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ディーラー・ニュース

ニューヨーク・東京のマーケット動向を、現役トレーダーが自分たちの目線で語ります。

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  • 04/27/02:46

円全面高の展開にドル/円は一時102.85円まで下落し、5月以来5カ月ぶりの安値

<国内株式市場>
日経平均 10473.09円(465.05円安)

      10374.38円─10839.50円 出来高 25億6695万株

 

 国内株式市場では日経平均が大幅続落です。下げ幅は一時、500円を超え、2004年2月以来の安値で取引を終えました。TOPIXも2003年12月以来の1000ポイント割れとなりました。欧米金融セクターへの不安に加えて世界的な景気悪化も懸念され、海外勢を中心とする投げが続きました。さらに、対ドルや対ユーロで急速に円高が進行したことを受けて先物売りが加速しました。日経平均は後場に入って一段安となりました。


<外国為替市場>      17時時点
ドル/円 103.70/75円   ユーロ/ドル 1.3605/10ドル

 ユーロ/円 141.12/17円


 午後5時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から円高が進み103円後半で取引されています。米国発の金融不安が欧州など他地域・国へ飛び火するとの見方が強まり、週明けの取引ではユーロが対円で5円超下落し2年半ぶり、対ドルでも1年ぶりの安値を更新です。英ポンドや豪ドルなどの売りも激しく、円は幅広い通貨に対して数年ぶりの高値を更新する全面高となりました。世界的な株安で投資家がリスク回避姿勢を強めていることが、円の上昇につながったとする見方もあるようです。円全面高の展開にドル/円は一時102.85円まで下落し、5月以来5カ月ぶりの安値をつけました。


<短期金融市場>           17時35分
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.484%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り    ──(出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(09年3月限)  99.290(+0.040)

             安値─高値   99.275─99.305


 日銀は前週末に続き、朝方に即日資金供給をターム物で実施する一方で、午後には即日資金吸収を行いました。共通担保資金供給オペは約2週間のタームでの供給で、即日開始のものとしては最長です。足元だけでなく先々の資金繰りまで安心感を与える狙いがあったとみられています。オペレートも低下しました。コール市場のターム物の取引レートは下げ渋った一方、午後の手形売りオペの案分レートは案分レートが0.470%と前回から低下しました。大手邦銀などが資金余剰気味となっているのに加え、日銀の積極的な資金供給で一部の外銀の間でも余剰感が生じてきたことが反映されました。レポ金利が0.7%付近で高止まりしていることで、6カ月物政府短期証券(FB)の入札では応札に慎重になる参加者が多く、最高落札利回りは0.69%台と1年2カ月ぶりの水準に上昇しました。
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