでました。日銀の積極的な資金供給の効果で資金のひっ迫感が緩和され、一部では0.6%台の調達も残っているものの、すでに出し手に回っている金融機関もあるようです。トムネなど先日付の取引でも、外銀向けの資金オファーが徐々に出てくるようになったようです。一方、このところは地銀の調達意欲が強さが目立ち、月初に税揚げ日を迎えたことや株価急落などからの評価損を抱えていることが、地銀勢のポジション悪化につながっている可能性があるとみられています。大手邦銀の準備預金の積みはおおむね平均以上に進んでいるが、0.5%を大幅に下回るような水準での調達は少なくなっており、日銀は午後の資金吸収オペは見送りとしました。日銀は朝方に1兆円の即日資金供給オペを1週間のタームで実施、落札レートは0.65%で強い需要が示されました。
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